- 2025.05.06
- 2025.05.06
十八親和銀行の住宅ローン審査は厳しいって本当?特徴や審査基準を徹底解説
十八親和銀行の住宅ローン審査は他行と比べて特別厳しいわけではありません。しかし「審査に落ちたらどうしよう」と、審査結果が心配な方も多いでしょう。十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちる可能性を減らすためにも、審査の特徴を事前に把握しておくことが大切です。
本記事では、十八親和銀行の住宅ローン審査の基準や特徴、落ちやすくなる原因について解説します。審査の流れや落ちた時の対処法も紹介するので、十八親和銀行の住宅ローンを検討中の方はぜひ参考にしてください。
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十八親和銀行の住宅ローンの審査は厳しい?
十八親和銀行の住宅ローンの審査は、特別厳しいわけではありません。
本章では、十八親和銀行の住宅ローン審査について、利用基準と審査基準を詳しく解説します。
十八親和銀行の住宅ローンの利用基準
十八親和銀行の住宅ローンの主な利用基準は、以下のとおりです。
- 借入時の年齢が満18歳以上71歳未満(完済時の年齢が85歳未満)
- 世帯主もしくは生計維持者の方
- 同じ勤務先に1年以上お勤めの方
- 営業開始後2年以上経過されている自営業の方
- 税込年収が250万円以上の方
- プレミアム住宅ローンの保証会社の保証を受けられる方
- 団体信用生命保険に加入が認められる方
- 給与振込または年金振込を指定している方
上記のように、申込者について細かくが定められています。
ただし、これらの条件を全て満たしているからといって必ず審査に通過できるわけではない点には、十分留意しておきましょう。
十八親和銀行住宅ローンの審査基準は非公開
十八親和銀行の住宅ローンの審査基準は現状非公開ですが、申込者が記入した情報をもとに総合的に判断されています。
「審査基準については、お答えすることができません。仮審査ではご記入、ご入力いただいた内容をもとに、ご融資させていただけるかどうかを総合的に判断しております。」
引用元:十八親和銀行「商品・サービス一覧」
また、審査基準は公開されていませんが、上記で紹介した利用基準に加えて以下のような項目で条件が定められています。
- 資金の使い道
- 融資金額・融資限度額
- 融資期間
- 返済方法
- 担保の設定
- 保険の加入
これらの詳細を事前に十八親和銀行の公式サイトで確認しておくことが大切です。
十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちやすくなる原因
本章では、十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちやすくなる原因を5つ紹介します。
- 勤続年数が少ない
- 健康状態に不安がある
- 収入が不安定
- 借入が多数ある
- 過去に返済事故を起こしたことがある
事前に審査に落ちる原因を把握し、改善できるように準備しておきましょう。
勤続年数が少ない
勤続年数が少ない場合は、審査に落ちやすくなります。
住宅ローン審査では安定した収入があるかが重視されるため、勤続年数が1年未満など極端に短い場合は審査に不利となる可能性があります。
そのため、転職直後や試用期間中の場合は注意が必要です。
健康状態に不安がある
十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちやすい原因のひとつが、健康状態に不安があるケースです。
住宅ローンを組むには団体信用生命保険(団信)への加入が基本条件となります。
しかし、持病があったり過去に大きな病歴があったりする場合は団信に加入できず、結果的に審査に通らないケースがあります。
収入が不安定
収入が不安定な場合は、十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちやすい状態です。
自営業者やフリーランスなど、毎月の収入に波がある職業の方は審査で安定性を問われやすい傾向があります。
特に、確定申告の収入が直近で大きく変動していると返済能力に疑問を持たれる可能性があるため注意が必要です。
