- 2025.02.05
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住宅ローンの事前審査が長いのは落ちた証拠ではない!審査基準や対策を解説
「住宅ローンの事前審査に申し込んだけれど、なかなか結果が出ない……もしかして審査に落ちたのでは?」と不安に感じていませんか?
通常、住宅ローンの事前審査は数日から1週間ほどで結果が出ます。しかし、場合によってはそれ以上の時間がかかることもあるのです。理由を知らなければ、不安になってしまうのも道理といえます。
この記事では、住宅ローンの事前審査が長引く理由について解説します。スムーズに審査を進めるための対策についてもあわせて解説するため、ぜひご覧ください。
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住宅ローンの事前審査が長い=審査落ちではない
住宅ローンの事前審査に時間がかかっても、それは審査落ちとイコールではありません。事前審査を申し込んでおり、今のところなにも連絡が来ていないという方はまずは落ち着いてください。
住宅ローンの事前審査に時間がかかっている理由としては様々な事情が考えられます。審査に悩んでいるケースはもちろん考えられますが、単純に金融機関が忙しくて時間がかかっているだけということもあるでしょう。
審査をおこなっている金融機関の内情は、基本的に利用者にとって知ることのできない領域です。不安が募るあまり勘違いや思い込みをして余計に落ち着かない気持ちになるかもしれませんが、それを防ぐためにも、事前審査の基礎知識を把握していきましょう。
住宅ローンの事前審査(仮審査)とは?
住宅ローンの事前審査(仮審査)とは、正式な融資契約を結ぶ前に、借入希望者の返済能力を金融機関が判断する審査のことです。金融機関は事前審査を通じて、顧客の希望する借入額や返済期間が適正かどうかを判断するのです。
事前審査では、申込者の年収・職業・雇用形態・他の借入状況・信用情報などがチェックされます。審査は、本審査に比べて簡易的なものですが、金融機関によっては簡易的だからといって甘いわけではない点に注意が必要です。
住宅ローンの事前審査にかかる期間
住宅ローンの事前審査は、一般的に数日から1週間程度で結果が出ます。事前審査はあくまで事前審査であるため、より本格的な本審査に比べスピーディーな判断がおこなわれるのです。
住宅ローンの審査全体で見ると、本審査のほうがより多くの時間をかけておこなわれます。本審査は通常1〜2週間、長い場合は3週間以上かかることもあるため、事前審査よりも長い期間の待機が求められるでしょう。
利用の申し込みから正式な融資までは、1ヶ月以上の時間がかかることもあります。長い時間がかかっても焦らず、落ち着いて各段階のプロセスを進めるようにしましょう。
住宅ローンの事前審査に申し込むタイミング
住宅ローンの事前審査は、購入したい物件がおおむね決まったタイミングで申し込みましょう。ハウスメーカーや不動産会社に物件の購入を伝えた段階で金融機関に問い合わせ、住宅ローンの利用を申請することになります。
仮審査に通過した後は、正式に物件を購入するため売買契約を結び、同時に住宅ローンの本審査を受けるというプロセスが一般的です。
なお、具体的な物件を決める前に申し込むことも可能ではあります。しかし、購入予定物件の価格が大きく変わると、それだけ借り入れ額が変わることもあるため、事前審査をやり直しになってしまう可能性も否めません。
住宅ローンの全体の流れについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説
住宅ローンの事前審査と本審査の違い
住宅ローンは、事前審査(仮審査)と本審査の2段階で利用者のチェックがおこなわれます。それぞれ目的や詳細な審査内容が異なるため、違いを理解しておくことが重要です。
事前審査は、利用者が融資にふさわしいかどうかの目安を確認する審査です。全ての利用希望者に本格的な審査をしていては金融機関も対応しきれないため、一定の基準を満たさない利用者を「ふるいにかける」ために事前審査がおこなわれます。
一方、本審査は融資を正式決定するため実施される最終的な審査です。事前審査で確認した情報に加え、より詳細な書類のチェックや、購入予定の物件の担保評価がおこなわれます。本審査についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
住宅ローンの本審査とは?必要書類や審査中のNG行為を紹介
住宅ローンの事前審査が長引く理由4選
