• 2025.07.09
  • 2025.07.09

三井住友信託銀行の住宅ローン審査は厳しい!審査基準と通過のコツを解説

住宅ローンを検討しているときに、「三井住友信託銀行は審査が厳しい」という声を見かけて不安になってはいないでしょうか。利用を検討している金融機関で審査に通れないかもしれないと思うと、悩んでしまうのも仕方のないことです。

特に過去に住宅ローンの審査で落ちた経験がある人や、収入や信用情報に不安にある人にとって、「自分でも通るのか?」という疑問は切実なものです。重要なのは、事前に審査基準を理解し対策することです。きっちり準備をして厳しい審査を乗り越えましょう。

本記事では、三井住友信託銀行の住宅ローン審査でチェックされるポイントや審査に落ちる原因を解説します。審査に通過するための具体的な対策手段や審査に落ちた場合の対応方法もあわせて紹介するため、ぜひご覧ください。

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三井住友信託銀行の住宅ローン審査は厳しい?

三井住友信託銀行の住宅ローン審査は厳しい?

まずは三井住友信託銀行に限らず、住宅ローンの審査は厳しいことを把握しておきましょう。金融機関にとって、住宅ローンは長期にわたる高額な融資をおこなう商品です。利用者に確かな返済能力や信用情報が無ければ、利益を出すことができなくなってしまいます。

三井住友信託銀行は日本最大規模の信託銀行です。ブランド力のある金融機関のため信頼性も高く、提供する住宅ローンも低金利が魅力的です。しかし、利用条件を満たし審査に通過しなければ融資は受けられません。住宅ローン審査は金融機関の例に漏れず、厳格です。

自分の金融状況で三井住友信託銀行の住宅ローンが利用できるかどうかを検討するために、利用条件や審査の傾向を把握しておきましょう。

三井住友信託銀行の住宅ローンの利用条件

三井住友信託銀行の住宅ローンの利用条件

三井住友信託銀行の住宅ローンを利用するには、次の利用条件を満たしている必要があります。

  • 本国籍を有する人、または永住許可を受けている外国人
  • 仮審査申し込み時に成年に達している
  • 借り入れ時の年齢が満71歳未満かつ完済時の年齢が満81歳未満であること
  • 返済期間中に安定した年収が見込まれる
  • 銀行所定の団体信用生命保険に加入できる
  • 銀行指定の保証会社の保証を受けられる方

更に、担保物件(購入するマイホーム)が以下に該当しないことも求められています。

  • 定期借地権付きの物件
  • 周辺に当社本支店がない物件
  • 建築基準法に違反している物件
  • 狭小物件(例:25㎡未満程度のマンションなど)
  • 借り換えの場合、以下に該当しないこと
    過去1年間に延滞がある
    自行内借換(当社住宅ローンのお借り換えはできません)
    現在賃貸中の物件

更に必要書類として、年収確認資料、購入物件に関する資料、既存の借り入れ内容の記載がある資料が求められます。借り換えの場合はお借り換え対象の住宅ローンの資料も必要です。必要書類に不明な点があれば銀行側の担当者に相談し、漏れなく用意しましょう。

参考:三井住友信託銀行「ネット仮審査申込サービス

三井住友信託銀行の住宅ローン審査でチェックされる3つのポイント

三井住友信託銀行の住宅ローン審査の基準は基本的に非公開となっています。ただし、公的な統計情報などから、金融機関で重視される一般的な審査ポイントを推測することは可能です。

次の3点は、住宅ローン審査でチェックされることの多いポイントです。

  • 完済時年齢
  • 健康状態
  • 返済負担率

それぞれのポイントについて詳細に見ていきましょう。

完済時年齢

住宅ローンの審査において、完済時年齢は重要なチェック項目です。三井住友信託銀行では、利用条件として借り入れ時の年齢が満71歳未満、完済時の年齢が満81歳未満であることを明記しているため、最低限これらの要件を満たさなければなりません。

仮に35年ローンを組む場合、45歳までに借り始めないと条件を満たせません。ただ年齢が利用条件に収まればよいというわけではなく、年齢が上がるほど返済期間が短くなるため、月々の返済額が高くなりやすい点に注意しなければなりません。

