- 2025.07.06
- 2025.07.06
住宅ローンの本審査期間は平均2週間程度!結果が遅い理由や早くするコツを解説
マイホームの購入を検討する際、「住宅ローンの本審査の結果が出るまでにどのくらいの期間がかかるのだろうか」と考える人もいるでしょう。
本審査に申し込んだにもかかわらず審査結果がなかなかこず、連絡が遅いのは落ちたからではないだろうかと思う人もいるのではないでしょうか。
住宅ローンの本審査の期間は平均2週間程度で、結果連絡が遅いからといって審査落ちしているわけではありません。
本記事では、住宅ローンの本審査にかかる平均の期間や結果連絡が遅くなる理由、契約しやすくするためにできるコツなどを解説します。
念願のマイホームを購入したいけれど、住宅ローンの審査に通過できるか不安な人は、ぜひ参考にしてください。
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住宅ローンの仮審査・本審査にかかる期間
マイホームの購入を検討している人は、住宅ローンの審査期間や調査される項目が気になるでしょう。
住宅ローンの仮審査や本審査にかかる期間、調査項目を解説します。
仮審査は1〜3日|年収や信用情報をチェックされる
住宅ローンの仮審査にかかる期間は、通常1〜3日程度で、長い場合だと1週間程度かかります。
仮審査は本審査の前におこなわれる簡易的なチェックで、返済能力の有無を調査するために確認されるのは主に以下の項目です。
- 収入
- 勤務情報
- 信用情報
- 希望借入額
- 年齢
また本人確認書類や収入証明書、物件の資料などの書類を求められるため、用意して提出する必要があります。
最近では窓口まで行かなくても、オンライン上で仮審査の手続きを完結できる住宅ローンが増えている傾向があります。
公式サイトから必要事項を入力、書類をアップロードするのみで、即日審査結果の連絡がくる金融機関もあるため、早めに仮審査を終えたい人におすすめです。
住宅ローンの仮審査に関して詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
住宅ローンの仮審査とは?落ちる理由や本審査との違いを解説!
本審査は1〜3週間|物件の担保評価も調査される
住宅ローンの本審査の期間は平均して2週間、申込内容によって1〜3週間かかるケースが一般的です。
後ほど詳しく解説しますが、希望借入額が多い、完済時年齢が高いなどの場合は、本審査の結果連絡までに1か月程度かかるときもあります。
住宅ローンの本審査は、公的な書類のチェックや物件の担保評価などもあるため、返済能力の調査に時間がかかります。
本審査に必要な書類や審査中にしてはならないNG行動などを知りたい人は、詳しく解説している下記の記事を参考にしてください。
住宅ローンの本審査とは?必要書類や審査中のNG行為を紹介
契約までは1週間程度|契約で指定した日に融資実行
本審査に通過後、契約手続きが終わるまでの期間は1週間程度です。
住宅ローンの本審査に通過すれば、基本的にいつでも契約できますが、銀行の営業担当や不動産会社の担当者とのスケジュール調整が必要になります。
最近では、住宅ローンの契約までインターネットで完結できる金融機関もあり、店舗の窓口まで行く手間を省きたい人におすすめです。
担当者とスケジュールを調整する必要がないため、本審査完了から契約までの期間を短縮できるでしょう。
住宅ローンの本審査の期間が長い理由
住宅ローンの本審査の期間は、希望借入額が大きかったり完済時年齢が高かったりすると、長めになる可能性があります。
本審査が長くなる理由や結果が遅いと審査落ちするのかに関して解説します。
希望借入額が大きいと審査は長くなる
自身の年収に対して希望借入額が大きな金額の場合は、本審査の期間が長くなる傾向があります。
住宅ローンは毎月の返済を長期間続ける必要があり、希望借入額が大きいほど慎重な審査が実施されるためです。
審査では収入に対する返済の割合を指す返済負担率が重視され、30〜35%を上限にしている金融機関が多いとされています。
返済負担率は20〜25%程度に抑えておけば、住宅ローンの審査に通過しやすくなるため、自身の収入から適正な希望借入額を逆算しましょう。