住宅ローンの事前審査は通常数日から1週間程度で結果が出ますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。理由はさまざまですが、主に次のようなものが考えられます。
- 金融機関が忙しい
- 信用情報などの資料取り寄せなどに時間がかかっている
- 書類を追加で提出・確認してもらう必要が出た
- 書類を追加で提出・確認してもらう必要が出た
それぞれの詳細を解説します。
金融機関が忙しい
金融機関が忙しく人手が足りない場合、住宅ローンの事前審査が長引いてしまうことがあります。単純な理由ではありますが、それだけ困難な問題といえます。
金融機関が金融機関自身の事情で忙しくなってしまうような状況は、利用者側での対策は不可能です。しかし、金融機関が忙しい理由が「繫忙期である」という点にあれば、その時期を避けることで審査機関の長期化を回避できるかもしれません。
1月~3月は引っ越しシーズンで、住宅ローンを取り扱う金融機関にとっての繫忙期です。審査の申し込みが集中し、能力を越えた処理を強いられている恐れがあります。スムーズに審査を受けたい場合には、新生活準備シーズンを避けるようにしましょう。
信用情報などの資料取り寄せなどに時間がかかっている
住宅ローンの事前審査では、金融機関が申込者の信用情報や収入証明書類を確認する必要があります。各種資料・書類を素早く取り寄せられない場合、審査期間も長引いてしまうでしょう。
金融機関は、申込者のクレジットカードの利用履歴や過去のローン返済状況を信用情報機関を通じてチェックします。信用情報は融資が可能かどうかを判断するために欠かせない要素のため、この手順が遅れると審査も先に進めなくなってしまうでしょう。
また、給与証明書などの書類提出が必要な場合、勤務先からの発行に時間がかかることもあります。会社次第で対応が遅れてしまうため、その間審査が止まってしまう可能性も否めないのです。
書類を追加で提出・確認してもらう必要が出た
「追加書類の提出・確認が必要になったから」という理由で事前審査が長引いている可能性も考えられます。単に書類の不備があった場合だけでなく、審査通過のための補足資料を求めているケースも考えられるでしょう。
こうした場合では、金融機関側から利用者に更なる書類の提出が求められるかもしれません。審査機関は伸びてしまいますが、理由や通知のない状態で延長されるわけではない点には安心しましょう。
追加書類の提出が求められた場合はスピーディーに対応することが大切です。書類を素早くできれば、それだけ早く審査を再開できます。
通過基準がギリギリ
事前審査が長引いている理由としては、「申込者の審査基準がギリギリで、慎重な判断が求められている」というケースも考えられます。金融機関が審査に通過させるかどうかを悩んでおり、容易に結論を出せないのかもしれません。
審査が長引いたからといって、必ずしも否決されるわけではありません。担当者が粘ってなんとか審査を通そうとしている可能性もあります。憶測や思い込みを信じて慌てるような事態は避け、落ち着いて待機することも大切です。
住宅ローンの事前審査が長引くと発生するリスク
住宅ローンの事前審査が通常よりも長引く=審査落ちというわけではありません。しかし、購入したい住宅を先に買われてしまうリスクが発生する点は留意してください。条件の良い物件である場合、審査期間中に別の人に購入されてしまうかもしれないのです。
リスクを避けるためには、住宅ローンの事前審査をできるだけ早めに申し込むことが大切です。審査を少しでもスムーズに進められるように、正確な情報が記入された必要書類を漏れなく準備しておきましょう。
住宅ローンの事前審査をスムーズに進めるコツ
住宅ローンの事前審査をスムーズに進めるためのコツを、次の2点から紹介します。
- 早めに住宅ローンに審査申し込みする
- 必要な書類を申請前に用意しておく
それぞれの詳細を解説します。
早めに住宅ローンに審査申し込みする
購入したい物件が決まった場合には、早めに住宅ローンに審査申し込みをしましょう。
物件の価格帯が既に決まっているならば、物件を決める前に事前審査を受けるのも手段の一つです。事前審査時に決定した借り入れ額と具体的な物件決定時の借り入れ額が変わらなければ、そのまま本審査に進める場合があります。
事前審査はほとんどのケースで有効期限が定められています。金融機関によって期限は異なりますが、おおよそ2ヵ月から半年の間は事前審査の結果が有効です。
