- 2025.04.07
- 2025.04.07
大分銀行の住宅ローン審査は厳しい!メリット・デメリットも解説
「大分銀行の住宅ローンは審査が厳しいって本当?」といった不安を感じてはいないでしょうか?住宅は人生で最も大きな買い物のひとつです。不安を抱えたままローンを申し込むのは、誰しも避けたいところでしょう。
この記事では、大分銀行の住宅ローン審査は「本当に厳しいのか?」という疑問や、審査で見られるポイントについて解説します。大分銀行で住宅ローンを利用するメリットやデメリットまでわかりやすく解説するため、ぜひご覧ください。
人気住宅ローン相談サービス!
住宅ローンの
無料相談~物件紹介・引き渡しまで
まとめて依頼できる!
年間相談件数2,176件のまるっとローンは金利の安い住宅ローンで借入をまとめることができるので、 お借入れがある方にもおすすめです。
気になる方は、登録不要の簡易シミュレーターで、
どれぐらいの金額の融資が受けられるかチェックしてみてください!
大分銀行に限らず基本的に住宅ローンの審査は厳しい
まず、大分銀行の住宅ローン審査は厳しいものですが、そもそも住宅ローンの審査そのものが厳しいという事実を把握する必要があります。
住宅ローンは高額な融資です。長期間にわたる返済を前提とするため、金融機関は慎重な審査をおこなわなくてはなりません。「審査が厳しい」というとメガバンクのイメージが湧くかもしれませんが、大分銀行のような地方銀行も例外ではありません。
多くの金融機関は、年収・勤続年数・信用情報・他社での借り入れ状況といった複数の要素を総合的にチェックして住宅ローンの審査をおこないます。審査項目に問題があると融資を受けられない可能性は高いため、住宅ローンの審査は「厳しい」と感じてしまうです。
住宅ローンの審査全般については、こちらの記事もぜひご覧ください。
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説
大分銀行の住宅ローン審査で見られる要件
大分銀行の住宅ローン商品「夢ホーム100%」では、申し込みに際して複数の審査要件が設けられています。基本的な条件は次の通りです。
- 借入時年齢;満18歳以上70歳以下
- 完済時年齢;満85歳未満
- 日本国籍または永住許可
- 団体信用生命保険に加入できる(保険料は大分銀行が負担)
- 大分保証サービス㈱の保証が得られる
さらに、収入に関する要件も求められます。与所得者の場合は年収200万円以上、個人事業主は直近2年間の平均所得が350万円以上、法人代表者であれば年収350万円以上が必要です。
また、安定した収入が継続して見込めることが前提とされ、個人事業主・法人代表者には3年以上の営業実績が求められます。
参考:大分銀行「大分銀行の住宅ローン「夢ホーム100%」について」
大分銀行の住宅ローン審査における目安
「大分銀行の住宅ローン審査基準を通過するためには何が必要なのか」「厳しいとされるが具体的にはどの程度なのか」といった疑問を解消しましょう。
大分銀行の住宅ローン審査における目安は次のとおりになっています。
- 返済負担率は年収の30~40%以内
- 借り入れ期間は50年以内
- 連帯保証人が必要なことも
それぞれの詳細を見ていきましょう。
返済負担率は年収の30~40%以内
住宅ローン審査において重要な指標のひとつが返済負担率です。返済負担率は年間の返済額が年収に占める割合を指す言葉で、大分銀行でも年収に応じた基準が設けられています。
大分銀行における返済負担率の目安は次のようになっています。
- 税込年収200万円以上400万円未満の方:年収の30%以内
- 税込年収400万円以上600万円未満の方:年収の35%以内
- 税込年収600万円以上の方 :年収の40%以内
返済負担率では住宅ローンだけでなく、他者の借り入れ(車のローンやクレジットカードの分割払いなど)も含めて算出されます。住宅ローン以外の借り入れがある人は注意してください。
借り入れ期間は50年以内
大分銀行の住宅ローンでは、借り入れ期間は50年までとなっています。返済に50年以上がかかるローンは組めないため注意しましょう。
しかし、この50年の上限いっぱいまで借りられるとは限らない点も把握しておいてください。実際の期間は、申し込み者の年齢や収入状況、完済時年齢とのバランスを見て調整されるでしょう。
大分銀行の完済時年齢は原則85歳未満とされているため、35歳でローンを申し込む場合は最大でも50年の借り入れが可能です。しかし50代での申し込みであれば、現実的な期間は30年以下になるでしょう。
連帯保証人が必要なことも
大分銀行の住宅ローンでは、申し込みの状況によって連帯保証人が必要になるケースがあります。まず代表的なのは、年収合算をおこなう場合です。特に配偶者の収入を合算して借り入れ額を増やす場合、その配偶者が連帯保証人となる必要があります。
なお、年収合算の対象は今後も同居する配偶者に限られます。
また、住宅ローンの担保となる物件が申し込み者本人以外の所有物件である場合、その担保提供者も連帯保証人になる必要があります。万一の債務不履行時に担保の処分権限が絡むためです。
大分銀行の住宅ローン金利
