審査の甘いおまとめローンは存在しない

  • 2025.06.05
  • 2025.06.05

PayPay銀行の住宅ローンは審査が厳しい?通らない人や落ちたときの対処法を解説

PayPay銀行は、インターネットを中心にサービスを提供するネット銀行です。投資・預金・ローンなど、さまざまな金融商品を提供しており、住宅ローンの利用もできます。

しかし、ネット上では「PayPay銀行の住宅ローンの審査は厳しい」とする意見もあり、実情が気になる方もいるはずです。

本記事ではPayPay銀行の住宅ローンが厳しいとされる理由、審査でチェックされる項目を解説します。PayPay銀行住宅ローンの特徴や審査に落ちたときの対処法も紹介しているので、利用を検討する際には参考にしてください。

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目次

PayPay銀行住宅ローンの審査が厳しいとされる理由

PayPay銀行住宅ローンの審査が厳しいとされる理由

PayPay銀行住宅ローンの基本情報
融資限度額 2億円
金利 固定:1.380%
変動:0.780%
最長返済期間
繰り上げ返済の可否
連帯保証人 原則不要
資金の用途 居住する住宅に関する以下の資金

  • 戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
  • 戸建の新築
  • 借入中の住宅ローンの借り換え
  • 上記に伴う諸費用
申込条件 以下の条件を満たす人

  • PayPay銀行の普通預金口座を持っている方
  • 年齢が20歳以上65歳未満で、完済時に80歳未満の方
  • 前年度年収が200万円以上の方
  • 日本国籍の方または日本の永住許可を受けている外国籍の方
  • PayPay銀行が指定する団体信用生命保険に加入する方

参照:PayPay銀行|住宅ローン商品要項

PayPay銀行の住宅ローンの審査は、審査基準が公表されていません。しかし、貸し倒れのリスクがあることから、返済能力や申込者の信用性について厳格な審査が実施されると考えられます。

なお、PayPay銀行の住宅ローンの審査が厳しいと言われる理由としては、以下の点が挙げられます。

PayPay銀行の住宅ローンの審査が厳しいとされる理由
  • 申込条件に「前年度の年収が200万円以上(※)」という規定があるため
  • 事前審査と本審査の2段階で審査が実施されるため
  • 低金利な住宅ローンは審査が厳しい傾向にあるため

PayPay銀行の住宅ローンを利用するには、前年度に200万円以上の年収が必要です。審査は、事前審査と本審査の2段階で実施されます。

ただし、このような申込条件や審査方法は住宅ローンでよく見かける内容です。そのため、PayPay銀行の住宅ローンの審査が特段に厳しいというわけではないと考えられます。

また、低金利な住宅ローンは審査が厳しい傾向にあるものの、必ずしもすべての住宅ローンに該当するわけではありません。具体的な審査基準は不明なため、年収や借入希望額によっては審査を通過できる可能性は十分にあります。

(※)参照:PayPay銀行|住宅ローンメニュー 商品概要

PayPay銀行住宅ローンの審査でチェックされる項目

PayPay銀行住宅ローンの審査でチェックされる項目

PayPay銀行では、住宅ローンの審査基準を公表していません。しかし、一般的な住宅ローンの審査項目・貸し倒れのリスク・申込条件などを加味すると、以下のような項目をチェックされると考えられます。

  • 申込者の属性
  • 信用情報
  • 健康状態

申込者の属性

申込者の属性とは、年収・勤務状況などの情報です。チェックする項目は金融機関によって異なりますが、住宅ローンでは主に以下のようなものを確認されます。

申込者の属性
  • 年収
  • 年齢
  • 勤務状況(勤務先企業・勤続年数・雇用形態)
  • 家族構成

PayPay銀行の住宅ローンでも、上記のような項目を確認されていると考えられます。

ちなみにPayPay銀行の住宅ローンの場合、年収と年齢は申込条件にも定められた項目です。最低でも年収200万円、年齢20~65歳未満をクリアする必要があります。

また、年収については金額だけでなく、「安定しているか」もチェックされるのが一般的です。勤続年数が短かったり、アルバイトのような非正規雇用であったりするときは、審査にマイナスな影響を及ぼす可能性があります。