ただし、事前審査から本審査までの間に申込者が転職していたり、新たな借り入れを増やしていたりすると審査落ちのリスクが高まります。収入の安定性や返済能力が低くなったと見積もられるため、本審査に通るまでは慎重な行動が必要です。
必要な書類を申請前に用意しておく
住宅ローンの事前審査をスムーズに進めるためには、必要な書類を事前に準備しておくことが重要です。審査が長引く原因に「書類の不備」や「追加提出の要求」があるため、最初から必要な書類を揃えておけば審査の遅延を防止できるでしょう。
事前審査で必要とされる書類には、次のようなものが一般的です。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 収入証明書類(会社員なら源泉徴収票、自営業なら確定申告書)
- 他の借入状況がわかる書類(カードローンや自動車ローンの契約書など)
金融機関によって求められる書類が異なる場合があるため、事前に問い合わせ窓口などから確認しておけば間違いのない準備が可能でしょう。
住宅ローンの事前審査に受かるための対策
住宅ローンの事前審査に通るためには、金融機関の審査基準を満たすことが求められます。まだ事前審査を受けていないという方は、次の基準を意識して審査に挑みましょう。
- 返済負担率を減らす
- 無理のない返済計画を組み立てる
- 借り入れをおまとめローンでまとめる
それぞれの対策の具体的な行動内容を紹介します。
返済負担率を減らす
返済負担率を減らすと、住宅ローンの事前審査に通りやすくなります。返済負担率とは、年収に対するローン(住宅ローン以外の借金も含む)の年間返済額の割合を指す言葉です。一般的に、返済負担率の目安は30~35%以下とされています。
返済負担率が目安を越えていると「返済能力に不安がある」と判断され、審査落ちのリスクが高まります。年収300万円の人の場合、年間負担額が87万円=返済負担率29%であれば審査に通過できても、102万円=返済負担率34%だと厳しくなるのです。
返済負担率を減らす方法としては、頭金を増やして借り入れ額を抑えたり、他の借り入れを返済するなどの手段が考えられます。返済期間を延ばすことでも一回当たりの返済額が減るため負担率を抑えられますが、利息による支払総額の増加には注意してください。
無理のない返済計画を組み立てる
住宅ローンの事前審査に通るためには、無理のない返済計画を立てることが重要です。金融機関は申込者が将来にわたって安定した返済ができるかどうかを判断します。返済額や借入期間を適切に設定することが審査通過のカギとなるでしょう。
特に「何歳までに完済できるか?」といったポイントは重要になります。国土交通省のアンケートによると、完済時年齢は98.5%の金融機関が重視する重要な審査基準です。多くの金融機関では、完済時の年齢が80歳未満であることを求めているとされます。
高齢になる前にローンを完済するためには、借入期間を短くすることが必要です。しかし、借入期間が短いと月々の返済額が増えるため、返済負担率が上がってしまいます。住宅ローンの申請時には、返済負担率だけでなく完済時年齢のバランスも考えましょう
参考:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和5年度)」
借り入れをおまとめローンでまとめる
複数のローンを抱えている場合は「多重債務者なのでは?」と金融機関に疑念を抱かせて審査に不利になる可能性があります。おまとめローンを活用して既存の借入を一本化することも検討しましょう。
おまとめローンとは複数の借入を一つのローンにまとめられるローン商品です。カードローンやクレジットカードのリボ払いなど、高金利なローンを低金利なおまとめローンに一本化することで、返済負担を減らせる可能性があります。
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住宅ローンの事前審査に落ちた場合の対策
住宅ローンの事前審査に落ちた場合の対策としては、主に次のようなものが挙げられます。
- 時間を置いて他の金融機関で審査を受ける
- 年齢や借り入れ額などの条件を見直す
- 信用情報に問題があるなら回復を待つ
それぞれの詳細を解説します。
時間を置いて他の金融機関で審査を受ける
金融機関によって住宅ローンの審査基準は異なります。落ちた金融機関とは別の銀行・信用金庫などで住宅ローンの審査を受ければ、通過できる可能性があります。
ただし、事前審査に落ちたからといって、すぐに別の金融機関へ申し込みをするのは避けた方がよいでしょう。短期間に何度も住宅ローンの審査を申し込むと、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、金融機関の審査に悪影響を与える可能性があります。
