• 2025.01.08
  • 2025.01.08

残クレ(残価設定ローン)と住宅ローンはまとめられる?基礎知識から徹底解説

残クレで購入した車の返済がまだ残っている状態で、「住宅ローンを組めるのだろうか?」と不安を感じていませんか?両方の返済を続けることに負担を感じ、「まとめて一本化できる方法があるのでは」と考える方もいるでしょう。

この記事では、残クレと住宅ローンをまとめる方法や、そのメリット・デメリットについて解説します。更に住宅ローンの審査に通るためのコツや注意点にも触れ、無理なく返済計画を立てるためのコツもあわせて紹介します。

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目次

残クレ(残価設定ローン)は住宅ローンと一緒におまとめローンでまとめられる?

住宅ローンは住宅のために使用されるローンのため、残クレをまとめることはできません。しかし、「おまとめローン」ならば利用ができる可能性があります。

おまとめローンは複数の借り入れを、借り換えによって一本化できる金融商品です。主に消費者金融のカードローンや住宅ローンをまとめることができます。

おまとめローンを利用すれば、残クレと住宅ローンをまとめることもできるでしょう。ただし、残クレ側の条件には注意が必要です。残クレは契約期間中の借り換えを禁止しているケースがしばしば見られます。おまとめローンは借り換えによってローンをまとめるため、この場合は利用ができません。

借り換えが可能な残クレでも、途中解約として一括返済が求められるケースがほとんどです。しかし、一括返済はおまとめローンの融資で支払える可能性があります。条件は故人によって異なることも多いため、お悩みの場合はまるっとローンまでご相談くださいませ。

残クレ(残価設定ローン)と住宅ローンをまとめるメリット3つ

おまとめローンで残クレと住宅ローンをまとめると、次の3つのメリットが得られる可能性があります。

  • 返済日をまとめて管理しやすくなる
  • 金利が下がる場合がある
  • 返済期間を長期化して負担を軽減できる

それぞれのメリットの詳細を見ていきましょう。

メリット1.返済日をまとめて管理しやすくなる

残クレと住宅ローンを別々に支払っている場合、それぞれ返済日が異なるためスケジュール管理が煩雑になることがあります。しかし、おまとめローンで一本化ができれば返済日を統一することが可能です。

残クレと住宅ローンで返済日が分かれていると返済手続きや管理に2倍の手間がかかりますが、おまとめローンならば月に1回の支払いに抑えられます。返済漏れや遅延を防ぐことにもつながるでしょう。

さらに、返済日をまとめることで家計管理がしやすくなる点も大きなメリットです。毎月の出費のタイミングを統一できるため、他の生活費や貯蓄の計画も立てやすくなります。

メリット2.金利が下がる場合がある

おまとめローンで金利の低いローンに借り換えられれば、毎月の返済負担が軽減されます。住宅ローンを前提としたおまとめローンの金利は、長期的な返済計画を想定して低く抑えられる傾向があるのです。

金利低下のメリットを得るためには、残クレの金利とおまとめローンの金利を比較することが大切です。一般的には住宅ローンよりも残クレの方が高金利な傾向にあるため、おまとめローンでお得になることが期待できます。

メリット3.返済期間を長期化して負担を軽減できる

おまとめローンを利用することで、返済期間を長期化できる場合があります。残クレでは重かった月ごとの負担を、住宅ローン基準の長期かつ低金利の負担に切り替えられれば、家計の余裕にも繋がるでしょう。

ただし、返済期間の長期化は利息による総支払額の増加に繋がります。おまとめローンの利用前に事前にシミュレーションをおこない、残クレを支払う場合と比較検討することが大切です。

比較的高金利でも短期返済の残クレと、低金利かつ長期返済のおまとめローンのどちらが自分の人生計画に適しているかを判断しましょう。

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残クレ(残価設定ローン)と住宅ローンをまとめる時の注意点

残クレと住宅ローンをまとめることには多くのメリットがありますが、次の注意点を踏まえておくことも欠かせません。

  • 審査に通る必要がある
  • 利用できる金融機関が少ない

審査に通る必要がある

残クレと住宅ローンを一本化するためには、おまとめローンの審査に通ることが求められます。審査では申込者の収入や信用情報、返済能力が厳しくチェックされます。金融機関が設定した基準をクリアしなければ、ローンをまとめることはできません。