なお、国土交通省の調査では、98.4%の金融機関が完済時年齢を審査項目に含めていることがわかっています。ほとんどの金融機関が重視している項目である以上、完済時年齢に無理がない返済計画を立てなければ、住宅ローン審査の通過は厳しくなるでしょう。

参考:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和6年度)

健康状態

住宅ローン審査では、申込者の健康状態も重要視されます。債務者の万が一に備える団体信用生命保険(団信)は、健康状態が良好でなければ加入できないからです。病歴や現在の健康状態によっては団信に加入できず、住宅ローンの審査にも通らない可能性もあります。

三井住友信託銀行の住宅ローンでは、原則的に団信への加入が求められています。団信加入が不要であることの多いフラット35であっても、三井住友信託銀行では住宅金融支援機構の団信加入を求めている点に注意が必要です。

国土交通省の調査によると、全国の金融機関のうち95.1%が健康状態を審査項目に含めていることがわかっています。ほとんどの金融機関で重視される項目のため、健康に不安がある場合は金融機関や住宅ローン商品の選び方に注意が必要です。

参考:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和6年度)

返済負担率

返済負担率とは、年収に対する年間の負債返済額の割合を示す指標です。住宅ローン審査においては、返済能力を判断するうえでの重要な要素となっています。返済負担率が高すぎると返済不能に陥るリスクがあると判断されてしまうのです。

一般的に、返済負担率は30~35%が目安とされています。たとえば、年収600万円の人が年間返済額180万円のローンを組む場合、返済負担率は30%となります。ここから返済額が増加し返済負担率が35%を超えると、審査通過の確率は低くなるでしょう。

国土交通省の調査によると、90.3%の金融機関が返済負担率を審査項目として重視していることがわかっています。住宅ローンを利用するときは無理のない借り入れ額を設定し、返済負担率を抑えることも重要です。

参考:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和6年度)

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に落ちる原因

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に落ちる原因

三井住友信託銀行の住宅ローン審査は、多くの金融機関と同様に厳しいものです。審査落ちの理由として考えられる要素を把握しておき、事前に対策を取ることも大切です。

住宅ローン審査審査に落ちる理由としては、次のものが挙げられます。

  • 勤続年数が短い
  • 借り入れ希望額が年収に対して多すぎる
  • 既存借り入れが多い
  • 信用情報にキズがある

それぞれの原因がなぜ審査落ちに繋がるのかを見ていきましょう。

勤続年数が短い

現在の会社での勤続年数が短いと、住宅ローン審査に落ちる可能性が高まります。金融機関はローン利用者の収入の安定性を重要視しているため、転職したばかりの人は「いまの会社で長く働けるのか?」と疑問視されてしまうのです。

勤続年数が1年未満の場合、たとえ年収が高くても「収入が不安定」と判断されてしまい、審査に落ちるリスクが高まります。転職直後で、まだ賞与や昇給実績が見込めない場合はより厳しく見られてしまうでしょう。

住宅ローン審査に挑む場合は、1年から3年程度は同じ会社での勤務実績を積んだほうがよいとされています。

仮にどうしても転職が必要な場合は、転職理由をしっかり説明できるよう準備しておくことも必要です。グループ内別会社への異動や同業種での転職は、計画的なキャリアを積んでいると評価してもらえる可能性もあります。

借り入れ希望額が年収に対して多すぎる

借り入れ希望額が年収に対して大きい場合、住宅ローン審査で不利になる可能性が高まります。返済負担率が高くなり、金融機関からの評価が下がってしまうことが原因です。返済負担率の目安である年収の30〜35%以内を超えていると、審査落ちリスクとなるでしょう。

仮に年収600万円の人が年間返済額が240万円になる借り入れを抱えている場合、返済負担率は40%で基準を超過してしまいます。仮に審査に通過しても、当初の借り入れ希望額から減額して融資される可能性が高いでしょう。

借り入れ希望額を低くすれば年間返済額が減り、返済負担率は下がります。返済期間を延長し1回の支払額を減らすことでも返済負担率を下げられますが、返済期間が長期化するため、完済時年齢が高くなり過ぎてしまうリスクを踏まえておく必要があります。

