- 2025.04.02
- 2025.04.02
総量規制の対象外のおまとめローンとは?メリット・デメリットを紹介
おまとめローンでは、総量規制以上の融資を受けられる場合があります。しかし、総量規制を超える融資を受けるには、定められた要件を満たさなければなりません。おまとめを検討している場合、「総量規制以上の借入ができるおまとめローンを知りたい」という方もいるでしょう。
本記事では総量規制の対象外となるおまとめローンの要件、おまとめをするメリット・デメリットについて解説します。少量規制を超えるおまとめローンの審査に受かりやすくなるコツも紹介しているので、おまとめを検討している方はぜひ参考にしてください。
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おまとめローンに総量規制は適用されない
おまとめローンは例外貸付に該当する契約であるため、総量規制は適用されません。総量規制で定められた年収の1/3を超える金額を借り入れることができます。
総量規制とは、貸金業者による融資を制限する制度です。貸金業法にもとづく制度で、消費者を過剰な借り入れから保護することを目的としています。
総量規制は貸金業法の規定であるため、主に消費者金融が対象です。消費者金融が提供するローンは総量規制が適用されることになり、年収の1/3以上の借り入れができません。総量規制の対象となるローンの場合、年収が600万円のときの借入上限は200万円です。
一方でおまとめローンは総量規制が適用されないため、600万円以上の借り入れができます。
なお、銀行は総量規制の対象外ですが、消費者保護の観点より総量規制を考慮した運営をおこなっています。法的な規制はないものの、年収の1/3以上の借り入れの際は、厳格な審査が実施されるでしょう。
参照
日本貸金業協会|お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)
日本貸金業協会|2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります
そもそも「おまとめローン」とは
おまとめローンは、マイカーローンや住宅ローンなどとは概要が異なる商品です。有効に活用するには、まずおまとめローンの仕組みや特徴について把握しておきましょう。
以下は、おまとめローンを利用する際におさえておきたいポイントです。
- 借入をひとつにまとめられるローン
- 総量規制の例外貸付に該当する契約
- 総量規制以上の借り入れには条件を満たすローンを選ぶ必要がある
借入をひとつにまとめられるローン
おまとめローンとは、借入先をひとつにまとめるためのローンです。返済先もひとつになるため、返済負担を軽減できます。おまとめローンは、大きく「おまとめ専用ローン」と「おまとめに使えるローン」の2種類に分けられます。
おまとめ専用ローンとは、おまとめにしか使えないローンです。おまとめする金額分が借入上限となり、それ以上の借入はできません。借金を減らすことに特化したローンです。
おまとめに使えるローンとは、主にフリーローンやカードローンなどのことです。これらのローンは基本的に用途が自由となっており、金融機関によってはおまとめでの使用が認められています。
おまとめに使えるかどうかはローンごとに異なるため、公式サイトや窓口で確認しましょう。
総量規制の例外貸付に該当する契約
おまとめローンは、総量規制の「例外貸付」に該当するローン契約です。ただし、「おまとめローン」はあくまでも世間一般で使用される呼称であり、すべての商品が例外貸付に該当するわけではありません。
例外貸付とみなされるには、以下の要件を満たす必要があります。
- 顧客が一方的に有利になる借り換えであること
- 借入残高を段階的に減少させることを目的とした借り換えであること
(参照:日本貸金業協会|2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります)
上記の条件を満たさないときは呼称が「おまとめローン」であっても、総量規制の対象となり、年収の1/3以上の借り入れができない可能性があります。
総量規制以上の借り入れには条件を満たすローンを選ぶ必要がある
おまとめをしたいときは、例外貸付の条件である「顧客に対して一方的に有利になる借り換え」を満たすローンを選ぶ必要があります。
顧客に対して一方的に有利になる借り換えとは、具体的に以下のようなものです。
- 借り換え後の金利が借り換え前の金利を下回ること
- 段階的に借入残高を減らしていけるような返済方法であること
- 借り換え後における1ヶ月あたりの返済負担額が、借り換え前を上回らないこと
- 借り換え後の担保・保証に関する要件が、借り換え前より厳しくならないこと
(参照:日本貸金業協会|2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります)
たとえば借り換え前の金利が15%の場合、15%以下のおまとめローンを選ばないと例外貸付とはみなされません。
総量規制以上の借り入れができるかどうかについては、自分で判断するのが難しいケースが多いため、おまとめ先の金融機関に確認しましょう。
以下の記事では、おまとめローンの特徴や選ぶ際のポイントを詳しく解説しています。おまとめローンについてより詳しく知りたい方は、ぜひご参照ください。
おまとめローンとは?借金をまとめる時の注意点や選ぶ時のポイントを解説
おまとめローンのメリット
おまとめローンのメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 支払いの負担を軽減できる
- 条件によっては支払総額を少なくできる
- 完済を目指しやすい
支払いの負担を軽減できる
おまとめローンは、支払いの負担を軽減できるのがメリットです。1ヶ月当たりの返済額が少なくなるため、返済の負担が減らせます。
ローンを利用する場合には、最低返済額が設定されるのが一般的です。毎月その金額は必ず返済しなければならないため、借入先が多いほど返済の負担が大きくなります。
借入合計額150万円、最低返済額1万円のシミュレーション | |
150万円を1社から借り入れる場合 | 3社から50万円ずつ借り入れる場合 |
A社:1万円
1ヶ月あたりの返済合計額:1万円 |
A社:1万円
B社:1万円 C社:1万円 1ヶ月あたりの返済合計額:3万円 |
借入先をまとめれば月々の返済金額を少なくできるので、無理のない返済計画を立てやすくなります。
条件によっては支払総額を少なくできる
おまとめローンは利息の支払いを減らせるため、支払総額を少なくできる可能性があります。支払総額は、金利と借入期間によって大きく変わるため、借り入れする際は必ず考慮しなければなりません。
たとえば300万円を借り入れる場合、金利が15%だと利息の支払総額は45万円です。これを金利10%のところで借り換えれば、利息の支払総額は30万円となり、15万円ほど返済総額が少なくなります。
実際にはもっと複雑な計算が必要となりますが、返済の負担を減らすのに有効といえるでしょう。
完済を目指しやすい
後述で詳しく解説しますが、例外貸付に該当するおまとめローンは、追加の借り入れができません。確実に借金を減らせるので、完済を目指しやすいのがメリットです。
たとえばカードローンを利用している場合、限度額内で借り入れと返済を繰り返しできるため、「借金がなかなか減らない」というケースも少なくありません。これは、手軽に追加借り入れができることが要因のひとつと考えられます。
おまとめローンは返済専用となるため、借金が減らないという事態を回避できます。
おまとめローンのデメリット
つぎにおまとめローンのデメリットについてみていきましょう。
- 追加の借入はできない
- 長期的な返済は支払総額が増えることもある
- 審査に落ちる場合もある
追加の借入はできない
例外貸付は、「借入残高を段階的に減少させることを目的とした借り換えであること」が要件のひとつです。追加融資はこの条件と反することになるため、例外貸付に該当するおまとめローンでは、追加の借り入れができません。
借金の返済を重視するのであれば、追加借り入れができないおまとめ専用ローンの利用がおすすめです。
一方でカードローンやフリーローンのような、例外貸付に該当しないおまとローンを使用するときは追加の借り入れが可能です。しかし、借り過ぎのリスクがあるので、自分でしっかりと返済計画を立てる必要があります。
参照:日本貸金業協会|2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります
長期的な返済は支払総額が増えることもある
おまとめローンは、返済期間によって支払総額が増える点に注意が必要です。返済期間を長めに設定し過ぎると利息の支払いが増えてしまい、かえって支払総額が多くなる可能性があります。
余分な支払いを避けるには、事前にシミュレーションを実施することが大切です。金融機関によっては、公式サイトにてシミュレーションが利用できます。最低限の項目を入力するだけで自動計算してくれるので、おまとめを検討するときはぜひ活用しましょう。
審査に落ちる場合もある
おまとめローンを利用するには、借入先で実施される審査に受かる必要があります。一般的におまとめローンでは、仮審査と本審査の2段階の審査が実施されます。この2つの審査に通過しないと、おまとめローンは利用できません。
たとえば収入が安定していない場合には返済能力がないと判断され、審査に落ちる可能性があります。おまとめローンの審査については、次章で詳しく解説するのでぜひご参照ください。
総量規制以上のおまとめローン審査に通りやすくするポイント
例外貸付のおまとめローンでは総量規制以上の借り入れが可能ですが、貸し倒れのリスクより、厳格な審査の実施が予想されます。審査に通りやすくするためには、以下のポイントをおさえておきましょう。
- 収入を安定させる
- 提出書類には正確な情報を記載する
- 不安があっても審査は1社ずつ申し込む
- 在籍確認があるときは対策を講じておく
収入を安定させる
おまとめローンの審査に受かるためには、収入を安定させておくことがポイントです。
金融機関は貸し倒れリスクの面により、審査の際に返済能力をチェックします。借入希望額に対して年収が低すぎたり、収入が安定していなかったりすると、返済能力がないと判断されやすくなるので注意が必要です。
言い換えると年収に見合った借入希望額で収入が安定していれば、パートアルバイトなどでも審査に受かる可能性があります。実際におまとめローンでは雇用形態よりも、「安定した収入があること」が申込条件に設定されているケースは少なくありません。
また、勤続年数に関する情報を提供しければならないのは、安定した収入が見込めるかを判断するためです。勤続年数が短いと審査で不利にはたらく可能性があるため、申込前後に転職をするのは控えましょう。
提出書類には正確な情報を記載する
おまとめローンの申し込み時に提出する書類は、正確に記載しましょう。