住宅ローンの利用は申し込み履歴は基本的に半年ほど残ります。半年の時間を置いてから再申請すれば、申し込みブラックのリスクは回避可能です。その間に自身の信用情報や返済負担率を見直し、改善できる点を整理しておきましょう。
住宅ローンの再審査については、こちらの記事もご覧ください。
住宅ローンに落ちたら再審査できる?審査落ちの理由や再審査時の注意点を解説
年齢や借り入れ額などの条件を見直す
住宅ローンの事前審査に落ちた場合、申込条件を見直すことで再審査の成功率を高めることができます。
たとえば、完済時の年齢が低くなると審査に通りやすくなるかもしれません。借入期間を短縮すれば完済時年齢を下げることが可能なため、金融機関にとってより望ましい状態となるのです。
あわせて借り入れ額を減らせば、返済負担率を下げることにもつながります。低い返済負担率は審査通過の確率を高める要因の一つです。物件の内容に変更を加えなければならない可能性はありますが、住宅ローンなしの購入は難しいため検討の余地は存在するでしょう。
信用情報に問題があるなら回復を待つ
住宅ローンの事前審査では、信用情報が重要な審査基準の一つとされています。過去にクレジットカードやローンの支払い遅延、債務整理などがあると所謂「ブラックリスト」とされ、金融機関のローン審査に通りにくくなるのです。
自身がブラックリスト入りしているかどうかは、信用情報機関への問い合わせで確認可能です。日本における信用情報機関は日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3社となっています。
もし信用情報が原因で審査に落ちた場合は、ブラックリスト入りの情報が消えるのを待たなくてはなりません。ブラックリストは負債の完済から5年間ほど保存されます。まずはブラックリスト入りの原因となった延滞を支払うことが大切です。
住宅ローンの事前審査でよくある質問
住宅ローンの事前審査を受ける人は、次のような疑問をしばしば抱いています。
- 住宅ローンの事前審査に落ちた理由は教えてもらえる?
- 住宅ローンの事前審査に通れば本審査も通る?
それぞれの疑問を、回答と共に解説します。
住宅ローンの事前審査に落ちた理由は教えてもらえる?
基本的には教えてもらえません。住宅ローンの審査基準は非公開であり、顧客側が知ることはできないのです。
ただし、国土交通省の調査により一般的な審査の基準は明らかになっています。次は金融機関が住宅ローンの融資をおこなう際に考慮する項目の例です(数字は審査項目としている金融機関の割合)。
- 完済時年齢(98.5%)
- 健康状態(96.6%)
- 年収(94.0%)
- 勤続年数(93.6%)
- 返済負担率(92.0%)
出典:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和5年度)」
審査に落ちた場合は上記の項目が住宅ローンの利用に適しているかどうかを見直し、改善したうえで再度申し込むようにしましょう。
住宅ローンの事前審査に通れば本審査も通る?
住宅ローンの事前審査に通過しても、本審査で否決されることはあります。事前審査と本審査では審査に新しい項目が加わるうえ、既存の項目についても再度審査がおこなわれるのです。
本審査では、購入予定の物件が住宅ローン返済不可時の担保として適正な価値を持っているかが調査されます。物件の評価額が低い場合、審査が通らないこともあるでしょう。
また、事前審査と本審査で申告に相違があると審査落ちのリスクとなります。正確な申告を心がけましょう。また、自身を質のよい利用者と見せるため虚偽の申告をしても、信用情報機関への照会を通じてウソがバレます。信頼を損ねる結果となるため控えるべきです。
まとめ|住宅ローンの事前審査が長くても諦めない!
住宅ローンの事前審査が長引くと「審査に落ちるのではないか」と不安に感じるかもしれません。しかし、審査に時間がかかる理由には繁忙期や人手不足、担当者の「粘り」などさまざまなものがあるため、必ずしも否決を意味するわけではないのです。
仮に金融機関に待たされていると感じる状況であっても、まずは落ち着くことが大切です。行動を起こすとしても、まずは事前審査の結果が出てからでよいでしょう。通過していたら本審査に進み、落ちていたら対策を踏まえたうえでの再審査が大切です。
マイホームを購入するには住宅ローンが欠かせません。冷静に状況を確認し、焦らず計画的に、適切な対応を進めましょう。