既存借り入れが多い

すでに複数のローンを抱えている場合、金融機関から多重債務者とみなされる可能性があります。返済能力や返済意思が欠けていると思われ、審査に落ちる可能性が高まってしまうのです。

返済負担率は現在の借り入れを合計して計算されるため、返済負担率の面でもデメリットを背負うことになるでしょう。

返済可能な借り入れがあれば、住宅ローンの申し込み前に完済しておくようにしましょう。おまとめローンを利用して借り入れをまとめ、件数を減らすことも有効です。おまとめローンの利用を検討する方は、ぜひまるっとローンまでご相談くださいませ。
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信用情報にキズがある

信用情報に延滞や債務整理などのキズがあると、いわゆるブラックリストであるとみなされます。ブラックリストの申込者は金融機関にとってリスクとなるため、住宅ローンの審査は極めて厳しくなるのです。

ブラックリスト入りの原因としては、クレジットカードの延滞や債務整理などの金融事故が挙げられます。携帯料金の支払い遅延もブラックリスト入りの原因となり、住宅ローンの審査を受ける段階で思わずつまづく人も少なくありません。

ブラックリストは負債の完済から5~10年ほど残ります。この期間が過ぎない限り、住宅ローンの審査は普通に受けられないと考えてよいでしょう。

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に通るための対策

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に通るための対策
三井住友信託銀行の住宅ローン審査は厳しいものですが、次の対策を取ることで通過の可能性を高めることができます。

  • 借り入れ額や返済期間の見直し
  • ペアローン・収入合算を検討する
  • 信用情報を改善する

それぞれの対策の詳細を解説します。

借り入れ額や返済期間の見直し

住宅ローン審査に通るためには、年収に見合った無理のない返済計画を立てることが大切です。借り入れ希望額が過大であったり、返済負担率が高すぎたりすると、返済能力に疑問を持たれ、審査落ちの原因となります。

たとえば、借り入れ額を数百万円減らしたり、返済期間を延長して月々の返済額を抑えることで、返済負担率を適正な水準に調整できます。また、頭金を増やして自己資金比率を増やせば、借り入れ額を抑えることもできるでしょう。

ただ、借り入れ額を減らした結果、マイホームのグレードは妥協することになるかもしれません。返済期間を延長すれば完済時年齢が高くなり、高齢になっても返済を続ける必要があります。頭金の用意も多額の資金が必要なので、貯金次第では困難になりがちです。

審査対策は、あくまで実現可能な範囲内でおこなうようにしましょう。

ペアローンや収入合算を検討する

住宅ローン審査で不安がある場合は、配偶者や家族の収入を活用するペアローン、または収入合算も選択肢に入ります。ペアローンは夫婦がそれぞれ住宅ローンを契約する方式で、収入合算は主債務者の返済能力に配偶者や家族の収入を加算する方式です。

ペアローンや収入合算を活用すれば世帯収入全体を反映でき、返済負担率を下げたり、借り入れ可能額を増やせます。しかし、支払いの責任が契約者1人だけでなく他の家族にも波及する点には注意しておきましょう。

信用情報を改善する

過去に延滞や債務整理の履歴があると、信用情報に問題があるブラックリストとして扱われます。ブラックリストでは住宅ローンの審査通過はほぼ不可能になるため、解消を待ちましょう。

ブラックリストの解消は、原則として時間経過以外では実現できません。ブラックリストは負債の完済後から5〜10年ほどで自動的に削除される仕組みとなっています。それまでは新たなローン申し込みを控えるのが賢明でしょう。

自分がブラックリストかどうかは、信用情報機関に開示請求することで確認可能です。日本の信用情報機関は株式会社日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つで、各機関のホームページで開示の申し込みが可能となっています。