完済時年齢が高いと慎重な審査になる
住宅ローンの完済時の年齢が高いと、本審査の期間が長くなる可能性があります。
審査では完済時年齢が重要なチェック項目とされており、高いほど慎重な審査が実施され、結果連絡が遅くなる傾向があります。
一般的な金融機関では、完済時年齢を80歳前後にしていますが、年金暮らしになる人も多いため、審査が慎重になるのは仕方ないでしょう。
完済時年齢が高くなる人は、自己資金の割合を増やす、希望借入額を抑えるなどをして、できる限り返済期間を短縮してください。
本審査が長い・結果が遅い場合でも落ちるとは限らない
解説してきた希望借入額や完済時年齢の他にも、次のような理由で本審査が長くなり、結果連絡が遅くなる場合があります。
- 信用情報に遅延の履歴が複数ある
- 提出した書類に不備がある
- 仮審査と本審査で申込内容が異なる
- 繁忙期でチェックに時間がかかる
本審査の期間が長いからといって、必ずしも住宅ローンの審査に落ちているとは限りません。
ただし、担当者からの確認の連絡や追加で書類提出を求められた場合は、対応する必要があります。
住宅ローンの本審査の期間が長い理由は何かしらあるものの、慎重に返済能力のチェックがおこなわれており、契約できる可能性も十分にあるでしょう。
住宅ローンの審査期間は金融機関によって異なる
住宅ローンの仮審査・本審査の期間は、金融機関によって異なります。
ネット銀行やメガバンク、地方銀行それぞれの審査期間を解説します。
ネット銀行の審査期間
ネット銀行の審査期間は仮審査で即日〜3日、本審査で1〜2週間程度です。
基本的にオンライン上で契約まで完結できますが、なかには必要書類の提出が郵送のみのネット銀行もあるため、時間がかかる可能性があります。
また郵送の場合、記入内容や書類の不備などがあれば再提出となり、さらに審査期間が長引くケースも考えられます。
住宅ローンの審査はできる限り早いほうがよいと考える人は、オンラインで完結できるネット銀行を選びましょう。
メガバンク・地方銀行の審査期間
実店舗のあるメガバンクや地方銀行の審査期間は、次のとおりです。
仮審査期間 | 本審査期間 | |
メガバンク | 3日〜1週間程度 | 1〜3週間程度 |
地方銀行 | 最短即日〜3日程度 | 1〜2週間程度 |
一般的にメガバンクのほうが審査期間は長いとされており、地方銀行はネット銀行と同等の水準の早さです。
ただし、審査期間を開示していない銀行もあり、申込内容や提出書類によっては、さらに審査期間が長くなる場合もあります。
また本審査の申し込みは、店頭の窓口のみの銀行もあることも考慮すると、契約までに1か月〜1か月半程度かかるケースもあるでしょう。
住宅ローンの本審査を早くするためのコツ
住宅ローンの本審査を早くするためには、次のようなコツが有効です。
- 金融機関の繁忙期を避けて申し込む
- 提出書類に不備がないようにする
- メガバンク・地方銀行を避ける
本審査の結果連絡を早くする方法を解説するので、スムーズに住宅ローンの手続きを進めたい人は参考にしてください。
金融機関の繁忙期を避けて申し込む
住宅ローンの本審査を早めたい人は、金融機関の繁忙期を避けて申し込みましょう。金融機関の繁忙期は、次のような期間です。
- 四半期の月末
- 月末
- 年度末
- 1〜3月
月末や年度末は銀行取引が増加するため、窓口対応や行員の業務が忙しくなり、住宅ローンの審査が進みにくい可能性があります。
また4月の入居に合わせて、1〜3月に住宅ローンを申し込む人も多くなり、仮審査や本審査の進みが遅くなる場合もあるでしょう。
本審査の期間を短くしたい人は、上記の繁忙期を避けて申し込めば、契約までスムーズに進む可能性を上げられます。
提出書類に不備がないようにする
住宅ローンの本審査の期間を早めたい人は、提出を依頼された書類に不備がないようにしてください。
必要書類が足りていない、有効な資料ではないなどの不備があると再提出を依頼されるため、本審査の期間が長くなります。
収入証明書は最新のものか、物件の資料は有効な書類なのかなど、事前にチェックしてから提出すると、再提出の手間も省けます。
