- 2025.05.07
- 2025.05.07
auじぶん銀行の住宅ローン審査は厳しい!落ちる理由や対策を解説
「auじぶん銀行の住宅ローンは審査が厳しい」と不安になっていませんか?いざ申し込もうとすると「自分でも審査に通るのか」とためらう方は少なくありません。特にネット銀行は店舗を持たないため、相談ができないのも悩みにつながります。
本記事では、auじぶん銀行の住宅ローン審査の特徴や、審査に落ちやすい理由、そして審査通過のための対策をわかりやすく解説します。自身の状況と照らし合わせながら、どのように住宅ローンの審査を準備すべきか確認していきましょう。
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auじぶん銀行の住宅ローンは審査が厳しい
auじぶん銀行の住宅ローンは、審査が厳しいと言われがちです。しかし、そもそも住宅ローンの審査は厳しいものであるという前提を把握しておきましょう。住宅ローンは高額かつ長期にわたるローン商品のため、金融機関はどうしても慎重になってしまうのです。
大切なことは、審査基準や審査落ちの原因の把握です。事前に準備すべきポイントを押さえておけば、より審査に通過しやすくなります。
住宅ローンの審査で見られるポイント
まずは、住宅ローンの審査で一般的にチェックされる項目を把握していきましょう。主に次の3点が、住宅ローンの審査基準として見られがちなポイントとなっています。
- 完済時年齢
- 健康状態
- 返済負担率
- 信用情報
それぞれの審査基準における詳細を解説します。
完済時年齢
住宅ローンの審査では、完済時年齢が非常に重視されます。完済時年齢は、返済を終える時点での年齢を意味する言葉です。多くの金融機関では完済時年齢の上限を80歳前後に設定しています。auじぶん銀行でも住宅ローンの利用条件に「申し込み時年齢が満18歳以上満65歳未満で、最終返済時が満80歳の誕生日までの顧客」を挙げています。
たとえば50歳の方が35年ローンを希望した場合、完済時には85歳となるため、審査で減額や期間短縮を求められる可能性があるでしょう。
完済時年齢は多くの金融機関がチェックする審査項目です。実際、国土交通省の調査では、98.5%の金融機関が完済時年齢を審査項目として挙げています。借り入れ時には年齢と希望返済期間のバランスを確認し、繰上返済や借り入れ期間の見直しも視野に入れることが大切です。
出典:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和5年度)」
健康状態
健康状態も住宅ローン審査において非常に重要な要素です。auじぶん銀行では、住宅ローン契約者に対して団体信用生命保険(団信)への加入が必須条件とされており、団信の加入では健康状態がチェックされます。
団信は、契約者が死亡または高度障害状態になった場合に保険金でローン残債を返済する制度です。加入にあたっては健康状態の告知が求められます。持病や治療中の病歴によっては加入が難しく、結果として住宅ローンの利用自体ができない場合もあるでしょう。
国土交通省の調査(令和5年度)でも、健康状態は完済時年齢に次いで96.6%の金融機関が重視している審査項目として挙げられているため、健康状態は業界的にも重要視される審査項目なのです。
なお、団信の加入が必須でない住宅ローンとしてフラット35というものが存在していますが、auじぶん銀行ではフラット35に対応していません。フラット35を利用したい場合は、他の金融機関を選ぶようにしましょう。
出典:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査(令和5年度)」
返済負担率
住宅ローンの審査では、返済負担率も重要な判断材料の一つです。返済負担率とは、年収に対して年間返済額がどの程度の割合を占めるかを示す指標です。金融機関は、借り過ぎによる貸し倒れリスクを防ぐために、返済負担率を重要視しています。
一般的に、多くの金融機関ではこの比率を30~35%以下に抑えることが望ましいとされています。たとえば年収500万円の人であれば、年間返済額が150万円を超えると審査上不利になる可能性があるでしょう。