信用情報

信用情報とは、個人の金融取引の記録です。信用情報機関が管理をしており、ローンやクレジットカードの審査時に金融機関は、必ずと言って良いほどチェックします。信用情報にはさまざまな記録が登録されていますが、住宅ローンの審査で確認されるのは以下のような項目です。

住宅ローンでチェックされる信用情報
  • 債務整理・支払いの遅延や滞納の履歴
  • 借入状況
  • 申込履歴

債務整理・支払いの遅延や滞納の履歴があると、住宅ローンの審査で不利にはたらきます。基本的には審査の通過が難しくなるので、日頃から適切な金融取引を心がけましょう。

また、信用情報では申込者の借り入れ状況もチェックするのが一般的です。多額の借り入れがある場合には、返済能力を疑問視されるため、審査の通過が難しくなるでしょう。

なお、申込履歴は金融商品に申し込んだときの履歴です。短期間に複数の金融商品に申し込むと、審査で不利にはたらく可能性があるため注意しましょう。申込履歴は6ヶ月間ほど記録されるので、審査に落ちて次の金融機関へ申し込む際は、半年くらいは間隔を開けましょう。

健康状態

住宅ローンは返済期間が長期的になる傾向のため、申込者の健康状態もチェックされるのが一般的です。PayPay銀行の住宅ローンでも、審査項目になっている可能性が高いと考えられます。

また、健康状態は団体信用生命保険の加入審査でもよくチェックされる項目です。PayPay銀行の住宅ローンは団体信用生命保険の加入が必須となるため、持病や疾患などで健康状態が良くないと判断された場合、審査の通過が難しくなります。

PayPay銀行住宅ローンの審査の流れ

PayPay銀行住宅ローンの審査の流れ

PayPay銀行住宅ローンの審査は、大まかに以下のような流れで進んでいきます。

PayPay銀行住宅ローンの審査の流れ
  • STEP1.「住宅ローン申込ナビの登録」と事前審査
  • STEP2.本審査と団体信用生命保険への申し込み
  • STEP3.契約手続きと振込先金融機関の登録
  • STEP4.融資と登記手続き

STEP1.「住宅ローン申込ナビの登録」と事前審査

まずは、PayPay銀行の公式サイトにある住宅ローンのページより、「住宅ローン申込ナビ」の登録をおこないましょう。PayPay銀行の住宅ローンでは、「住宅ローン申込ナビ」を使用して進めていくため、必ず登録をしなければなりません。

登録が完了したら、「住宅ローン申込ナビ」の指示に従って事前審査に申し込みましょう。事前審査の所要時間は、当日~2営業日ほどです。審査結果は、「住宅ローン申込ナビ」に登録したアドレスにメールにて通知されます。

参照:PayPay銀行|お手続きの流れ

なお、以下の記事では住宅ローンの仮審査(事前審査)の概要や落ちる理由について解説しています。事前審査について詳しく知りたいときは、ご参照ください。
住宅ローンの仮審査とは?落ちる理由や本審査との違いを解説!

STEP2.本審査と団体信用生命保険への申し込み

事前審査に通過したら、本審査です。本審査ではより厳格な審査が実施されることになり、複数の書類を提出しなければなりません。本審査では、以下のような書類の提出が必要となります。

本人確認書類
  • 住民票の写し(世帯全員分かつ続柄が記載されたもの)
  • 健康保険証またはマイナポータルの健康保険証画面の画像
  • 職務経歴書(現職の勤続年数が1年未満の場合)
  • 雇用契約書または労働条件通知書(現職の勤続年数が1年未満または契約社員の場合)
収入を証明する書類
  • 源泉徴収票(直近の1年分)
  • 住民税決定通知書または住民税課税証明書
  • 給与明細書・賞与明細書(申込の当年や前年に転職をした場合)
物件に関する書類
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 資金計画書
  • 物件チラシ
  • 建築確認申請書(建築確認済書)
  • 請負契約書
  • 工事見積書