大分銀行の住宅ローンでは変動金利と固定金利を利用できますが、基本的なプランに加えて特別金利やプレミアム金利が利用できる場合があります。それぞれのケースごとに金利の詳細を見ていきましょう。
基本の変動金利
大分銀行の住宅ローンでは変動金利型の金利が利用できます。金利は大分銀行の短期プライムレートを基準として独自に決定され、年2回自動的に更新される仕組みとなっています。
変動金利は、金利が下がれば返済負担を抑えられるメリットがあります。一方で、市場の金利上昇により将来的に返済額が増えるリスクもあるため、金利の動向に注意しながら資金計画を立てることが大切です。
2025年4月時点では、変動金利は2.875%に設定されています。ただし、これは優遇処理のない通常金利です。特別金利やプレミアム金利の適用でよりお得になる可能性もある点に留意しておきましょう。
基本の固定金利
大分銀行の住宅ローンでは、一定期間金利が変わらない固定金利型も選択可能です。固定期間は2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年から選択可能です。
固定期間は返済額の安定を重視する方に適したプランで、返済計画を立てやすい点が大きなメリットになるでしょう。
2025年4月時点では、変動金利は次のように設定されています。
- 固定金利2年:3.600%
- 固定金利3年:3.650%
- 固定金利5年:3.850%
- 固定金利7年:4.000%
- 固定金利10年:4.000%
- 固定金利15年:4.500%
- 固定金利20年:4.900%
なお、固定金利にも特別金利が用意されているため、よりお得に利用できる可能性があります。
特別金利
大分銀行の住宅ローンでは、一定の条件を満たすことで特別金利(優遇金利)が適用される仕組みがあります。特別金利は、通常の店頭金利から大幅に引き下げられた金利で、変動型・固定型のどちらでも利用可能です。
特別金利の適用条件は、次のとおりになっています。
- 大分銀行アプリのダウンロード
- 大分銀行で給与振込または年金受取をする
- WEBで申し込み
- キャッシュ・クレジット一体型カードのMelody plusなどを申し込み・契約済
- スマート通帳利用の方
- カードローンを正式に申し込み
- 大分銀行で無担保ローン(証書貸付)を申し込みした
- 大分銀行ほけんプラザまたは営業店で保険の相談をした
特別金利が適用されると、住宅ローンは変動金利の場合で0.800%、固定金利は5年で1.65%、20年で2.300%まで引き下げられます(2025年4月現在)。
【変動金利限定】プレミアム金利
大分銀行では、変動金利型限定でプレミアム金利を利用できます。プレミアム金利は特別金利よりも優遇された制度で、条件を満たすことでお得に住宅ローンを利用できるようになります。
プレミアム金利の条件は次のとおりです。全ての条件を満たす必要があります。
- 年収400万円以上または合算年収が600万円以上(合算は夫婦連帯債務に限る)
- 以下のうち、1つ以上の取引がある
・大分銀行で給与振込がある
・WEBで申し込み
・キャッシュ・クレジット一体型カードのMelody plusなどを申し込み・契約済
・スマート通帳利用の方
・カードローンを正式に申し込み
・大分銀行で無担保ローン(証書貸付)を申し込みした
・大分銀行ほけんプラザまたは営業店で保険の相談をした
住宅ローンに申し込む前に、条件を適用できないかチェックするようにしましょう。
大分銀行で住宅ローンの審査を受けるメリット
大分銀行で住宅ローンを利用すると、次のようなメリットを期待できます。
- 大分の住宅事情に詳しい銀行に相談できる
- 対面で相談ができる
- 他行からの借り換えもできる
大分銀行の審査は厳しいとされますが、融資を受けられればよいかたちで住宅ローンを利用できるでしょう。
大分の住宅事情に詳しい銀行に相談できる
大分銀行で住宅ローンを申し込むメリットのひとつは、地元密着型の親切な相談対応を受けられる点にあります。大分銀行は県内に多数の支店を持つため、地域の不動産市況や地価、施工会社の特徴など、大分ならではの住宅事情に精通しているのです。
そのため、住宅ローンの手続きだけでなく、「このエリアの地価は将来どうなるか」「新築と中古、どちらがローンに向いているか」といった地域密着ならではのアドバイスが得られるでしょう。
対面で相談ができる
大分銀行では住宅ローンの利用前に、店舗での対面相談が可能です。利用者の不安や疑問にじっくり向き合ってくれるため、初めて住宅ローンを組む人でも安心できるでしょう。
「人に直接聞ける」「その場で資料を見ながら相談できる」といった要素は大きいものです。また、自分の年収や勤続年数でどのくらい借りられるか、どの金利タイプが合っているかなども具体的に相談できます。
他行からの借り換えもできる
現在、他の銀行で住宅ローンを利用中の方も、大分銀行への借り換えが可能です。住宅ローンの返済で悩んでいる人でも、金利の引き下げや毎月の返済額の軽減を期待できます。
借り換えには費用や手数料が発生する場合がありますが、長期的な返済計画を考慮すると総返済額の削減につながるケースも多いのです。既存の住宅ローンでお悩みの方は検討してみてください。