また、複数のローンを抱えている場合、残高や返済履歴も審査の対象となります。残クレ以外に消費者金融の利用がある場合には審査が厳しくなる可能性があります。また、過去に延滞などをおこしている場合はブラックリスト入りとして審査落ちの可能性が高まります。

住宅ローンの審査基準や審査の流れについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説

利用できる金融機関が少ない

おまとめローンを利用できる金融機関が限られている点にも注意しましょう。仮におまとめローンを提供している場合でもまとめられる対象が限られている可能性もあります。

消費者金融のカードローンだけをまとめられるケースや、住宅ローンは可能でも残クレは不可能といったケースも考えられます。特に残クレは途中解約が不可能なこともあるタイプのローンであるため、利用できるおまとめローンを探すだけでも苦労するかもしれません。

おまとめローン探しでお悩みの場合は、まるっとローンまでご相談くださいませ。個人の状況にあわせて、最適なローンの提案をさせて頂きます。

残クレ(残価設定ローン)の基礎知識

「残クレを利用しているが他のローンとの違いがわからない」という方も少なくないでしょう。残クレについての基礎知識を解説します。

そもそも残クレ(残価設定ローン)とは?

残クレ(残価設定ローン)は、自動車を購入する際に利用できるローンの一つです。「残価設定クレジット」とも呼ばれます。車の購入時に、数年後の想定下取り価格を残価として定め、残価を据え置いたうえで残りの金額を毎月分割で支払う仕組みとなっています。

たとえば、新車の価格が350万円の場合、3年後の残価が150万円と設定されれば、購入時には200万円分を分割払いし、残価部分は契約終了時にまとめて支払うか、車を返却して精算する形となります。残価は車の年式や想定走行距離に基づいて計算される仕組みです。

残クレがあっても住宅ローンを組むことは可能ですが、審査の際には返済中のローンとして考慮されるため、計画的な資金運用が求められます。

残クレ(残価設定ローン)の特徴

残クレには次のような特徴があります。

  • 残価を据え置くことで支払いを軽減できる
  • 契約終了時の選択肢がある
  • 早期返済や途中解約には制約がある

一定期間後の下取りを保証したローンとなっているため、月々の支払額が通常の自動車ローンより低いことが特徴として挙げられるでしょう。下取りに関してもあくまで「保証」であるため、愛着が湧いた場合は残価を一括返済して車を買い取ることにしても構いません。

しかし、下取り保証の関係上、契約途中での解約や早期返済に制約があることも忘れてはいけません。契約期間内に解約する場合、残価部分の一括支払いが求められることが一般的です。また、解約自体が不可能な場合もあります。

残クレ(残価設定ローン)のメリット・デメリット

残クレのメリットとデメリットを比較すると、次の表の通りとなります。

残クレのメリット

残クレのデメリット

  • 毎月の支払額を抑えられる
  • 車の下取りが保証される
  • 車の買い替えをおこないやすい
  • 残価保証には条件がある
  • 支払総額が高くなる場合がある
  • 走行距離やカスタマイズに制限

残クレは通常の自動車ローン負担が軽い点が大きなメリットとなります。短期間で車を乗り換えたい方にも向いているといえるでしょう。将来的な下取りを前提とする場合には有効な選択肢です。

ただし残価保証には一定の条件がある点がデメリットともなります。走行距離や車両の状態に制限が課されることがあるため、長距離ドライブやカスタマイズを思うようにできない可能性も否めません。利息により支払総額が自動車ローンより高くなる場合もあります。

残クレを利用する際は契約内容をしっかり確認し、自身のライフプランや車の利用目的に適した選択をすることが重要です。

残クレ(残価設定ローン)ありで住宅ローンの審査に通るコツ

おまとめローンにまとめる・まとめないに関わらず、残クレは住宅ローンの審査に影響を及ぼします。残クレありで住宅ローン審査を受ける場合は、次のポイントを抑えておくようにしましょう。