借入が多数ある
借入数が多い場合も、十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちる原因につながります。
複数のローンを抱えている場合、返済負担率が高くなり住宅ローン審査にマイナスの影響を与えることがあります。
クレジットカードのリボ払いやマイカーローン、消費者金融からの借入なども対象です。
そのため、審査前にはできるだけ既存のローンを整理しておきましょう。
過去に返済事故を起こしたことがある
返済事故を起こした過去がある場合も審査に落ちやすくなるため、注意が必要です。
過去にカードローンやクレジットカードの延滞・携帯代金の滞納などがあった場合、信用情報にキズが残り住宅ローン審査に大きく影響します。
特に、ブラックリストに記載されている状態の場合、審査通過は非常に困難です。
完済後も5年間は記録が残るため、計画的な信用管理が必要です。
住宅ローンの審査が通らない理由について、もっと詳しく知りたい場合は以下の記事も参考にしてください。
住宅ローン審査が通らない驚きの理由16選!審査時のNG行動や正しい対策を解説
十八親和銀行の住宅ローンの特徴
本章では、十八親和銀行の住宅ローンの特徴を以下の4つに分けて詳しく解説します。
- 十八親和銀行の住宅ローンの種類
- 十八親和銀行住宅ローンの団体信用生命保険の種類
- 十八親和銀行の住宅ローンの金利
- 十八親和銀行の住宅ローンの手数料・保証料
それぞれ詳しくみていきましょう。
十八親和銀行の住宅ローンの種類
十八親和銀行の住宅ローンの主な種類には、基本となるプレミアム住宅ローンと全期間固定金利住宅ローン、2つを合わせたミックスプランがあります。
また、オール電化住宅向けの「オール電化住宅ローン」や、特定の機器の導入で金利優遇を受けられる「ホットメリット住宅ローン」、住宅金融支援機構の「フラット35」などがあり、自分にぴったりの住宅ローンを選べる可能性が高いといえます。
ただし、細かな金利や条件は時期や商品タイプによって変動するため、最新情報は十八親和銀行の公式サイトでご確認ください。
十八親和銀行住宅ローンの団体信用生命保険の種類
十八親和銀行の住宅ローンの団体信用生命保険には、がん保証プラン・八大疾病保障付団信・連生がん保障プランの3つがあります。
がん保証プランでは、以下のような状況になった際に住宅ローンの残高が0円になります。
- がんと診断されたとき
- 死亡・高度障害になったとき
- 余命半年以内の診断を受けたとき
また、がん診断時やがんが原因の先進医療の療養時、病気や怪我で入院した際は一時金が支払われ、金利の上乗せの必要はありません。
八大疾病保障付団信は、脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態が60日以上継続した場合や、以下のような特定の症状で就業不能状態が12ヶ月継続した場合に住宅ローンの残高0円になります。
- 高血圧症
- 糖尿病
- 慢性腎不全
- 肝硬変
- 慢性膵炎
ただし、保険金や診断給付金の支払いには条件があり、八大疾病保障付住宅ローンは通常の住宅ローン金利に年0.1%上乗せされるため留意しておきましょう。
連生がん保障プランは、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合に住宅ローン残高が0円になりますが、通常の金利に加え0.3%上乗せされます。
どのプランでも、加入する際は契約概要や注意喚起情報を必ず確認しましょう。
十八親和銀行の住宅ローンの金利
十八親和銀行の金利は、変動金利と固定金利、フラット35の3つの種類から選択可能です。
以下は、主要商品であるプレミアム住宅ローンの特別金利です。
融資手数料型(変動金利:年2回見直し) | がん保証付 | 8大疾病保障特約付 |
年0.625% | 0.725% | 0.825% |
ただし、上記金利は2025年4月時点の特別金利であり、一定の条件(年収要件やマイレージサービス三ツ星以上など)を満たした場合に適用されるため留意しておきましょう。
以下は、十八親和銀行のプレミアム住宅ローン固定金利型の一覧です。
融資手数料型 | 保証料一括型 | 保証料内包型 | |
固定金利型2年 | 年1.75% | 年1.80% | 年2.00% |