必要書類は物件のタイプや申込者の状況によって変わるため、申込時に確認しましょう。

PayPay銀行の住宅ローンでは、本審査とあわせて団体信用生命保険にも申し込みをおこないます。本審査の申し込みが完了したあと、保険会社からメールが送信されるので、指示に従って申し込みをしましょう。

本審査の所要時間は、書類の提出から3~10営業日です。審査結果は事前審査と同じく、メールで通知されます。

参照:
PayPay銀行|お手続きの流れ
PayPay銀行|住宅ローン本審査 必要書類チェックシート(PDF)

以下の記事では、住宅ローンの本審査における概要や審査中のNG行動を解説しています。住宅ローンの本審査について詳しく知りたいときは、あわせてご参照ください。
住宅ローンの本審査とは?必要書類や審査中のNG行為を紹介

STEP3.契約手続きと振込先金融機関の登録

本審査に通過したあとは、契約手続きに進みましょう。PayPay銀行の住宅ローンでは、以下のステップで契約手続きを進めます。

契約手続きに関する事前準備
(借入予定日の8営業日前まで)
  1. PayPay銀行に口座を開設
  2. 不動産会社とやり取りをして借入日を決定
  3. 「住宅ローン申込ナビ」から契約書の作成依頼
契約手続き
(借入予定日の5営業日前まで)
  1. 振込先の登録
  2. 金銭消費貸借契約の締結
  3. 司法書士との面談

契約手続きは大きく事前準備と契約手続きに分けられており、それぞれ期日が設定されています。契約手続きについては、本審査完了後に担当者から詳細の案内があるため、不明な点はきちんと確認しておきましょう。

参照:
PayPay銀行|お手続きの流れ
PayPay銀行|個人口座開設のお申し込み

STEP4.融資と登記手続き

契約手続きが完了したあとは、借り入れ予定日に融資が実行されます。その後、PayPay銀行指定の司法書士が登記申請をおこない、不動産登記を実施します。

なお、PayPay銀行の住宅ローンは、審査スピードの速さが特徴です。手続きをスムーズに進めれば、最短1ヶ月ほどで申込から融資までを完了させられます。

PayPay銀行住宅ローンに通らない人の特徴

PayPay銀行住宅ローンに通らない人の特徴

PayPay銀行の住宅ローンでは厳格な審査が実施されるため、申込者の中には審査に通過できない人もいます。ここからは、PayPay銀行住宅ローンに通らない人の特徴についてみていきましょう。

  • 借入希望額に対して年収が少ない
  • 現在他社から多額の借り入れをしている
  • 過去に支払いの遅延や滞納をしたことがある

借入希望額に対して年収が少ない

住宅ローンでは、返済比率を重視されるのが一般的です。返済比率は年収に対する年間の返済額の割合で、数値が低いほど返済負担が少なく、審査で有利にはたらきます。借入希望額に対して年収が少ないと返済比率が高くなるため、PayPay銀行住宅ローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

返済比率については、手取り額の30~35%くらいまでが目安とされているので、借入希望額を算出する際に参考にしましょう。以下は、手取り額400万円の場合のシミュレーションです。

手取り額400万円・返済比率35%で35年の住宅ローンを組む場合
400万円×35%=140万円(1年あたりの返済額)

140万円×35年(借入期間)=4,900万円(返済比率35%で可能な借入額)

上記は簡易的に計算したもので、金利や手数料などは加味していません。ひとつの目安として、参考にしていただければ幸いです。ちなみに日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」によれば、住宅の取得価格の平均は建売住宅で約3,179万円、マンションで約4,848万円でした。返済比率を計算する際に参考にしてみましょう。

参照:日本FP協会|主なライフイベントにかかる費用の目安

現在他社から多額の借り入れをしている

他のローンの借入残高が多いときも、PayPay銀行住宅ローンの審査に落ちやすくなるでしょう。先述した返済比率は、現在あるすべての返済額の合計で計算する仕組みです。借入残高が多いと返済額も大きいため、返済比率は高くなります。

