- 2025.05.07
- 2025.05.07
おまとめローンの審査に通らない!原因と対策を解説
「おまとめローンに申し込んでも、審査に通らない…」とお悩みではありませんか?おまとめローンは既存の借り入れの負担を軽減するために利用できますが、審査で落ちてしまってはどうしようもありません。
実際、「どこに申し込んでも落ちる」と悩んでいる方は少なくありません。おまとめローンの審査は、通常のカードローンよりも厳しく見られる傾向があるためです。
しかし、おまとめローンの審査に通らない理由は確かに存在しています。原因を正しく理解し、適切な対策を取ることで、次の審査に通る可能性も高まるでしょう。本記事では、おまとめローンの審査に通らない原因や通過のための対策をわかりやすく解説します。
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おまとめローンの審査が厳しい理由
おまとめローンの審査は、通常のカードローンと比べて厳しくなる傾向があります。おまとめローンは複数の借り入れを一本化するというローン商品です。その性質上、1回の融資額が大きくなりやすく、金融機関が慎重に審査をおこなう必要があるのです。
特に他社からの借り入れ件数が多い場合、返済管理に不安があると判断される可能性は高いでしょう。おまとめローンが既存の借り入れを対象としている都合上、審査が厳しくなることは避けられません。
また、信用情報の内容も重要です。過去に延滞や金融事故があると、たとえ現在の収入が安定していても、返済能力に疑問を持たれることがあります。おまとめローンは「借金を整理したい人向け」であるため、厳密な審査がおこなわれる点を意識しておきましょう。
おまとめローンの審査に通らない主な原因6つ
おまとめローンの審査に通らない理由は様々ですが、主に次のような原因が挙げられます。
- 収入の額が低く不安定
- 滞納や延滞の履歴がある
- 借り入れ件数・借り入れ総額が多すぎる
- 短期間に複数の申し込みをしている
- 書類不備や虚偽申告をした
- 審査基準を満たしていないローンへ申し込んでいる
それぞれの原因の詳細を見ていきましょう。
Point1.収入の額が低く不安定
おまとめローンの審査では、安定した収入があるかどうかが判断基準の一つとなります。収入の額が低いか不安定な場合、「返済能力が十分でない」と判断されて審査に落ちる原因となるでしょう。
特に非正規雇用(パート・アルバイトなど)の申請者は、返済能力が低いと見なされやすいでしょう。また、勤続年数が短かったり職歴にブランクがある場合もマイナス評価につながる傾向があります。
金融機関は長期的に安定した返済を見込めるかどうかを重視します。審査に通るためには、少なくとも一定の勤続年数があり、毎月安定した収入を得ていることが前提とされるのです。
Point2.滞納や延滞の履歴がある
信用情報に記録されている延滞履歴や滞納歴は、おまとめローンの審査落ちの原因となります。過去にクレジットカードやローンの支払いを滞らせた履歴があると、「返済能力に問題がある」と判断され、審査に通らない可能性が高くなるのです
特に、61日以上または3か月以上の延滞は金融事故として扱われます。所謂ブラックリストです。ブラックリストの記録は信用情報機関に、延滞の解消から5年から7年ほど登録されます。その期間中は金融機関での審査が非常に不利になるでしょう。
ブラックリストの解除には、まずは延滞の完済が必要です。過去に延滞がある場合はまず完済を目指しましょう。しばらくは新規の借り入れを控えるなどして、信用情報の回復を図ることが重要です。
Point3.借り入れ件数・借り入れ総額が多すぎる
現在の借り入れ件数や借り入れ総額が多すぎると、おまとめローンの審査に落ちる要因になります。消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠など、複数の金融機関から少額ずつ借りている場合、「返済管理ができていない」と判断される可能性が高まるでしょう。
おまとめローンは複数のローンを整理するための商品ですが、それでも借り入れ件数が多すぎると審査落ちの可能性は高まります。まずは返済できる借り入れ件数や金額を減らすことが求められるのです。
Point4.短期間に複数の申し込みをしている
信用情報にはローンの申し込み履歴も記録されます。多数の申し込みが短期間に集中していると「お金に困っていて焦っている」「貸し倒れリスクが高い」と金融機関に警戒されてしまうのです。この状態は申し込みブラックと言われています。