固定金利型3年 | 年1.85% | 年1.90% | 年2.10% |
固定金利型5年 | 年1.95% | 年2.00% | 年2.20% |
固定金利型10年 | 年2.20% | 年2.25% | 年2.45% |
固定金利期間終了後も年1.00%の優遇が受けられる利点があります。
一方、全期間固定金利の住宅ローンの金利は、以下の3種類から選べます。
融資手数料型 | 保証料一括型 | 保証料内包型 | |
20年固定 | 年2.20% | 年2.25% | 年2.45% |
25年固定 | 年2.55% | 年2.60% | 年2.80% |
35年固定 | 年2.70% | 年2.75% | 年2.95% |
フラット35の金利は2025年4月時点の金利は21~35年固定で年1.94%です。
それぞれ条件や期間によって変動するため、契約前に必ず確認しましょう。
参考:十八親和銀行「住宅ローン」:新規でお借り入れのお客さま
十八親和銀行の住宅ローンの手数料・保証料
十八親和銀行の住宅ローンを借り入れる際は、以下のような手数料がかかります。
項目 | 融資手数料型 | 保証料一括型 | 保証料内包型 |
手数料(税込) | ご融資額×2.2% | 融資1件につき55,000円 | 融資1件につき55,000円 |
繰上返済手数料 | (全額繰上)
固定金利期間中:44,000円 上記以外:22,000円 (一部繰上) 固定金利期間中:33,000円 上記以外:5,500円 |
同左 | 同左 |
融資手数料型は借入額に対して2.2%の手数料がかかり、その中に保証会社手数料55,000円が含まれています。
一方、保証料は融資金額・融資期間に応じて定められます。
以下は、融資金額100万円の場合の期間別保証料の一例です。
融資期間:10年 | 融資期間:20年 | 融資期間:30年 |
8,652円 | 14,810円 | 19,264円 |
商品によって手数料や保証料が異なるため、事前に確認が必要です。
十八親和銀行の住宅ローンを利用するメリット
本章では、十八親和銀行の住宅ローンを利用するメリットを4つ紹介します。
- 住民に寄り添って丁寧に審査してもらえる
- 特定条件を満たすと金利が優遇される
- 一部繰上返済手数料が無料になる
- 電子契約が利用できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
住民に寄り添って丁寧に審査してもらえる
親身になって丁寧に審査してもらえる点は、十八親和銀行を利用するメリットです。
十八親和銀行は長崎県・佐賀県を中心とした地域密着型の地方銀行で、顧客一人ひとりの状況を確認したうえで総合的に判断してくれるため、丁寧に相談に乗ってもらえるでしょう。
大きな借入を行う際に安心して相談できる点は、十八親和銀行の住宅ローンを利用する大きな利点です。
特定条件を満たすと金利が優遇される
金利が優遇される点も、十八親和銀行の住宅ローンを利用するメリットです。
十八親和銀行の住宅ローンでは、環境配慮型住宅ローンやプレミアム住宅ローンの特別金利など、条件をクリアした場合に金利が優遇される制度が導入さています。
そのため、条件を満たしている場合は大きな利息軽減につながるメリットがあります。
ただし、年収や年齢、特約の追加条件を厳密に満たす必要があるため、事前に詳細を確認しておくことが大切です。
一部繰上返済手数料が無料になる
一部手数料が無料になる点も、十八親和銀行の住宅ローンのメリットです。
一般的な繰上げ返済では数千円〜数万円程度の手数料がかかりますが、十八親和銀行の住宅ローンではインターネットバンキングサービスを利用すると一部繰上げ返済が無料です。
ライフプランや収支の変化に応じて返済額を調整できるため、早めに返済を進めたいと考えている方には嬉しい利点でしょう。
電子契約が利用できる
十八親和銀行の住宅ローンは、電子契約を利用できるメリットがあります。
忙しい方にとって契約手続きにかかる手間や時間は大きな負担になりがちですが、十八親和銀行では電子契約サービスを導入しているため、来店せずに契約手続きを完了できます。
自宅にいながら電子署名を使って契約できるため、時間を有効に使いたい人にぴったりのサービスです。