PayPay銀行住宅ローンの審査に通過する確率を高めるには、可能な限り現在の借入残高を減らしておくことがおすすめです。返済比率を下げられるため、審査に受かる可能性を高められるでしょう。

また、借入件数が多い場合はできるだけ減らしておくのも効果的です。複数の金融機関から借り入れをする「多重債務」は、返済負担が大きいため、返済能力を疑問視される可能性があります。借入件数を減らしておけばマイナス要因を減らせるので、審査を有利に進めやすくなるでしょう。

過去に支払いの遅延や滞納をしたことがある

信用情報に遅延や滞納の履歴がある場合は、PayPay銀行の住宅ローンを利用するのは難しいでしょう。信用情報に遅延や滞納がある状態は「ブラックリスト」とも呼ばれ、住宅ローンの審査では大きなマイナス要因となります。

記録が残っている期間は、基本的にローンやクレジットカードの利用が困難なため、記録が消えてから申し込むのがおすすめです。遅延や滞納の記録期間は信用情報機関によって異なりますが、5~7年ほどが目安とされています。

遅延や滞納は思わぬところで生じているケースもあるため、PayPay銀行住宅ローンの審査に不安がある場合は、事前に信用情報を確認しておきましょう。信用情報は、信用情報機関に開示請求をすることで確認ができます。

なお、以下の記事では住宅ローンに落ちる人の特徴を詳しく解説しています。住宅ローンの審査に不安があるときは、ぜひ参考にしてみてください。
住宅ローン審査に落ちた人の12の特徴!再審査の通過率を上げるコツも紹介

また、住宅ローンの審査対策を講じたいときには、以下の記事もぜひご参照ください。住宅ローンの審査に落ちる原因や、審査通過率を高めるための対策を紹介しています。
住宅ローン本審査で落ちた5つの理由は?審査通過率を高める対策も解説

PayPay銀行の住宅ローンに落ちた場合の対処法

PayPay銀行の住宅ローンに落ちた場合の対処法

PayPay銀行の住宅ローンに落ちた場合は、以下の3つの対処を検討してみましょう。

  • 考えられる原因を改善して再度申し込む
  • ペアローンや収入合算の利用を検討する
  • 他の住宅ローンへ申し込む

考えられる原因を改善して再度申し込む

PayPay銀行の住宅ローンに落ちたときは、はじめに原因を分析してみましょう。審査に落ちた理由は教えてもらえないため、原因については自分で分析する必要があります。原因を改善して再度申し込めば、今後は審査に通過できるかもしれません。

主な対策としては、以下のようなものが挙げられます。

年収や借入希望額に問題がありそうな場合
  • 自己資金(頭金)を投じるまたは増やす
  • 他社の借入残高を減らす
  • キャリアアップや資格取得で収入を増やす
勤務状況に問題がありそうな場合
  • 正社員を目指す
  • 転職直後ならしばらくしてから申し込む
信用情報に問題がある
  • 遅延や滞納の記録が消えるまで待つ
思い当たるものがない
  • 申込内容や提出書類に不備がないか確認する

審査に落ちた原因は、1つだけとは限りません。審査に受かる確率を高めるには、思い当たるものすべてにおいて対策を講じましょう。

ペアローンや収入合算の利用を検討する

PayPay銀行住宅ローンの審査に落ちたときは、ペアローンや収入合算の利用を検討しましょう。ペアローンや収入合算は、夫婦や親子の2人で住宅ローンを契約する制度です。返済能力や信用性を高めることができるため、審査に受かりやすくなる可能性があります。

ただし、PayPay銀行の住宅ローンの場合、ペアローンや収入合算を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 原則として同居する夫婦・親子であること
  • 住宅ローンの申込条件を満たしていること

