- 2024.12.05
- 2024.12.05
住宅ローン審査は借金があっても通る!注意すべき借金や通過するポイント解説
借金を抱えているため、住宅ローン審査に通過する自信がないという方は多いのではないでしょうか。
実は、借金があっても住宅ローン審査を通過して、物件を買うための融資を受けることは不可能ではありません。
借金の内容や借り入れ額、工夫次第では問題なく審査を通過できるため、現在進行系で借金をしている人でも物件購入を諦める必要はないのです。
この記事では、借金があっても住宅ローン審査を通過できる理由や、借金を返しながら住宅ローンを通過するためのポイントを解説します。
複数の借金をまとめつつ、住宅ローンを組む方法も紹介しているのでご参考にしてください。
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借金ありでも住宅ローン審査は通過できる!
現在借金がある場合でも、住宅ローン審査を通過してマイホームの購入資金を融資してもらうことはできます。
借金を抱えながらでも住宅ローンが組める例として、全国の金融機関と住宅金融支援機構が提供する住宅ローン「フラット35」を利用するケースを挙げてみましょう。
フラット35では、年収に対する総返済負担率(※1)が以下の表のようになっていれば、自動車ローンや教育ローン、カードキャッシングなどの借り入れがあっても審査を通過する可能性があります。
年収 | 返済負担率 |
---|---|
400万円未満 | 30%以下 |
400万円以上 | 35%未満 |
たとえば年収が400万円で、フラット35と自動車ローン、教育ローンの年間返済総額が120万円だと総返済負担率が35%未満となり、フラット35の借り入れ条件の一部に当てはまります。
他の部分で不通過となる可能性もありますが、一般的に返済負担率が低ければ返済負担が抑えやすいため、金融機関側も融資リスクがないと判断し審査を通してくれる可能性が高くなるのです。
まずは、現在の借り入れ額と住宅ローンでの借り入れ額が年収の何割を占めるか計算し、無理なく返済できるか試算してみるのがおすすめです。
※1:総返済負担率:年収の何割を返済に充てているか表す指標
借金完済後でも住宅ローン審査に落ちる可能性はある
一方、借金を完済していても住宅ローン審査に落ちる場合もあります。
同じ借金でも、「借金の種類」がよくなかったり、返済が間に合わなかった過去があったりすると、融資を見送られる可能性があるのです。
「すでに借金は完済したのに住宅ローン審査を通過できない」とお悩みの場合は、これまでの借金や返済の詳細に目を向けると理由が見えてくるかもしれません。
住宅ローン審査時に注意したい借金の種類とは?
住宅ローン審査時に注意したい借金が、「消費者金融からの借り入れ」や、「カードキャッシング」などです。
自動車ローンや教育ローンと比べて使い道がわかりにくく、資金管理能力や返済能力に疑問を持たれやすいことから審査の妨げとなる可能性があります。
審査時は借り入れ額より、借り入れの内容が重視されるケースも少なくありません。
借り入れ額自体は自動車ローンの方が多くても、具体的な利用目的がわからない借金の方が金融機関が融資を拒む原因となりやすいのです。
金融機関によってはカードキャッシングの利用歴も悪影響となる可能性があるため注意しましょう。
借金以外で住宅ローン審査に影響を与える7つの条件
「借金を完済したから住宅ローン審査を受けてみよう!」と考えるのは早計かもしれません。
実は、借金以外にも住宅ローン審査に影響を与える条件は存在します。
金融機関に返済能力をアピールし、融資してもらう可能性を高めるためにも以下の7つの条件について知っておきましょう。
信用情報の傷
「信用情報」に傷が付いていると、住宅ローン審査に通過することがほぼ不可能となります。
信用情報とは各種ローンやクレジットカードなどの取引履歴を記載した情報で、内閣総理大臣が指定した「指定信用情報機関(※2)」が取り扱っています。
今までの借り入れや返済状況が記載されており、申込者の返済能力を判断して融資可否を決めるのに大きな役割を果たす存在です。
一定期間以上返済が遅れると「異動」というステータスが付与され、いわゆる「信用情報に傷が付いた状態」となります。
一度付いた傷は約5年〜10年経過しないと回復せず、その間はお金に関する信用力を失った状態となるため、さまざまな審査通過が困難になるのです。