本審査で必要になる書類を事前に確認しておき、申し込む前に準備しておくと審査がスムーズに進み、結果連絡までの期間を早められるでしょう。
住宅ローンの本審査に必要な書類や流れを詳しく知りたい人は、解説している下記の記事を参考にしてください。
住宅ローン本審査の必要書類と流れを解説。審査に落ちた際の対処法も紹介
メガバンク・地方銀行を避ける
住宅ローンの本審査の期間を短縮させたい場合は、メガバンクや地方銀行への申し込みを避けたほうがよいでしょう。
メガバンクや地方銀行は審査に時間がかかる金融機関が多い傾向があり、住宅ローンの結果連絡を急いでいる人には向いていません。
また実店舗のある銀行だと、本審査の申し込みや契約時に窓口まで行く必要があるケースも多く、日程調整が必要になります。
住宅ローンの本審査をスムーズに進めたい人は、オンラインで完結する金融機関に申し込むと、契約までの期間を短縮しやすくできるでしょう。
住宅ローンの審査に通るためにできること
住宅ローンの審査に通るためにできる主な対策は、次のとおりです。
- 適正な希望借入額を設定する
- 健康状態に問題がないようにする
- 信用情報の履歴に気をつける
- 担当者と話やすい住宅ローンを選ぶ
マイホーム購入のために住宅ローンを契約したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
適正な希望借入額を設定する
住宅ローンを申し込む際は、自身の収入と希望借入額のバランスを意識して、適正な金額を申請しましょう。
審査では収入に対しての返済の割合を指す返済比率が重視されるため、希望借入額が高すぎると審査には通過できません。
解説したとおり、返済比率の上限を30〜35%に設定している金融機関が多いとされており、自身の収入から逆算するとよいでしょう。
適正な希望借入額を把握してから住宅ローンの審査に申し込むと、契約できる可能性を上げられます。
健康状態に問題がないようにする
住宅ローンを利用したいと考えている人は、できる限り健康上の問題がないようにしてください。
一般的な住宅ローンでは、契約者に万が一の事態があったときに残債を支払ってくれる、団体信用生命保険(団信)への加入が求められます。
健康状態に問題があると団信に加入できないため、住宅ローンの申込条件を満たせなくなります。
持病がある、数年前に大病を患ったことがあるなどの人は、加入条件が緩和されているワイド団信への加入を検討しましょう。
また、健康上の問題がある人は、団信への加入が任意のフラット35であれば契約できますが、万が一の事態が発生しても返済は続ける必要があります。
信用情報の履歴に気をつける
住宅ローンの審査に通過したいと考えている人は、信用情報の履歴に気をつけましょう。
クレジットカードや各種ローンなどの支払い情報は、信用情報に記録されているため、遅延や滞納があると審査で把握されます。
何度も遅延している、滞納している期間が長いなどの履歴があると、返済能力が十分ではないと判断されて審査落ちする可能性が高くなります。
カーローンやカードローンなどの他社借入や利用状況もチェックされるため、期日を守って支払うようにしてください。
担当者と話やすい住宅ローンを選ぶ
住宅ローンの審査通過率を上げたいと考えている人は、担当者と話やすい住宅ローンを選びましょう。
担当者とコミュニケーションを取りやすければ、不安な点を気軽に質問できたり、自身に最適なプランの提案を受けられたりします。
他社借入が多い、自営業で審査に通過できるか不安などと考える人は、金融機関と不動産に精通したプロに相談できるまるっとローンがおすすめです。
まるっとローンであれば専任の担当者がついて、住宅ローンの通過を目指して充実したサポートを受けられます。
相談料は無料なうえに、しつこく営業される心配もないため、住宅ローンを利用したいと考える人は、まるっとローンに問い合わせてみましょう。
住宅ローンの本審査の期間に関するよくある質問
住宅ローンの本審査の期間に関して、よくある質問と回答をまとめました。
早くて何日くらいで結果がわかるのかや、本審査に落ちる可能性などを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
住宅ローンの事前審査期間が長い理由は?
