フラット35の審査でCICを見ない銀行は存在しない!CICが保有する情報を紹介

  • 2025.04.07
  • 2025.04.07

フラット35の審査でCICを見ない銀行は存在しない!CICが保有する情報を紹介

フラット35の審査でCICを見ない銀行は存在しません。
CICが保管する信用情報をチェックしないと申込人の返済能力を正しく測れず、貸し倒れリスクが高い状態でお金を貸すことになるからです。

また、CICを確認する銀行から融資を受けることは、個人が計画的かつ安全に返済するためにも欠かせません。
この記事ではCICが保有する情報から、CICを見ない会社からお金を借りるリスクなども解説するのでご覧ください。

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フラット35の審査でCICを見ない銀行は存在しない

フラット35の審査でCICを見ない銀行は存在しない

CICを見ない銀行でフラット35を利用したい」と考える方もいるかもしれませんが、現実的にそのようなことはできません。
フラット35の審査では、申込人の返済能力を正確に判断するために、CICをはじめとした信用情報機関の情報を必ず確認します。

過去の返済履歴や他社からの借り入れ状況を把握せずに融資を決めることは、金融機関にとって貸し倒れに直結するため、信用情報の確認は欠かせません。
CICでは主に、クレジットカードの利用状況やローンの契約・返済履歴などが記録されており、ローン申し込み履歴は約半年、延滞などの情報は完済から5年程度記録されます。

そのため、過去に返済トラブルがあった方は、一定期間が経過するまで審査に通りづらい状況が続く可能性が高いです。
ちなみに、信用情報の内容はフラット35以外の住宅ローン審査でも重視されます。

CICが保有する情報

CICが保有する情報を解説

CICが保有する情報を解説します。

  • 返済の遅れ
  • 申し込み履歴
  • 他社からの借入額
  • 破産情報
  • 代位弁済の有無

住宅ローン審査の際、銀行がCICのどのような情報をチェックしているか事前に知っていれば、審査の通過確率を高めるための行動につなげやすくなります

返済の遅れ

CICでは、ローンやクレジットカードの返済状況が「お支払い状況に関する情報」として記録されます。
基本的に61日以上、または3ヶ月以上の延滞が発生すると「異動」というステータスが付与され、異動日とともに信用情報に登録されます。

この「異動」は、いわゆる金融事故として扱われ、一回でも記録されればほとんどの銀行は融資を拒みます。
異動情報の保有期間は契約中または契約終了(完済)後から最長5年で、この間の新たな借入はほぼ不可能です。

さらに、異動が発生した後の状況や、延滞解消の有無も併せて記録されるため、審査時には過去だけでなく現在の支払い状況も重視される点に注意が必要です。

申し込み履歴

CICには、クレジットカードやローンの申し込みに関する情報も記録されます。
氏名・生年月日・住所などの個人情報のほか、申し込んだ商品名、契約金額、支払い回数といった詳細な情報も記録されるのが特徴です。

申し込みの記録は「申込情報」として分類され、短期間に複数の申し込みを行っていないかチェックするために利用されます。
短期間に複数の申し込みがあると、「資金繰りに困っているのではないか」「他社でも審査に落ちているのではないか」といった不安材料となり、審査に影響を与えかねません。

申し込み履歴はCICに約6ヶ月間保管されるので、2社〜3社ほどに審査落ちしたら再申し込みは半年後などに行うのがおすすめです。

他社からの借入額

CICには、現在契約中のクレジットカードやローンに関する情報が「ご契約内容に関する情報」として登録されています。
登録される内容として、以下が挙げられます。

  • 契約日
  • 契約の種類(クレジットカード、カードローンなど)
  • 商品名
  • 支払い回数
  • 契約額(または極度額)
  • 契約終了予定日
  • 登録している会社名など

これらの情報を照会することで、銀行は申込人が現在どの程度の借り入れをしているか、収入に対して返済額が大きすぎないか判断します。
他社からの借入額が多すぎると返済負担率が高くなり、フラット35の審査では不利になりかねません。

なお、各ローンやクレカの契約が続く限りこの情報はCICに残り続けます。
ローン審査を受ける前には、不要な借入を整理することも検討すると良いでしょう。

破産情報

CICには、債務整理に関する情報も記録しています。
そのなかでも「個人再生」と「自己破産」の2つを「異動情報」として登録しています。

自己破産をした場合、免責決定から約5年間は信用情報に記録が残り、その間はローン審査に通ることは不可能です。
個人再生の場合も同様に、完済後から5年程度は情報が保持されます。