借り入れがある場合は、信用情報に傷を付けないよう計画的に返済を進めましょう。
※2:「CIC(Credit Information Center)」や「JICC(Japan Credit Information Reference Center Corp)」などが指定登録を受けている。
税金の滞納
税金の支払いを滞納することも、住宅ローンに大きな影響を与えて審査通過を困難にします。
特に、自営業の方は審査時の提出書類によって未納税分が発覚するため、信用情報の傷と同様に隠したまま審査を受けることはできません。
税金の滞納がわかる書類は「納税証明書」であり、以下が存在します。
納税証明書の種類 | 証明できる内容 |
---|---|
納税証明書その1 | 納付すべき税額、納付した税額および未納税額などの証明 |
納税証明書その2 | 所得金額の証明 |
納税証明書その3 | 未納の税額がないことの証明 |
納税証明書その4 | 証明を受けようとする機関に滞納処分を受けたことがないことの証明 |
参考:G-1 納税証明書の交付請求手続|国税庁(2024-11-25)
上記のうち、住宅ローン審査時に求められることが多いのは納税証明書「その1」と「その2」の2種類です。
未納税だと書類にその旨が記載されるため、審査時に金融機関側にも税金の滞納が知られてしまいます。
ただし、未納税分を支払えば滞納に関する記載はなくなり、信用情報のように数年間記載が残ることもありません。
支払いが滞っている場合は、先に納税を済ませたうえで審査依頼するのがおすすめです。
返済負担率の高さ
返済負担率とは、年収や月収の何割を返済に充てているかを表す指標です。
返済負担率が高くなるローンの組み方をすると滞納リスクが高まるため、金融機関側は融資に消極的となり、ローン審査を通過できる可能性も低くなります。
「2023年度 フラット35利用者調査」によると、フラット35利用者の2023年の平均返済負担率は「23.4%」で、収入の約2割を返済に充てるケースが多いと判明しています(月収に対する返済負担率)。
他の借金も合わせて返済負担率が約20%から35%程度であれば延滞リスクが低く、審査も通過しやすいことから、ローンを組む際にはこの間に収まるよう希望融資額を出すと良いでしょう。
住宅ローン審査時は92.0%の金融機関が返済負担率を重要視しているため、申込側も返済負担率をチェックしたうえで審査申し込みを行うのがおすすめです(※3)。
※3:令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書|国土交通省(2024-11-25)
完済時年齢の高さ
ローン完済時の年齢を「完済時年齢」と呼びます。
一般的に、ローンを組んだ際の完済時年齢が低ければ審査に通過しやすく、逆に高ければ審査通過が難しくなります。
たとえば、30歳で35年ローンを組んだ場合の完済時年齢は65歳です。
退職後もしくは退職間近ではあるものの、収入は確保しやすい年齢のため延滞リスクも低く、融資を受けやすいといえます。
一方、45歳で35年ローンを組むと完済時年齢は80歳とかなりの高齢となります。
完済時年齢上限を80歳に設定する金融機関も多く、すぐさま足切りされることはありませんが、返済負担率なども高い状態だと審査通過は難しくなるでしょう。
頭金を増やしたり、購入する物件を考え直したりと、さまざまな対策が必要です。
ローンを組んだ時の年齢 | 35年ローン完済時の年齢 |
---|---|
25歳 | 60歳 |
30歳 | 65歳 |
35歳 | 70歳 |
40歳 | 75歳 |
45歳 | 80歳 |
購入物件の担保評価
購入する物件の担保評価も、住宅ローンの審査に影響を与えます。
担保評価とは、物件がおおよそどのくらいの価格で売れるか試算したものです。
仮に返済ができなくなった場合は金融機関がその物件を競売にかけ、得た利益で未返済分をカバーします。
しかし、物件の担保評価が低いと競売にかけても利益が得られず、未返済分を取り戻せません。
そのため、ローン審査の時点で購入予定物件に担保としての価値があると判断されないと、融資を組むことができないのです。
金融機関側がもしもの時に物件を売る権利は「抵当権」と呼ばれ、住宅ローン契約時に物件に設定されます。
抵当権が設定されていても、物件には通常通り住むことが可能です。
自身の健康状態
申込者の健康状態によっては、住宅ローン審査を受けるための条件を満たせない場合があります。
この条件が「団体信用生命保険(団信)への加入」です。