金融機関はおまとめローンの申し込みがあると、信用情報をチェックするのが一般的です。信用情報とは金融取引に関する履歴のことで、遅延・滞納・借入状況などの情報が記録されています。
借入残高は信用情報で分かるため、少なく申告しても照会された際にバレることになります。嘘の申告をすると信頼性に欠けると判断され、審査にマイナスな影響を与える可能性があるので、正直に申告しておくことが大切です。
また、借入希望額が一定金額以上の場合、収入証明書類の提出を求められることがあります。収入についても収入証明書でバレることになるため、過大に申告するのは控えましょう。
不安があっても審査は1社ずつ申し込む
おまとめローンは、1社ずつ申し込みましょう。複数社へ同時に申し込みをすると申込履歴により、審査へ不利な影響を及ぼす可能性があります。
信用情報には、ローン商品に申し込んだ際の「申込履歴」が記録されます。申込履歴が多いと金融機関に「そんなにお金に困っているのか…」のような、疑念を抱かせることになりかねません。
必ずしも悪影響が及ぶとは限りませんが、審査に受かる可能性を高めることを考えた場合、リスクはできるだけ避けておきたいところです。申込履歴は6ヶ月ほど記録されるため、半年以上の間隔を空けて申し込むのが理想的でしょう。
在籍確認があるときは対策を講じておく
在籍確認があるときは、職場で対策を講じておくことが大事です。在籍確認が実施されるときは、事務員や電話対応の方に伝えておきましょう。
おまとめローンの審査時には、在籍確認がおこなわれることがあります。在籍確認はその職場に本当に勤務しているかを確かめる作業で、金融機関が勤務先に電話をかけるのが一般的です。
一方で企業では外部から従業員に関する問い合わせが合った際、個人情報保護の観点より、本人の許可なく返答しないような規定を設けている傾向にあります。ただ、在籍確認がとれないと金融機関は審査を進められません。
審査が長引いたり、最悪の場合には落ちたりする可能性があるため対策を講じましょう。
なお、おまとめローンの審査を通りやすくするには、落ちる主な原因を把握しておくことも大切です。審査で落ちる原因について詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
絶対通るおまとめローンは存在しない!落ちる原因を学んで対策しよう
おまとめローンの総量規制に関してよくある質問
ここではおまとめローンの総量規制に関して、よくある質問をまとめました。おまとめローンの利用を検討する際は、ぜひ参考にしてください。
おまとめローンと借り換えローンの違いは?
おまとめローンと借り換えローンは、概要が異なります。
おまとめローンは借入先をひとつにまとめるローンで、借入先が複数ある場合に有効です。一方の借り換えローンは借入先を変更するもので、主に借入先が1社のみのときに向いています。
いずれも返済負担の軽減に効果的な手段であるため、自分の状況に適したほうを選びましょう。
おまとめローンで年収以上の借入はできる?
例外貸付に該当するおまとめローンであれば、年収以上の借り入れが可能です。ただし、金利や返済負担などの条件を満たす必要があるため、詳細については金融機関に確認しましょう。
なお、年収を超える借り入れを希望するときは、より厳格な審査の実施が考えられます。審査に通過する確率を高めるためにも、収入の安定化をはじめ、できる限りの対策を講じましょう。
銀行のおまとめローンも総量規制の対象外?
法律的な観点から言うと、銀行のおまとめローンは総量規制の対象外です。しかし、銀行は多重債務防止の観点より、総量規制にもとづいた運営をおこなっているため、審査では返済能力を厳しくチェックされることが予想されます。
総量規制以上の借り入れをしたいときは、信用情報の確認をはじめ、しっかりと準備をしましょう。
総量規制の対象外のおまとめローンにどんなものがある?
以下は、消費者金融が提供するおまとめ専用ローンです。
金融機関 | 商品名 | 融資限度額 | 金利 |
アコム | 借り換え専用ローン(おまとめローン) | 300万円 | 7.7~18.0% |
アイフル | おまとめMAX(かりかえMAX) | 800万円 | 3.0~17.5% |
プロミス | おまとめローン(借換用ローン) | 300万円 | 6.3~17.8% |
SMBCモビット | おまとめローン | 800万円 | 3.0~18.0% |
上記のおまとめローンであれば、総量規制以上の借り入れができる可能性があります。
おまとめにお悩みのときは「まるっとローン」にお任せを!
おまとめローンは返済負担を軽減するのに有効な商品ですが、審査に不安を感じる方もいるでしょう。審査に通るか不安なときは、コンサルタントをはじめとするプロに相談してみるのも選択肢です。専門的なアドバイスが受けられるので、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。
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おまとめローンを利用して返済の負担を軽減しよう
例外貸付の要件を満したおまとめローンは、総量規制以上の借り入れが可能です。年収の1/3以上の借り入れを希望しているなら、例外貸付の要件を満たせるようなおまとめローンを選びましょう。
ただし、総量規制以上の借り入れは貸し倒れのリスクが高まるため、より厳格な審査の実施が予想されます。審査を受けるときは本記事で紹介したポイントを参考に、できる限りの対策を講じましょう。