PayPay銀行住宅ローンのペアローンや収入合算は、同性パートナーや事実婚の場合でも利用が可能です。ペアローンや収入合算の詳細については、後述の「PayPay銀行住宅ローンの魅力」にて詳しく紹介しているので、そちらをご参照ください。

参照:PayPay銀行|ペアローン・収入合算

他の住宅ローンへ申し込む

PayPay銀行の住宅ローンに落ちたときは、他の金融機関が提供する住宅ローンを利用するのも選択肢です。審査基準は金融機関ごとに異なるため、別の住宅ローンであれば審査に通過できる可能性があります。

住宅ローンでは厳格な審査が実施されますが、審査基準は一律ではありません。審査がゆるい住宅ローンは存在しないものの、審査基準は金融機関によって若干の違いがあります。たとえば長年利用している金融機関なら、取引実績があるため、審査を有利に進められるかもしれません。

また、低金利な住宅ローンは審査が厳しいとされているので、金利が高めの金融機関の利用を視野に入れてみるのもよいでしょう。

以下の記事では住宅ローンの審査に落ちたときの解決策やNG行動を紹介しています。対策を検討する場合に参考にしてみましょう。
住宅ローンの審査に落ちたときはどうするべき?解決策やNG行動を解説

PayPay銀行住宅ローンの魅力

PayPay銀行住宅ローンの魅力

つづいては、PayPay銀行の住宅ローンを検討している方のために魅力を紹介します。

  • 保証料・一部繰り上げ返済手数料が無料
  • 借り換えなら金利を下げられる
  • ペアローン・収入合算での申し込みもできる
  • 団信は3つのプランから選べる
  • ペアローンで「ペア連生団信」を利用できる

保証料・一部繰り上げ返済手数料が無料

PayPay銀行住宅ローンは、保証料や一部繰り上げ返済手数料が無料です。諸費用が抑えられるため、余分な支出を減らせます。以下は、PayPay銀行住宅ローンの手数料をまとめたものです。

事務手数料 借入額×2.20%
繰り上げ返済手数料 一部繰り上げ返済 Web受付:無料

電話受付:5,500円/回

全額繰り上げ返済 電話受付のみ:3万3,000円
保証料 無料
条件変更 金利タイプの変更 Web受付のみ:無料
その他の条件変更 1万1,000円

一部繰り上げ返済手数料を無料にするには、Webで申し込みをする必要があります。

なお、住宅ローンは返済期間が長くなるほど、支払総額が増える仕組みです。PayPay銀行の住宅ローンは繰り上げ返済に費用が掛からないため、気軽に返済期間の短縮を図れます。

参照:PayPay銀行|手数料

借り換えなら金利を下げられる

PayPay銀行の住宅ローンは比較的金利が低めに設定されていますが、借り換えでの利用ならさらに金利を下げられます。新規で住宅を取得する方だけでなく、現在の住宅ローンに不満がある方にもおすすめです。

PayPay銀行住宅ローンの金利
新規借り入れ 変動金利:0.780%/年

固定金利:1.070~2.350%/年

借り換え 変動金利:0.749%/年

固定金利:1.070~2.350%/年

※2025年5月時点

ただし、固定金利タイプは金利引き下げがないので注意しましょう。固定金利は返済期間に応じて金利が変動する仕組みとなっており、返済期間が長くなるほど金利は高くなります。

参照:
PayPay銀行|住宅ローン(購入・借り換え)
PayPay銀行|金利

ペアローン・収入合算での申し込みもできる

PayPay銀行の住宅ローンは、ペアローンや収入合算を利用できるのがメリットです。親子や夫婦で協力して住宅ローンを組めるので、審査に不安がある方でも利用しやすいでしょう。

以下は、PayPay銀行の住宅ローンのペアローンと収入合算の概要をまとめたものです。

ペアローン 収入合算
概要 申込者2人がそれぞれで住宅ローンを組む 申込者2人の収入を合算して、1つの住宅ローンを組む
主たる債務者 申込者2人それぞれが債務を負う 申込者2人のうちいずれか1人
連帯保証人 申込者2人でそれぞれの保証人となる 主たる債務者でないもう1人
返済 申込者それぞれで自分の負担分を返済 主たる債務者
団体信用生命保険への加入 申込者それぞれで加入 主たる債務者のみ
住宅ローン控除の適用の可否 申込者それぞれで控除の申請が可能 主たる債務者のみ