団体信用生命保険とは | |
---|---|
住宅ローン契約者の死亡などによって支払いができなくなった際の保険。 保険会社が金融機関に保険金を支払うことで住宅ローン残高が0円になる。 |
住宅ローン契約者に万が一のことがあった際、家族などに支払いの負担を負わせないための保険で、金融機関の多くは契約者の団信加入を義務付けています。
しかし、申し込み段階で健康状態に問題があると団信に加入できないケースがあり、将来返済が滞る可能性もあることから審査通過も困難となります。
もし健康状態に不安がある場合は、団信への加入が任意であるフラット35などの利用を検討してみましょう。
勤続年数
住宅ローン審査時に、勤めている会社での勤続年数を考慮する金融機関は「93.2%」と高い結果が出ています(※3)。
勤続年数が短く転職歴も多い場合は安定した収入を確保できず、返済が滞る可能性があると判断されることで審査通過が困難になります。
とはいえ、勤続年数が長ければ問題ないというわけでもありません。
勤続年数が1年〜3年でも、借金がなかったり、十分な貯蓄があったりすればローンを組める可能性もあります。
審査基準や申し込み基準は各所異なるため、有利な条件で審査してもらえる金融機関を見つければ審査を通過する可能性も高められるでしょう。
※3:令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書|国土交通省(2024-11-25)
【住宅ローン審査の流れは以下の記事で解説】
借金がある時に住宅ローン審査を通過する6つのポイント
借金があっても、工夫や努力次第では住宅ローン審査を通過して融資を受けることができます。
ここでは、借金がある状態で住宅ローン審査を通過するための6つのポイントを紹介するのでご参考にしてください。
借金を完済してから審査に申し込む
住宅ローン審査を受ける前には、極力借金を完済するのが良いでしょう。
特にカードキャッシングや消費者金融からの借り入れは金融機関が融資を拒む借金になりやすいため、優先して返済を進めるべきです。
また、他の借金がある状態で住宅ローンを組むと総返済負担率も高くなり、年収や月収の多くを返済に充てることになります。
念願のマイホームで過ごす日々に、返済による大きなストレスがのしかかるのは健全ではありません。
期日通りの返済はもちろんですが、繰り上げ返済なども検討して借金を減らした状態で審査を受けるのが良いでしょう。
使わないクレカや消費者金融を解約する
現在使っていないクレジットカードや消費者金融を契約している場合は、審査前に解約しておくのがおすすめです。
契約しているクレジットカードにキャッシング枠があると、利用していなくても借り入れと見なされる場合があります。
また、消費者金融の利用枠も同様に借り入れと見なされ、審査に影響を与えかねません。
申込者の返済能力を判断する信用情報には、返済の延滞記録以外にも、クレカや消費者金融の申し込み記録なども記載されます。
返済遅れがなくても、度重なる申し込みやたくさんの利用枠は審査時の足かせとなる可能性があるため、使う予定がない場合は早めの解約が吉です。
頭金を増やす
住宅購入の際に支払う頭金を増やすと審査が有利になりやすいうえに、返済総額が減ることで月々の支払い負担を抑えられます。
借金や完済時年齢の高さなど、住宅ローン審査に関する懸念点がある場合は、通常より少し多く頭金を支払うよう検討するのも良いでしょう。
なお、住宅ローンを組む際に支払う頭金は約10%〜20%程度といわれており、たとえば3,000万円の物件を購入するなら300万円〜600万円ほどです。
しかし、借金も含めて申込者の属性によっては審査が厳しくなるため、上記の一般的な相場より多く頭金を用意できれば、融資を受けられる可能性も高くなるでしょう。
本来は、無理なく返済し続けるために、自身の収入や貯蓄を考慮して頭金を決めるのがベストです。
返済期間を長めに設定する
返済に充てる期間を長めに設定してローンを組むのも一つの手です。
返済期間が長ければ月々の返済額も少なくなり、審査時に重要視される返済負担率も下がることで審査に通りやすくなる可能性があります。
返済期間 | 月々の返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
30年 | 13万4,241円 | 4,832万9,783円 |
35年 | 11万8,592円 | 4,981万1,665円 |