  • 返済負担率に注意する
  • 完済時年齢をチェック
  • 家族にペアローンや連帯保証人をお願いする
  • 別の借入は可能な限り返済する

返済負担率に注意する

住宅ローンの審査において、返済負担率は非常に重要なポイントです。返済負担率は、収入に対するローン返済額の割合を示す指標で、金融機関が申込者の返済能力を評価する上での重要項目となっています。

一般的には、年収の25〜35%が返済負担率の目安とされています。仮に年収が500万円である場合、年間の返済総額を125〜175万円以内に収める必要があります。この中には住宅ローンや残クレ以外の借入も含まれるため、複数のローンを抱える場合は注意が必要です。

完済時年齢をチェック

住宅ローンの審査では、返済期間が長期化しすぎないように「完済時年齢」の基準が設けられていることが一般的です。国土交通省の調査によると、回答した金融機関のうち98.5%が完済時年齢を重視していることがわかります。

審査項目

項目を審査する金融機関(全1137社)

完済時年齢 98.5%
健康状態 96.6%
年収 94.0%
勤続年数 93.6%
返済負担率 92.0%

出典:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和5年度)

一般的に完済時年齢は80歳以下であることが求められ、超過する場合は審査に通りにくくなる可能性があります。

仮に40歳で35年ローンを組む場合、完済時年齢は75歳となり基準を満たしますが、50歳で同じ期間のローンを組むと完済時年齢は85歳となり、審査落ちのリスクが高まるのです。

完済時年齢が高齢化しそうな場合には、借入額を抑えるなどで少しでも早く返済を完了できるプランを組み立てるようにしましょう。

家族にペアローンや連帯保証人をお願いする

家族にペアローンや連帯保証人をお願いすることも検討してみましょう。

ペアローンは1つの物件に対し、夫婦や親子などの家族2人がそれぞれ住宅ローンを組む借入方法です。申込者の単独収入では希望する借入額に満たない場合でも、ペアローンを組むことで両者の収入を合算し、希望額を借りやすくすることができます。

連帯保証人は、債務者が返済できなくなった場合に、債務者に代わって返済義務を負う人のことです。家族が連帯保証人となれば万が一の支払い不履行リスクを軽減できるため、金融機関からの信用を得やすくなります。

ペアローンや連帯保証人の利用は審査上でメリットがありますが、家族に対して負担やリスクを受け入れてもらう選択肢でもあります。十分な話し合いをおこない、双方の納得を得られたうえで利用するようにしましょう。

別の借入は可能な限り返済する

消費者金融の借り入れなどが残っている場合には、住宅ローンの審査前に完済することも選択肢の一つです。残クレの完済は不可能でも、消費者金融の借り入れなどは返済することを検討してみましょう。

他の借入を返済すれば返済負担率も低くなるため、金融機関にとって返済能力が高いと判断されやすくなります。ただし、無理に一括返済を行うと手元の資金が不足してしまい、住宅購入後の生活に支障が出る点には注意です。

住宅ローンの審査に落ちる理由

残クレを抱えている、抱えていないに関わらず、住宅ローンの審査に落ちる可能性は否定できません。審査落ちの理由は判断する金融機関によって異なりますが、次の3点が多いとされています。

  • 信用情報機関のブラックリストに載っている
  • 短い間隔で転職を繰り返している
  • 金融機関の審査基準を満たしていない

信用情報機関のブラックリストに載っている

過去にカードローンやクレジットカードの滞納をおこなっている場合や、債務整理・自己破産の経験がある場合はローンの審査に落ちる可能性が高まります。金融機関が信用情報機関の「ブラックリスト」を参照し、申込者に返済能力が無いと見做すためです。

ブラックリストに載っているかどうかは、自力で確認できます。次の信用情報機関に問い合わせてみましょう。

機関名

特徴

CIC(シー・アイ・シー) クレジットカード会社や消費者金融が加盟
JICC(日本信用情報機構) 消費者金融が主に加盟
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 銀行や信用金庫などの金融機関が加盟