ペアローンと収入合算は、特徴が大きく異なります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、利用する際はしっかりと家族で話し合って決めましょう。

参照:PayPay銀行|ペアローン・収入合算

団信は3つのプランから選べる

PayPay銀行の住宅ローンの団体信用生命保険では、以下にある3つのプランから選択が可能です。

一般団信 がん50%保障 がん100%保障
金利上乗せ なし なし +0.1%
加入可能な年齢 満65歳未満 満51歳未満 満51歳未満
基本保障
  • 死亡・高度障害保障
  • リビングニーズ保障(余命6ヶ月以内)
  • 重度がん保障特約
一般団信と同様 重度がん保障特約を除く、一般団信と同様の保障
がん保障 なし
  • がん診断でローン残高の50%を給付
  • 先進医療特約
  • がん診断でローン残高の100%を給付
  • 先進医療特約
  • がん診断一時金保障
その他 なし
  • 全疾病保障(入院限定)
  • 失業保障
  • 自然災害保障

参照:PayPay銀行|団信プランのご紹介

がん保証プランは、がんに関する補償が手厚いプランです。がん50%保障プランは金利上乗せなしで加入でき、がんと診断された際にローン残高の50%が給付されます。

がんは、日本人の男性の2人に1人(女性は3人に1人)が羅患する身近な病気です(※)。住宅ローンは返済期間が長期的になるため、万が一のことを考えてがん保障を手厚くしておくのもよいでしょう。

(※)参照:厚生労働省|がん対策について

ペアローンで「ペア連生団信」を利用できる

PayPay銀行の住宅ローンは、ペアローン専用の団体信用生命保険「連生団信」を利用できるのが大きな特徴です。ペアローンを利用した際、どちらかに万が一のことが発生すると、契約内容に応じて双方の借入残高が免除(減額)されます。

「ペア連生団信」でも3つのプランを利用できますが、単独向けの団体信用生命保険とは、金利の上乗せ率が異なります。

一般団信 がん50%保障 がん100%保障
金利上乗せ +0.2% +0.3% +0.4%

なお、がん先進医療特約や失業保障など一部の保障については、契約者(主たる債務者)のみが対象となるため注意が必要です。

ペアローン専用の団体信用生命保険が提供している住宅ローンは、現在のところ多くはありません。PayPay銀行の住宅ローンを利用する大きなメリットといえるでしょう。

参照:
PayPay銀行|ペア連生団信とは?
PayPay銀行|団信プランのご紹介

PayPay銀行の住宅ローンの審査に関してよくある質問

PayPay銀行の住宅ローンの審査に関してよくある質問

ここでは、PayPay銀行の住宅ローンの審査に関してよくある質問をまとめました。利用を検討する際は、参考にしてみてください。

PayPay銀行の住宅ローンの落とし穴は?

PayPay銀行の住宅ローンを利用する際は、以下の2つの点に注意が必要です。

  • 変動金利を選んだときの毎月の返済額が金利上昇の影響を受けやすい
  • 対面でのやり取りができない

PayPay銀行の住宅ローンは、「5年ルール」「125%ルール」が設定されていません。たとえば「5年ルール」は、返済額を5年間隔で見直すシステムのことです。このルールを採用している金融機関では、金利が上昇しても見直し時期までは返済額が変わりません。

PayPay銀行の住宅ローンは「5年ルール」が採用されていないため、金利が上昇するとすぐに返済額も変わる可能性があります。

また、対面でのやり取りができない点もデメリットです。住宅ローンは借入額が高額で長期的な利用となるため、「店舗で担当者とじかにやり取りをしたい」のような安心感を求める方もいるでしょう。

PayPay銀行の住宅ローンでは、電話や「住宅ローン申込ナビ」でのやり取りとなります。

住宅ローンの審査がゆるい銀行はある?