信用情報機関には申し込み情報が6か月間保存されます。この期間に何件もの申し込みがあると、たとえ他の条件が良くても審査に通らない可能性が高まるでしょう。
おまとめローンの審査に落ちても、別の金融機関への連続した申し込みは控えましょう。まずは落ちた原因を見直し、期間を空けて対策を講じることが審査通過のための近道です。
Point5.書類不備や虚偽申告をした
おまとめローンの審査では提出書類に不備があったり、虚偽の情報を申告したりすると、審査落ちの対象となります。
たとえば、本人確認書類の記載内容と申し込み情報が一致しない、収入証明書が最新でない、勤務先の情報が曖昧などのミスがあると審査落ちのリスクとなります。また、「審査に通りたいから」と故意に年収を多く書くような虚偽申告は、信用を大きく損ねてしまいます。
おまとめローンの審査に臨む際は必要書類を漏れなく準備し、正しい情報を正確に申告することが大切です。誠実な対応が、審査通過の第一歩となるでしょう。
Point6.審査基準を満たしていないローンへ申し込んでいる
おまとめローンの審査に通らない原因として、自分の利用目的に合っていないローンに申し込んでいるケースも挙げられます。
おまとめローンによっては「借り換え対象が消費者金融に限られている」「クレジットカードのショッピング枠は対象外」など、用途や借り入れ先に制限が設けられていることがあります。対象外であるローンをまとめることは不可能です。
特に住宅ローンなどは、消費者金融ではまとめられず、銀行系金融機関のおまとめローン商品を利用する必要があります。どのおまとめローンが自分のまとめたい借り入れに対応しているか知りたい場合は、おまとめローンの専門家に相談しましょう。
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おまとめローンの代表的な審査基準
おまとめローンの審査基準は各金融機関によって異なりますが、一般的には次の項目がチェックされます。
- 返済負担率
- 完済時年齢
- 申し込み者本人の属性や信用情報
それぞれの審査基準ごとの詳細を解説します。
返済負担率
おまとめローンの重要な審査項目に、返済負担率というものがあります。返済負担率は年収に対し、年間でどれだけの金額を借金返済に充てているかを示す指標です。金融機関は返済負担率を通じて申し込み者の返済能力を見極めます。
一般的に、返済負担率の目安は年収の30~35%以内とされています。たとえば年収400万円の場合、年間の返済額が120万円~140万円を超えると、家計に対する負担が重くなりすぎると判断され、審査に不利になる傾向があります。
返済負担率は、一社だけでなく複数社での借り入れを合計して計算されます。「一個一個の借り入れ額は少額だから」と思っても、複数社が重なれば相応の借り入れ額になる可能性は否めません。
完済時年齢
おまとめローンの審査では、完済時年齢も重要な評価項目になります。完済時年齢とは、契約時に設定された返済期間をすべて終えたときの年齢を指す言葉です。金融機関は、返済期間中に安定した収入が見込めるかどうかを確認するため、年齢の上限を重視します。
一般的には、完済時年齢が80歳以下であることが目安とされています。年齢が高くなるほど選べる返済期間は短くなり、月々の返済額が増えることになりやすいため、審査が厳しくなるでしょう。
たとえば、60歳の方が20年ローンを希望すると完済時年齢が80歳を超えてしまうため、審査で不利になる可能性が高くなります。年齢に応じた現実的な返済計画を立てることが、通過のポイントといえるでしょう。
申し込み者本人の属性や信用情報
おまとめローンの審査では、申し込み者の属性と信用情報の両方が厳しくチェックされます。属性とは、年収や雇用形態、勤務先の規模、勤続年数、居住形態など、生活の安定性を判断するための情報です。
たとえば、継続して同じ会社に勤めている正社員は、返済能力が高く評価されやすくなります。一方で転職をしたばかりの人や、非正規雇用の人は審査に通りにくくなるでしょう。
信用情報には過去に利用したローンやクレジットの支払い履歴、他社の借り入れ件数、延滞の有無などが記録されています。延滞や債務整理の履歴がある場合、いわゆるブラックリストとされ審査には非常に不利になるでしょう。
おまとめローンの審査に通らない時の対策
おまとめローンの審査に通らない時には、次の対策を取ることが大切です。
- 審査落ちの原因を理解する
- 既存の借り入れを整理する
- 信用情報のブラックリストを解消する
それぞれの対策の詳細を解説します。
審査落ちの原因を理解する