住宅ローンの事前審査が長い主な理由は、以下のとおりです。
- 必要書類の不足や不備
- 金融機関の繁忙期
- 信用情報に問題がある
- 慎重な返済能力の調査がおこなわれている
上記のようなことがあると、事前審査の期間が長くなりやすくなりますが、必ず審査に落ちるわけではありません。
明らかに返済能力が不十分であれば、すぐに審査落ちの連絡がくるため、事前審査が長くても本審査にいける可能性はあるでしょう。
早くて何日くらいで結果がわかる?
住宅ローンの本審査は、早くて1週間程度で結果がわかります。
本審査では、申込者の返済能力の有無に加えて、購入物件の担保評価なども慎重に調査するため、早くても1週間程度はかかります。
本審査の結果連絡を早めたい人は、金融機関の繁忙期は避けて、提出する書類に不備がないようにしましょう。
本審査に1か月以上かかったら落ちている?
本審査に1か月以上かかっている場合でも、審査落ちしているとは限りません。
慎重な返済能力の調査がおこなわれていたり、提出書類に不備があったりすると、本審査の期間は長くなり、1か月以上かかるケースもあります。
本審査の結果連絡が1か月以上かかって不安に感じる人は、一度担当者に連絡をして進捗状況を確認しましょう。
本審査に落ちる確率は?
事前審査に通過したあと、本審査に落ちる確率は仮審査よりは低いとされています。
各金融機関は本審査の通過率を公表しておらず、何%かはわかりませんが、大半の人が通過できるでしょう。
ただし、事前審査に通過しても本審査に落ちるケースもあるため、申込内容や書類の不備などに注意する必要があります。
本審査に落ちる確率や審査落ちする理由などを知りたい人は、詳しく解説している次の記事を参考にしてください。
住宅ローンの本審査に落ちる確率は低い?審査に通らない理由や対策を解説
まとめ|住宅ローンの本審査期間は長くなるケースもある
住宅ローンの本審査の平均期間や結果連絡までが長くなる理由、契約までをスムーズに進めるためのコツなどを解説しました。
各金融機関の住宅ローンの本審査は平均2週間程度の期間がかかりますが、結果連絡が遅くても審査落ちしているとは限りません。
ネット銀行や実店舗のある金融機関の住宅ローンの仮審査、本審査にかかる期間は、次のとおりです。
仮審査期間 | 本審査期間 | |
ネット銀行 | 最短即日〜3日程度 | 1〜2週間程度 |
メガバンク | 3日〜1週間程度 | 1〜3週間程度 |
地方銀行 | 最短即日〜3日程度 | 1〜2週間程度 |
また、住宅ローンの本審査を早く終わらせたい場合は、以下のようなコツが効果的です。
- 金融機関の繁忙期を避けて申し込む
- 提出書類に不備がないようにする
- メガバンク・地方銀行を避ける
住宅ローンを利用してマイホームを購入しようとしている人は、本記事の内容を参考に本審査に申し込み、契約までをスムーズに進めてください。
また、住宅ローンを契約できるか不安、担当者と相談しながら進めたいと考えている人は、プロのサポートを受けられるまるっとローンを利用しましょう。