40年 | 10万6,913円 | 5,132万1,064円 |
(条件によって額は異なります)
このように、返済期間が5年・10年と違うと月々の返済額も大きく変わります。
返済期間が長ければ返済負担率も抑えられ、金融機関から良い返答を得やすくもなるでしょう。
ただし、利息によって返済総額が増えたり、完済時年齢が高くなったりする点には注意です。
物件の購入タイミングを見直す
借金がある場合は、物件の購入タイミングを見直すことも検討しましょう。
早めにローンを組むことは返済負担を軽減したり、返済が滞るリスクを抑えられたりと、申込者と金融機関の双方にメリットがあります。
しかし、他にも返済がある状態で住宅ローンまで借り入れると、どれだけ働いてもお金を返すだけで精一杯で満足のいく生活を営めなくなる可能性があります。
また、返済できなくなると購入物件は担保として競売にかけられる場合もあります。
無理なく返済し続け、大切なマイホームを所有し続けるためにも物件の購入タイミングは吟味しましょう。
おまとめローンで借金を住宅ローンに上乗せする
現在借金があったり、過去にクレカや消費者金融の返済遅れがあったりして住宅ローン審査を受けることに悩んでいる方は多いでしょう。
実際、このような状況だと住宅ローン審査を通過する難易度は高くなります。
しかし、住宅ローンに現在の借金を上乗せできる「おまとめローン」なら、月々の返済を減らしながら物件購入も目指せるかもしれません。
おまとめローンとは? |
---|
複数の借り入れを1つにまとめて借金の一本化を行うローンサービス |
【おまとめローンのメリット】
- 高金利ローンを低金利ローンでまとめられるため毎月の返済額が減る
- 返済日を統一できるため支払い忘れや支払い回数を減らせる
- 住宅ローン審査に落ちても通過できる可能性がある
それぞれ金利が違うA社・B社・C社の借り入れを、物件購入費も含めたおまとめローンの借り入れで一旦返済し、返済先を一つにまとめられるのが特徴です。
おまとめローンの金利が低ければ低いほど返済額も減らせるため、毎月の負担も軽減しやすくなります。
「まるっとローン」は審査通過率が92.5%と、すでに借金がある方でも利用しやすいローンサービスです。
借金による負担を減らしつつ、物件購入までサポートするので住宅ローンを諦める前にぜひご相談ください。
借金が原因で住宅ローン審査に落ちても家族にはバレない
金融機関からは住宅ローン審査に不通過だったことのみ通知されます。
具体的な理由を書面で知らされることはないため、住宅ローン審査をきっかけに借金の存在がバレることは基本的にありません。
ただし、収入や頭金の額に問題がないのに審査に落ちると、過去の借り入れなどを疑われる可能性はあるでしょう。
物件購入は特に大きなライフイベントの一つで、家族の人生を左右しかねません。
家を買う必要性があるなかで借金を抱えている場合は、素直に打ち明けることも検討しましょう。
借金があると収入合算やペアローンの審査も不利になる可能性がある
借金があると、「収入合算」や「ペアローン」の審査も不利になる場合があります。
収入合算 | 家族や配偶者の収入も合わせて審査を受ける方法。より大きな額を借りやすくなる。 |
ペアローン | 家族や配偶者がそれぞれローンを組む方法。二人とも住宅ローン控除を受けられる。 |
上記の方法ならお互いの収入を合わせて審査を受けられるため、本来は物件購入を有利に進めやすくなります。
しかし、収入合算では収入が多い「主債務者」に借金があると、審査を通過できる可能性が低くなるのです。
また、ペアローンではお互いが連帯保証人となるため、どちらかに借金があると同様に審査通過が難しくなります。
借金はさまざまな形で住宅ローン審査に関与してくるため、どんな住宅ローン商品を選んだ場合でもなるべく早い返済を目指すことが必要不可欠です。
まとめ:複数の借金があるなら「まるっとローン」がおすすめ
複数の借金を抱えている場合は、借金を一本化しつつ住宅ローンも借りられる「まるっとローン」がおすすめです。
自動車ローン、教育ローン、カードキャッシングなど、高金利の借り入れを低金利ローンとしてまとめることで、毎月の返済回数と返済額を減らすことができます。
そのうえ、借金があると審査通過しづらい住宅ローンまで組めるため、憧れの物件の入手も目指せるのです。
住宅購入や借金の返済に関するお悩みは、金融・不動産のプロがお聞きします。
匿名で担当者にご相談いただけるのでお気軽にご相談ください。