短い間隔で転職を繰り返している

短い間隔で転職を繰り返している場合、収入の安定性が不安視され、審査が厳しくなる可能性があります。金融機関は安定した収入がローン返済の確実性を保証すると考えているため、勤続年数が短い、頻繁に転職といった要因はマイナス評価につながるのです。

一般的に、金融機関は最低でも1~3年の勤続年数を求めることが多いとされています。勤続期間が短い場合は、収入の信頼性が低いとみなされ審査を却下されたり、審査に通っても借入可能額が減額される可能性があるでしょう。

金融機関の審査基準を満たしていない

住宅ローンの審査に落ちる大きな理由の一つに、金融機関の審査基準を満たしていないことが挙げられます。審査基準は金融機関によって異なりますが、主に返済負担率や信用情報、収入の安定性、物件の担保価値などが評価される傾向にあります。

仮に一社で審査落ちしたとしても、他の金融機関であれば審査に通過する可能性はあります。ただし、連続して複数の金融機関にローンを申し込むのは避けましょう。

短期間に複数の申し込みを行うと、金融機関から返済能力に不安があると見なされる場合があります。この状況は「申し込みブラック」と呼ばれ、審査に不利に働くことがあります。

残クレ(残価設定ローン)と住宅ローンでよくある質問

残クレと住宅ローンに関してよくある質問を、Q&A方式で紹介します。今回取り上げるのは次の3点です。

  • 残クレ(残価設定ローン)は一括返済した方がいい?
  • 借金があると住宅ローンは借りられない?
  • 残クレ(残価設定ローン)は金融機関に隠せる?

残クレ(残価設定ローン)は一括返済した方がいい?

残クレは他のローンと同じように一括返済ができますが、まとまった資金が必要なため慎重におこなったほうがよいでしょう。残債に加え、下取りを前提した残価が残っているため、高額な支払いが求められることになります。

また、一括返済を途中解約として、別途手数料が求められる場合もあります。一括返済を検討する前に、契約条件を確認することが求められるでしょう。

一括返済を検討する際には、事前に契約中の金融機関と相談し、手数料や総返済額を含めたシミュレーションを行うことが重要です。資金に余裕があり、将来的な負担を軽減したい場合は一括返済が有効ですが、無理な返済計画は避けるべきです。

借金があると住宅ローンは借りられない?

借金があっても住宅ローンは借りられます。ただし、審査において借金の影響が出ることは否めません。返済負担率が金融機関の基準を超過しているかどうかが審査通過のカギとなるでしょう。

借金がある状態での住宅ローン審査については、次の記事で詳しく解説しています。興味のある方はぜひご覧ください。
住宅ローン審査は借金があっても通る!注意すべき借金や通過するポイント解説

残クレ(残価設定ローン)は金融機関に隠せる?

ほぼ確実にバレるため、隠しても無駄といえます。住宅ローンの審査では、金融機関が信用情報機関を通じて申込者の借入状況を確認するため、申告の借入はすぐに判明する仕組みとなっています、

虚偽の申告は金融機関の信頼を損ね、審査落ちの原因にもなります。仮に審査中は隠し通せたとしても、発覚時にローンの解約と一括返済を求められることになるでしょう。リスクばかり抱えることになるため、残クレ隠しは控えるべきです。

金融機関に既存の借り入れがバレる仕組みについては、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
【注意】住宅ローン審査で借金がバレるタイミングと予防策を徹底解説!

まとめ | 残クレ(残価設定ローン)と住宅ローンはおまとめローンで一本化しよう

おまとめローンで残クレと住宅ローンを一本化すれば、返済管理の負担を軽減できます。複数の返済スケジュールをまとめられるだけでなく、金利の引き下げや返済期間の長期化により月々の負担を軽減することも期待できるでしょう。

ただし、残クレの契約条件によっては途中解約が不可能である点には注意が必要です。おまとめローンの利用に制限があるケースもあるため、まずは専門家や金融機関への相談をおすすめします。

まるっとローンでは、おまとめローンや住宅ローンに関する総合的な相談を承っております。おまとめローンが利用できるかお悩みの場合は、ぜひまるっとローンまでご相談くださいませ。

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