住宅ローンを組む際には、物件価格だけでなく、返済負担率から逆算して月々の支払いが無理のない範囲に収まるかをしっかり見極めることが大切です。
信用情報
信用情報は過去の借り入れや返済履歴、延滞の有無などの情報です。金融機関は信用情報機関(CIC、JICCなど)から信用情報を取得し、申し込み者の信用力を審査します。
過去にクレジットカードや携帯料金の延滞がある場合、ブラックリストとして扱われます。ブラックリストの申請者はリスクの高い顧客とみなされるため、審査通過は極めて困難になるでしょう。
信用情報に不安がある場合は、住宅ローンの申請よりも信用情報の整理や延滞の解消を優先しましょう。
auじぶん銀行の住宅ローン審査で落ちる理由
審査基準を踏まえると、auじぶん銀行の住宅ローン審査で落ちる理由も見えてきます。代表的な理由を見ていきましょう。
- 返済期間が長すぎる
- 団信に加入できない
- 勤続年数が短い
- 信用情報にキズがある
それぞれの理由について解説します。
返済期間が長すぎる
住宅ローンの返済期間が長すぎると、auじぶん銀行の審査において不利に働く可能性があります。一般的に返済期間が延びれば月々の支払額は抑えられますが、完済時年齢がより高齢になるため、金融機関は貸し倒れリスクに敏感になるのです。
auじぶん銀行では最長35年までの返済期間が設定可能ですが、申し込み者の年齢によっては希望通りの年数が認められない場合があります。45歳の方が35年ローンを希望すると完済時年齢が80歳を超え、審査基準に抵触してしまうでしょう。
返済期間の設定は、完済時年齢と返済負担のバランスを考慮して慎重におこなうことが大切です。
団信に加入できない
auじぶん銀行の住宅ローンを利用するには、原則として団体信用生命保険(団信)への加入が必須条件となっています。
申し込み者が健康上の理由で団信に加入できない場合、auじぶん銀行の住宅ローンの審査には通過できないでしょう。他の金融機関を検討することが大切です。
勤続年数が短い
転職したばかりなどで勤続年数が短い場合も、住宅ローン審査では不利に働く可能性があります。多くの金融機関では安定した収入の継続性を重視しており、勤続年数が短いと収入の安定性が不十分」と判断されてしまうのです。
住宅ローンの利用と転職は同時におこなわないようにしましょう。どうしても転職したい場合には、住宅ローンの審査に通過した後におこったほうが賢明です。
信用情報にキズがある
信用情報にキズがある場合、いわゆるブラックリストだと住宅ローン審査に通るのは非常に難しくなります。クレジットカードやローンの支払い遅延、延滞、債務整理、強制解約といった履歴はブラックリストの原因となります。
金融機関ははCICやJICCなどの信用情報機関を通じて過去の返済履歴を確認します。延滞や異動情報があれば返済能力に疑問があると判断され、審査に落とされてしまうでしょう。
ブラックリストは基本的に延滞の支払いから5年程度で消えるとされています。ただし、任意整理や自己破産といった債務整理に関する情報は最大10年程度保存される可能性があるため注意してください。
auじぶん銀行の住宅ローン審査に通るための対策
住宅ローンの審査に通るためには、次の対策を取ることが求められます。
- 書類を正確に作成する
- 完済時年齢と返済負担率を意識した返済計画を練る
- 収入合算やペアローンを検討する
それぞれの詳細を解説します。
書類を正確に作成する
住宅ローン審査に通るためには、提出する書類の正確さがとても重要です。特にネット銀行であるauじぶん銀行では、対面での確認やヒアリングがおこなわれないため、書類ミスは自分で気付かないと直すことができません。
書類の記載内容に誤りや不備があると、信用力に問題があると見なされ審査に落ちるリスクが高まります。正確に記入できるように、厳重なチェックを欠かさないようにしましょう。
完済時年齢と返済負担率を意識した返済計画を練る