また、住宅ローンのお悩みは大分銀行にも相談できます。特に既存の住宅ローンやほかの借金で悩んでいる方には、おまとめローンもおすすめです。おまとめローンの相談なら、ぜひまるっとローンへご用命くださいませ。
▼まるっとローンの相談はこちらから
大分銀行で住宅ローンの審査を受けるデメリット
大分銀行の住宅ローンには多くのメリットがありますが、次のようなデメリットも意識しておく必要があります。
- 利用は大分周辺に限られる
- 審査基準が比較的厳しい可能性がある
- 費用がかかる
それぞれのデメリットを把握して、住宅ローンを賢く利用できるようにしましょう。
利用は大分周辺に限られる
大分銀行の住宅ローンは、基本的に大分県およびその周辺地域に在住または勤務している方を対象としています。県外に住んでいる方や、将来的に転勤・移住の可能性がある方にとっては、利用に制約が出る可能性が否めません。
地元で暮らし続ける前提であれば心強いパートナーですが、いずれ県外に出る可能性がある場合には別の選択肢を考える必要もあるでしょう。
審査基準が比較的厳しい可能性がある
大分銀行の住宅ローン審査は比較的厳しい傾向にあります。大分銀行のような地方銀行の審査の厳しさはメガバンク以下ネット銀行以上といった傾向が見られ、「誰でも通れる」といったものではありません。
一般的に、住宅ローンの審査では、返済負担率や年収だけでなく、信用情報・勤続年数・雇用形態なども細かくチェックされます。たとえば、非正規雇用や転職直後の方、他に借り入れがある方などは、審査で不利になる可能性があるでしょう。
他行と比較して特別に厳しいというわけではありませんが、申し込み前には年収要件や信用情報に問題がないか確認することが大切です。不安がある場合には、住宅ローンの申し込み前に相談をするのもよいでしょう。
費用がかかる
大分銀行で住宅ローンを利用する場合、次のような費用がかかります。
- 事務手数料:1件につき220,000円(税込)
- ローン保証料(保証料一括前払型か保証料分割後払型を選択)
- 印紙代
- 登録免許税
- 登記手数料
- 火災保険料
- 電子契約サービス利用手数料:1契約あたり11,000円(税込)
住宅ローンの利用で費用はつきものです。住宅の購入時には何かとお金が必要ですが、こうした費用を用意しておくことも求められます。
大分銀行の住宅ローン審査で必要な書類
住宅ローンの審査では書類の提出が欠かせないものです。大分銀行の住宅ローン審査で必要な書類のうち、自分で用意しなければならないものを抜粋して紹介します。
必ず必要な書類
まずは申込者全員が求められる書類をチェックしましょう。大分銀行の住宅ローン審査を受ける際、次の書類は欠かせないものとなっています。
- 住民票謄本または外国人登録済証明書
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 勤務先在籍確認資料
- 市町村発行の所得証明書
- 完納証明書(市町村発行)
勤務先在籍確認資料については、源泉徴収票(写し)、勤務先発行の在籍証明書、資格確認書、マイナポータルの雇用保険適用情報・健康保険証情報、健康保険証(2025年12月1日まで使用可能)などが挙げられます。
書類が不足していたり不備があると審査がスムーズに進まない原因となります。早めに必要書類を確認し、事前相談の段階で持参するようにしましょう。
連帯債務者・連帯保証人が必要な書類
大分銀行の住宅ローンでは、申し込み者だけでなく連帯債務者や連帯保証人にも書類の提出が求められます。必要な書類は次のとおりです。
- 所得証明書
- 住民票
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 固定資産評価証明書(担保提供者となる場合)
- 完納証明書(市町村発行)
なお、固定資産評価証明書は契約によっては不要な場合があります。事前に大分銀行と確認しておくようにしましょう。
物件の種類によって必要な書類
大分銀行の住宅ローンでは、購入する物件の種類によって必要な書類が異なります。たとえば新築住宅を購入する場合には、建築確認通知書や設計図面、工事請負契約書などが必要です。建物の内容や構造、安全性などを審査するうえで欠かせないのです。
一方、中古住宅を購入する場合には、売買契約書、登記簿謄本(全部事項証明書)、物件の概要書などが求められます。築年数や過去の所有者、物件の状態などを確認するための重要な資料です。
物件の種別によって提出すべき書類が異なるため、事前に金融機関や不動産会社と連携して準備を進めておくようにしましょう。
まとめ|大分銀行の住宅ローンの審査は厳しいがメリットも大きい!
大分銀行の住宅ローン審査は厳しい傾向にありますが、地元密着型の手厚いサポートや優遇適用時の低金利が魅力的です。年収や返済負担率などがしっかりチェックされるため、事前に要件を確認しておきましょう。
大分県周辺での住まいづくりを考えている人にとって、大分銀行には他行にはないメリットがあります。地元での家づくりを考えている方は、まずは事前相談から始めてみましょう。
「大分銀行の審査が厳しくて利用できそうにない」という人は、まるっとローンまでご相談ください。夢のマイホームを実現できるようお力添えさせていただきます。
▼まるっとローンの相談はこちらから