住宅ローンの審査がゆるい銀行は存在しません。住宅ローンの審査では、返済能力や信用性を厳格にチェックされるため、しっかりと準備をして申し込むことが大切です。

ただし、審査基準は一律ではありません。住宅ローンの審査に落ちたとしても、別の銀行の住宅ローンには受かる場合もあります。

PayPay銀行住宅ローンの本審査に落ちたときの対処法は?

PayPay銀行住宅ローンの本審査に落ちたときは、以下の3つの対策を検討しましょう。

  • 原因を改善して再度申し込む
  • ペアローンや収入合算の利用を検討する
  • 別の住宅ローンに申し込む

本審査に落ちたときの対処法を詳しく知りたい場合は、本記事の「PayPay銀行の住宅ローンに落ちた場合の対処法」をご参照ください。

PayPay銀行住宅ローンの審査の期間はどれくらい?

PayPay銀行住宅ローンの審査の所要時間は、以下のとおりです。

  • 事前審査…当日~2営業日
  • 本審査…3~10営業日

上記は、あくまでも目安となる期間です。申込内容によっては、さらに時間がかかる可能性があるため、ゆとりをもって申し込みをしましょう。

なお、PayPay銀行の住宅ローンは、審査が比較的スピーディーです。融資を急ぐ方にも向いているでしょう。

参照:PayPay銀行|【住宅ローン】審査にはどのくらい時間がかかりますか。

以下の記事では、住宅ローンの事前審査にかかる時間の目安や短くするコツを紹介しているので、あわせてご参照ください。
住宅ローンの事前審査にかかる日数は約1~3日程度!短くするコツも解説

PayPay銀行の住宅ローンの仮審査に通った後の流れは?

仮審査に通ったあとは、大まかに以下のような流れとなります。

  1. 本審査
  2. 団体信用生命保険への申し込み
  3. 契約手続き
  4. 融資の実行
  5. 不動産登記

仮審査を通過したあとも、基本的には「住宅ローン申込ナビ」を通じて手続きを進めていきます。本審査は複数の書類の提出が必要となり、厳格な審査が実施されるので、十分に対策を講じて臨みましょう。

住宅ローン審査に不安があるなら「まるっとローン」の利用も選択肢

住宅ローン審査に不安があるなら「まるっとローン」の利用も選択肢

住宅ローンは長期的な利用となることから、自分に合った商品を選ぶことが大切です。しかし、昨今では住宅ローンも豊富に提供されており、「どれが自分に合っているか分からない…」という方もいるでしょう。

住宅ローンにお悩みがあるときは、「まるっとローン」の利用をご検討ください。まるっとローンは、住宅ローンと他のローンをおまとめできるローンです。ローンに関する相談も承っており、金融のプロが最適なプランをご提案いたします。相談は無料ですので、住宅ローンに不安がある際は、お気軽にお問合せください。

PayPay銀行住宅ローンの利用時には十分な審査対策を講じましょう

PayPay銀行住宅ローンの利用時には十分な審査対策を講じましょう

PayPay銀行の住宅ローンは、審査スピードと充実した団体信用生命保険が魅力です。手続きがスムーズに進めば申し込みから1ヶ月程度で融資を受けられ、ペアローン専用の団体信用生命保険に加入できます。

ただし、審査は厳格に実施されるため、利用の際は十分な審査対策が必要です。本記事を参考にできる限りの対策を講じましょう。

また、PayPay銀行はネット銀行なので、対面でのやり取りができません。柔軟な対応には期待できない可能性があるため、メリット・デメリットを理解したうえで利用しましょう。

なお、住宅ローンの利用を検討する場合は、「まるっとローン」の利用もおすすめです。住宅ローンと他のローンをまとめてローン化できるため、返済の負担を抑えられます。無料でローンの相談も受け付けているので、住宅ローンで悩みがあるときはぜひ活用を検討しましょう。

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