十八親和銀行の住宅ローンを利用するデメリット
十八親和銀行の住宅ローンを利用するデメリットは、主に以下の2点です。
- 疾病保証をつけると金利が上乗せされる
- 金利がやや高め
それぞれ詳しく解説みていきましょう。
疾病保証をつけると金利が上乗せされる
十八親和銀行では、住宅ローン利用時にがん保証や八大疾病保障などの団体信用生命保険を付帯することが可能ですが、それぞれに応じて金利の上乗せが発生します。
たとえば、八大疾病保障付団信を選択した場合は、通常の住宅ローン金利に年0.2%程度上乗せされます。
特に、連生がん保障や特別団信では年0.3~0.5%の追加コストが発生し、総返済額に大きな影響を与えるため保障内容と金利上昇のバランスを慎重に検討する必要があるでしょう。
金利がやや高め
金利が多少高めに設定されている点も、十八親和銀行の住宅ローンのデメリットです。
地域密着型のサービスが魅力である一方で、大手銀行やネット銀行と比べると金利水準がやや高めに設定されています。
そのため、特に金利重視で住宅ローンを選びたい方や少しでも利息負担を抑えたい方にとっては、他行と比較して慎重に検討する必要があるでしょう。
十八親和銀行住宅ローン審査の流れ
十八親和銀行の住宅ローン審査は、以下のような流れで進みます。
- ローンの相談
- 事前審査(仮審査)に申し込み
- 本審査に申し込み
- 契約・抵当権設定
- 融資の実行
事前に流れを把握し、スムーズに審査に進めるように準備しましょう。
ローンの相談
まずは住宅ローンについての相談から始めます。
十八親和銀行では店舗の窓口や電話、オンライン相談などで専門スタッフによるアドバイスを受けられます。
自分に合ったローンの選び方を丁寧に教えてくれるので、住宅ローンが初めてという方でも安心です。
また、資金計画を明確にしておくことで、スムーズな審査につながるでしょう。
事前審査(仮審査)に申し込み
事前審査(仮審査)では、申込者の年収や勤続年数、借入希望額などの基本情報をもとに融資の可否を簡易的に判断するステップです。
仮審査の結果が出るまでの所要時間は通常2〜3営業日程度かかります。
なお、事前審査での情報は本審査にも影響するため、正確な情報を提出することが大切です。
本審査に申し込み
事前審査を通過したら、正式に本審査へ申し込みます。
本審査では各種書類をもとに、より詳細な審査が行われ、信用情報や返済能力・担保評価などを総合的に判断します。
審査期間は1週間程度が目安です。
契約・抵当権設定
本審査に通過した後は、正式な金銭消費貸借契約を結びます。
また、同時に住宅ローンの対象となる不動産に対し、銀行を抵当権者とする「抵当権設定登記」を行います。
契約内容や注意事項の説明も行われるため、納得したうえで契約を進めることが大切です。
なお、長期火災保険の付保、保険料の負担などの必要があるため留意しておきましょう。
融資の実行
契約が完了すると、いよいよ融資の実行です。
融資金は原則として売主や不動産会社などへ直接支払われ、その後返済がスタートします。
借入日の金利が適用になるため、事前に確認しておきましょう。
【十八親和銀行】住宅ローン審査に落ちた時の対処法
十八親和銀行の住宅ローン審査に落ちた場合は、原因を明確にして改善することが大切です。
特に、年収や勤続年数、借入状況や信用情報(返済遅延など)などは審査に影響するため、自分の状況を見直しましょう。
改善点を見つけた場合は一定期間後に再申込みしたり他の住宅ローンを比較検討したりするのもひとつの手段です。
自身の状況を見直し、適切な方法で対処できるようにしましょう。
十八親和銀行の住宅ローン審査に通過して理想のマイホームを建てましょう
「十八親和銀行の住宅ローン審査が厳しい」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、特別厳しいわけではありません。
収入状況や勤続年数・信用情報など一定の基準はありますが、地域密着型ならではの親身なサポートではじめての住宅ローンでも安心して相談できるメリットがあります。
他行と比較しつつ、慎重に申し込みを検討しましょう。
また、「まるっとローン」では住宅ローンに関する相談をプロから無料で受けられます。
住宅ローンに不安がある方、審査に落ちてしまった場合は、ぜひ無料相談から活用してみてください。