完済時年齢と返済負担率を両立させた返済計画を立てましょう。完済時年齢の上限は80歳未満で、また、年間返済額30〜35%以下の返済負担率が目安となります。
この2つの条件を同時に満たすためには、借り入れ期間の短縮や頭金を増やすなどの工夫が必要です。購入するマイホームの設備やオプションを見直し、物件価格を下げるといったことも選択肢の一つです。
住宅ローンは高額な借り入れになりがちで、どうしても審査は厳しくなってしまいます。しかし無理なく返済できる計画を立てれば、審査通過の可能性はより高められるでしょう。
ペアローンを検討する
申し込み者単独では返済負担率が高くなる、または借り入れ希望額に対して年収が不足している場合には、ペアローンも検討してみましょう。
ペアローンは、2人それぞれが別々のローン契約者となり、それぞれの収入に応じて借り入れをおこなう仕組みです。申し込み者単独では借りられない金額のマイホームでも、住宅ローン審査に通過する確率が高まるでしょう。
ただし、ペアローンは契約や手続きが複雑になるほか、双方の信用情報や健康状態も審査対象となる点に注意してください。
auじぶん銀行の住宅ローン審査に落ちた時の対処法
住宅ローンの審査に落ちた場合でも、焦ったり諦めたりする必要はありません。対処法を把握し、次の審査に備えるようにしましょう。主な対処法は次の3点です。
- 審査落ちの原因を検討する
- 信用情報をチェックする
- 他の金融機関の利用を検討する
それぞれの詳細を解説します。
審査落ちの原因を検討する
住宅ローン審査に落ちてしまった場合、まず取り組むべきなのは「なぜ落ちたのか」を冷静に分析することです。審査結果の詳細な理由は金融機関側から開示されないため、自身の申し込み内容や状況を振り返って原因を推測する必要があります。
原因としては、「勤続年数が短かった」「返済負担率が高すぎた」「信用情報に遅延履歴があった「団信に加入できなかった」などが挙げられます。思い当たる点がないかどうか考えてみましょう。
また、書類の不備や記載ミスも見落とせないポイントです。審査に落ちたからといって落胆せず、まずは状況を整理し、改善の余地があるかを確認しましょう。
信用情報をチェックする
住宅ローンの審査に落ちた際は、自身の信用情報がブラックリストに入っていないか確認することが重要です。信用情報は、CICやJICCなどの信用情報機関に本人が直接開示請求することで確認できます。
なお、「ローンがある=ブラックリスト入り」と勘違いされる方もたまにいますが、ローンそのものは金融事故ではない点に留意してください。延滞や金融事故がなければ住宅ローンを借りられる可能性はあるため、落ち着いて審査の準備を進めましょう。
借金ありでの住宅ローンについては、こちらの記事もご覧ください。
借金ありも審査に通る?最大500万円を住宅ローンに上乗せする方法を解説
他の金融機関の利用を検討する
auじぶん銀行の住宅ローン審査に落ちた場合でも、すぐにあきらめる必要はありません。他の金融機関であれば、審査基準が異なるため、通過できる可能性があります。
地方銀行や信用金庫などは、申し込み者の状況を柔軟に判断してくれるケースもあります。勤続年数や信用情報に多少の不安がある場合でも相談に応じてくれる可能性もあるでしょう。
また、フラット35のように団信加入が任意の住宅ローン商品もあるため、健康状態に不安がある人にも選択肢が広がります。住宅ローン審査に落ちた時のほかの選択肢はこちらで解説しています。
住宅ローンの審査に落ちたときはどうするべき?解決策やNG行動を解説
まとめ|審査の厳しさを踏まえてauじぶん銀行の住宅ローンを活用する
auじぶん銀行の住宅ローン審査は、他の金融機関と同様に厳しいものがあります。勤続年数の短さや信用情報のキズ、団信への加入不可などの要因が審査落ちにつながる可能性がある点に留意してください。
しかし、審査基準を正しく理解し、書類の準備や返済計画をしっかり立てれば通過の可能性は高められます。また、万が一審査に通らなかった場合でも原因を分析し対策を講じることが大切です。
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