参考:
JICC「開示を申し込む
CIC「情報開示とは
KSC「本人開示の手続き

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に落ちたときの対応

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に落ちたときの対応

万が一住宅ローンの審査に落ちてしまっても、マイホームを諦める必要はありません。次の対応手段を把握しておき、次の審査に備えましょう。

  • 審査落ちの原因を分析する
  • フラット35など別商品を検討する
  • 他の金融機関の住宅ローンを検討する
  • おまとめローンの利用を考える

それぞれの対応方法を具体的に解説します。

審査落ちの原因を分析する

住宅ローンの審査に落ちてしまった場合、まずやるべきことは「なぜ通らなかったのか」の分析です。銀行は審査落ちの理由を教えてくれないため、返済負担率や信用情報、勤続年数や年齢などに問題が無かったかを自分で考えてみましょう。

住宅ローンの審査結果は運で変わるものではありません。審査落ちの原因を特定せずに再審査に挑めば、再び落ちて手間だけがかかってしまう恐れもあります。まずは自己分析を通じて、改善すべきポイントを明確にすることが重要です。

フラット35など別商品を検討する

審査に落ちたものとは異なる審査基準の住宅ローン商品を検討してみましょう。審査基準が比較的緩やかとされているフラット35などが、代表的な選択肢となります。フラット35は、住宅金融支援機構と金融機関が提携して提供する長期固定金利型のローンです。

一般的にフラット35は団体信用生命保険(団信)への加入が任意であり、健康状態に不安がある人でも利用しやすいとされています。しかし、三井住友信託銀行では団信加入を必須条件として求めているため、注意してください。

団信に加入せずフラット35を利用したい場合は、他の金融機関の利用も検討しましょう。また、団信は住宅ローン契約者が死亡や高度障害などで支払い不可能となった場合に残りのローン残高を肩代わりしてくれる保険です。

団信がない場合で万が一の事態が起こると、家族に負担が向かう点に留意しておきましょう。フラット35については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
フラット35とは?他の住宅ローンにない特徴や審査基準、メリットを解説!

他の金融機関の住宅ローンを検討する

三井住友信託銀行の住宅ローン審査に落ちた場合でも、他の金融機関では審査に通る可能性があります。銀行ごとに審査基準や重視するポイントは異なるため、自分に合った金融機関を選ぶことが重要です。

たとえば、地方銀行や信用金庫は柔軟な判断をしてくれる場合があります。長年利用している金融機関があれば、その利用実績を考慮してくれるケースもあるでしょう。

ただし、短期間に複数のローン審査を申し込むと、信用情報に申込情報が多く残りかえって印象を悪くすることもあるため注意が必要です。慎重に金融機関を比較し、自分の状況に適した条件を提示してくれそうな銀行を選ぶようにしましょう。

おまとめローンの利用を考える

借り入れ件数の多さが原因で審査落ちしたと考えられる場合は、おまとめローンも1つの選択肢です。おまとめローンは、複数のカードローンや自動車ローン、リボ払いなどを一本化し、毎月の返済負担を軽減するためのローン商品です。

おまとめローンは各種返済を一本化できるため、借り入れ件数を減らすことに向いています。また、住宅ローンに対応しているおまとめローンを選べば、低金利で残債を支払うことも可能です。

ただし、おまとめローンの利用自体にも審査が必要な点には留意しておきましょう。借り入れを整理しつつマイホームを手に入れたい人は、おまとめローンの専門家に相談するのも選択肢の一つです。おまとめローンでお悩みの方は、ぜひまるっとローンへご相談くださいませ。
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まとめ | 三井住友信託銀行の審査基準は厳しい点を理解して対策しよう

まとめ | 三井住友信託銀行の審査基準は厳しい点を理解して対策しよう

三井住友信託銀行の住宅ローン審査基準は厳しいといえます。ただし、住宅ローンの審査は根本的に厳しいものです返済負担率や信用情報、勤続年数などが厳密にチェックされる点を理解したうえで、審査に挑みましょう。

審査通過に不安がある場合でも、借り入れ額や返済期間の調整、ペアローンや収入合算などで対策すれば、通過の可能性は十分にあります。審査に落ちても諦めず、審査落ちの原因を分析してから再挑戦することが大切です。

不安や悩みが消えない場合は専門家に相談しながら計画を立てることも有効です。自分だけで悩まず、安心してマイホームの夢を叶えていけるようにしましょう。

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