フラット35のように比較的審査が緩い住宅ローンでも、過去の債務整理履歴があると審査は厳しくなります。
一定の期間を経て情報が消去された後に再度チャレンジするのが現実的です。

代位弁済の有無

代位弁済に関する情報もCICで記録されます。
代位弁済とは、借り入れた本人が返済できなくなった場合に、保証会社がその返済を一時的に肩代わりする制度です。

これは債務が消滅したわけではなく、今度は保証会社が本人に対して返済を求める立場になります。
代位弁済が発生すると、その事実が信用情報に「異動」として記載され、返済遅れや債務整理と同様に約5年間ほど記録されます。

CICを見ない会社からお金を借りるリスク

CICを見ない会社からお金を借りるリスク

CICを見ない会社からお金を借りるリスクを解説します。

  • 返済能力以上のお金を借りてしまう
  • 違法な取り立てにあう
  • 個人情報を悪用される

「CICを見ない会社ならお金を借りられるかも」という考えは大変危険で、後々トラブルに巻き込まれるリスクを高めます

安易に関わって生活を破綻させないためにもご参考にしてください。

返済能力以上のお金を借りてしまう

CICを確認しない会社は、申込人の過去の返済履歴や借入状況を考慮せずに融資を行います。
ゆえに個人の返済能力を大きく超える金額を貸し付けてくる可能性があるのです。

人によっては魅力的に映ってしまうこともありますが、実際には返済能力を超えた金額を背負うことになり、返済できなくなることで生活が破綻しかねません。
通常の銀行は、年収や返済負担率を見ながら個人に適した融資額を判断するため、返済額も家計を圧迫しない程度にコントロールできます。

しかし、CICを照会しない業者はそういった審査を省くうえに、支払いできなくなった契約者に高金利の延滞料を課して債務を雪だるま式に膨らませるのです。
法外な利息で利益を得ているからこそ、貸し倒れのリスクを恐れずに融資できるのが悪徳業者の特徴といえます。

無理なく返済できるか客観的に判断するためにも、信用情報をもとにした審査を行っている会社にのみ申し込みを行ってください。

違法な取り立てにあう

CICを確認しない業者の多くは貸金業法を無視した「闇金」や金融庁の許可を得ていない非正規業者だと考えましょう。
こうした業者は貸し倒れを恐れない代わりに、利用者が少しでも返済を遅らせると法外な利息の要求に加えて、日常生活に支障をきたす取り立てを行います。

たとえば、早朝や深夜にしつこい電話がかかってきたり、家族や職場にまで連絡が及んだりといった違法行為が挙げられます。
また、暴力的な言動によって精神的なダメージを受けることも少なくありません。

午前9時〜午後8時の間以外に訪問したり、威圧的な態度で返済を迫る取り立ては法律で禁止されています。
安心して返済を続けるためにも、信用情報を見ないような業者から借りるのは避けましょう。

個人情報を悪用される

申込時に得た個人情報を不正に利用する悪質な業者も存在します。
たとえば、氏名・住所・電話番号・勤務先・口座番号などが、闇金業者間で共有されたり、第三者に売買されたりするケースは後を絶ちません。

一度でも悪徳業者と関わると情報が拡散され、新たな詐欺や架空請求、迷惑な勧誘などに巻き込まれる可能性が高くなります。
安全にお金を借りるのであれば、個人情報を厳格に取り扱う銀行にのみ情報を提供することを心がけましょう。

▼フラット35の審査でチェックされることは以下の記事で解説中▼
フラット35の審査はゆるい?利用条件や審査に落ちる人の特徴を解説

CICの信用情報が原因で審査落ちした時の対処方法

CICの信用情報が原因で審査落ちした時の対処方法

CICの信用情報が原因で審査落ちした時の対処方法を解説します。

  • 借金を完済して異動情報を消す
  • 配偶者が住宅ローンに申し込む
  • プロパーローンを利用する

信用情報に傷が付いてしまった後でも住宅ローンを組みたい方はご参考にしてください。

借金を完済して異動情報を消す

信用情報に傷が付いた場合、最優先すべきは借金の完済です。
延滞によってCICに登録された異動情報は、完済後から最長5年保有される可能性があります。
完済しない限り異動情報が消えないケースがあるため、少しでも早く信用情報を正常に戻すためにも既存の借り入れをなくせるよう努めることが重要です。