おまとめローンの審査に落ちた場合、まず「なぜ落ちたのか」という原因について考えましょう。原因を特定しないまま他社に申し込みを繰り返すと、一向に審査を通過できず、申し込みブラックになってしまいかねません。
審査に通らない代表的な理由は「収入が不安定」「延滞歴がある」「借り入れ件数が多い」「返済負担率が高い」など、既に本記事で紹介した通りです。
審査落ちの原因を理解すれば、対策を講じやすくなります。まずは原因を明確にし、それに合った改善策を検討しましょう。
既存の借り入れを整理する
おまとめローンの審査に通るためには、まず現在の借り入れ状況を見直し、不要な借り入れを減らすことが重要です。借り入れ件数が多いと「返済能力に不安がある」と判断されやすく、審査に不利に働きます。
使っていないローンやクレジットカードがあれば解約し、借り入れ残高の少ないローンも完済するようにしましょう。少額でも借り入れ残高があると返済負担率に影響するため、金額と件数の両面から整理を進めることが重要です。
信用情報のブラックリストを解消する
信用情報に傷があるブラックリストの状態では、おまとめローンの審査に通ることは極めて困難です。延滞や債務整理、強制解約といった金融事故情報は、CICやJICCなどの信用情報機関に5~10年間ほど記録されます。
自分がブラックリストに登録されているかどうかが銀行から通知されることはありません。自分から信用情報機関に開示請求することで確認できます。
ブラックリストの解除には数年がかかりますが、その期間のカウント開始にはまず金融事故の解消が必要です。期間が経過すれば、自動的に情報は削除されます。その間は新たな借り入れを避け、家計の健全化と信用回復に努めましょう。
おまとめローンの審査に通らない時によくある質問
最後に、おまとめローンの審査に通らない時によくある質問を3点紹介します。
- おまとめローンの審査に落ちた理由は教えてもらえる?
- おまとめローン以外で借金を整理する手段はある?
- ブラックリストに入っていると家族に影響する?
それぞれ疑問点になりがちなポイントについて理解を深めておきましょう。
おまとめローンの審査に落ちた理由は教えてもらえる?
金融機関は審査落ちの具体的な理由を原則として教えてくれません。おまとめローンの審査基準は各社で異なり、詳細は非開示とされています。
ただし、一般的には返済負担率や完済時年齢、属性や信用情報が審査される傾向にあります。審査に落ちたら、まずは自分の状況と照らし合わせてみましょう。
おまとめローン以外で借金を整理する手段はある?
おまとめローンの審査にどうしても通らない場合でも、借金を整理する方法は他にもあります。代表的なものとして、債務整理が挙げられるでしょう。債務整理には主に任意整理、個人再生、自己破産の3種類があります。
任意整理は裁判所を通さずに債権者と交渉して利息のカットや返済期間の見直しをおこなう方法で、比較的利用しやすいとされています。個人再生や自己破産は裁判所を通じた手続きになりますが、大幅な減額や借金の免除が可能なケースもあります。
任意整理は生活を立て直す有効な手段ですが、信用情報に影響が出るため慎重な判断が必要です。借金に行き詰まったと感じたら、弁護士や司法書士への相談も視野に入れましょう。
ブラックリストに入っていると家族に影響する?
「自分がブラックリストに載ったことで、家族にも影響があるのでは」と不安に思う方もいますが、信用情報はあくまで本人単位で管理されており、家族に直接影響することはありません。
ただし、家族と共同でローンを組むペアローンや連帯保証人を引き受けてもらう場合は別です。このようなケースでは、自身の信用情報が相手の審査にも関係するため、ブラックリスト状態が不利に働くことがあります。
まとめ|おまとめローンの審査に通らない時は原因を整理しよう
おまとめローンの審査に通らないと、「もうどこにも頼れない」と感じてしまうかもしれません。しかし、審査に落ちるのには必ず理由があります。
収入の不安定さ、延滞履歴、借り入れ件数の多さ、申し込みのタイミング、書類の不備など、一つひとつの要素を整理することで、状況の改善は可能です。信用情報や返済負担率、申し込み先の条件とのミスマッチは見落とされがちなポイントです。
しかし、それでもなかなか不安は消えないものです。おまとめローンの利用で悩みがある場合には、専門家への相談も検討しましょう。まるっとローンではおまとめローンの利用相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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