また、借金の返済に加えて「未使用のキャッシング枠」を解約しておくと効果的です。
たとえ借入額が0円でも潜在的な負債として見なされやすく、審査に悪影響を及ぼします。
現在の借り入れの返済と借入枠の削減を行い、信用情報を早めに回復させることで審査通過を目指しましょう。

配偶者が住宅ローンに申し込む

自身の信用情報に問題があり、住宅ローンの審査通過が難しい場合、配偶者が代わりに申し込むことも一つの方法です。
配偶者に安定収入があり、信用情報にも問題がなければ審査を通過できる可能性があります。
ただし、配偶者がローン契約した場合は返済を行う「主債務者」も配偶者となるので、夫婦間で将来のことも踏まえた資金計画を立てることが重要です。

また、住宅ローンの契約内容によっては連帯保証人が必要になるケースもあります。
信用情報に問題がある人が連帯保証人になろうとすると、たとえ主債務者じゃなくても信用情報をもとに審査が行われるので審査落ちしかねません。
「ペアローン」や「収入合算」など、夫婦でローンを組む商品を利用する時は要注意です。

プロパーローンを利用する

プロパーローンとは、保証会社を介さずに金融機関と契約する住宅ローンのことです。
一般的な住宅ローンでは保証会社が申込人の審査を行います。
ゆえに信用情報に問題があると審査落ちする可能性があるのです。

しかし、プロパーローンでは金融機関と交渉し、現在や将来の返済能力を加味して審査してもらうことができます。
誰でも審査通過できるわけではありませんが、比較的柔軟な対応に期待できるのが嬉しいポイントです。
ただし、金融機関が直接リスクを負うことになるので、高金利になりやすく、融資額も希望より少なくなりかねない点には注意しましょう。

信用情報以外が原因で審査落ちした時の対処方法

信用情報以外が原因で審査落ちした時の対処方法

信用情報以外が原因で審査落ちした時の対処方法を解説します。

  • 頭金を増やす
  • 返済負担率を見直す
  • 購入予定物件を見直す

住宅ローン審査に落ちる理由は信用情報だけとは限りません。
年収や返済負担率など、別の部分が原因で審査落ちすることも頻繁にあります

ここでは信用情報以外の審査落ち原因に対する具体的な対策をご紹介します。

頭金を増やす

住宅ローンの審査を有利に進める手段として、「頭金を増やす」ことが挙げられます。
最初に支払う頭金が多いほど借入額が減り、金融機関の貸し倒れリスクも低くなるので、審査時の評価が高まりやすいのです。
特にフラット35は頭金の割合によって金利を優遇するなど、頭金を重要視しています。

【フラット35融資額別借入金利(21年以上35年以下の借入期間)】

  • 融資額9割以下:年1.890%〜年3.930%
  • 融資額9割超:年2.050%〜年4.040%
    ※2025年4月現在

無理のない範囲で頭金を増やすと、審査面はもちろん返済計画にも良い影響を与える可能性があります。

返済負担率を見直す

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合を示す指標です。
住宅ローン審査で重視される指標で、フラット35では、年収400万円未満なら返済負担率30%以下、400万円以上なら35%以下であることが審査条件となっています。

一般的には20%〜25%程度に抑えると返済と家計を両立しやすいといわれます。
審査落ちの原因が返済負担率にあると考えられる場合は、借入額を見直す、返済期間を延ばす、他の借入を減らすといった方法で返済負担率を調整してみてください。

購入予定物件を見直す

購入予定物件の価格が高すぎると、借入額が増えるため返済負担率が上がり、審査に通りにくくなります。
審査落ちの原因が借入額の大きさや返済負担率にあると予測できる場合は、購入予定物件を見直して物件価格を下げることが有効です。
エリアや間取り、築年数などの条件を見直すことで、価格を下げつつも希望に近い物件を見つけられることもあります。

また、価格が下がれば頭金とのバランスも改善され、融資率が下がることで金利の優遇を受けられる可能性も出てきます。
物件選びは、フラット35の融資条件を踏まえた視点で行うことが大切です。

▼住宅ローン審査でチェックされる点を詳しく解説!通りやすい人の特徴とは?▼
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説

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信用情報や返済計画に不安がある場合でも、改善に向けた具体的なステップをご提案できるのが強みです。
オンラインでの匿名相談も可能ですので、住宅購入を諦める前に自分にあった解決策がないか共に探してみましょう。

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