- 2025.06.10
- 2025.06.10
りそな銀行の住宅ローン審査は厳しい?プランの詳細や利用するメリットを解説
りそな銀行の住宅ローン審査が厳しいか気になる方は少なくないでしょう。
住宅ローン審査でチェックされる点は基本的に公表されないため、難易度を事前に予測するのは困難です
そのため、審査通過率を高めるには各住宅ローン商品の詳細を知ったうえで、条件に沿った形で申し込む努力が必要となります。
この記事ではりそな銀行が提供する住宅ローン商品の条件と特徴を解説するので、申し込み時のご参考にしてください。
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りそな銀行の住宅ローン審査は厳しい?
りそな銀行の住宅ローン審査の難易度が厳しいかどうかを図ることはできません。
なぜなら、住宅ローン審査を行う金融機関は、申込人のどんな点をチェックして審査しているか公表しないからです。
金融機関ごとの審査難易度を正しく予測することはできないので、申し込み時は返済能力をアピールするためにできることは1つでも多く行うのが良いでしょう。
りそな銀行住宅ローンで審査されやすいポイント
金融機関がお金を貸したいと思うのは、「問題なく返済を続けられる人」です。
継続的に安定収入を得ており、万が一返済できなくなった時もカバーしてもらえる信頼を持つ人が基本的には住宅ローン審査に通過します。
ゆえに、多くの金融機関は以下の3点を重視した審査を行い、融資するか否かを決定しています。
- 返済が終わる時の年齢
- 健康状態や既往歴
- 借り入れた時の年齢
金融機関は住宅ローンの審査項目を公表していませんが、「令和6年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によって、上記が審査されやすいことは判明しています。
知っておくだけでも審査対策が練りやすくなるのでご覧ください。
返済が終わる時の年齢
返済が終わる時の年齢を「完済時年齢」と呼び、「令和6年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると98.4%の金融機関が審査項目としています。
完済時年齢は、現在の年齢にローンの返済予定期間を足して求められます。
申込人の完済時年齢が高いと、安定した収入源がない老後の期間も返済が続きかねません。
資産を切り崩して返済を続けることは、申込人は返済が続けられなくなるリスク、金融機関は貸し倒れリスクをそれぞれ抱えることになります。
そのため、金融機関は住宅ローン商品ごとに申込人の完済時年齢の上限を設定し、実質的に申し込める年齢の上限も定めているのです。
たとえば、りそな銀行のベーシックな住宅ローンは、最終返済時の年齢が「満80歳未満の方」が利用対象となっています。
りそな住宅ローンで35年ローンを組もうとすると、遅くても45歳を迎えるまでには審査通過しなければなりません。
資金を増やす間に利用条件の年齢を超えたら元も子もないため、利用したい住宅ローンの詳細は事前に知っておくことが重要です。
健康状態や既往歴
健康状態や既往歴も住宅ローン審査で確認されやすい項目で、「95.1%」の金融機関が審査項目の一つとして設定しています。
健康状態に不安がある方や、過去に大病を患った方は、病で返済を続けられない可能性があると判断されて審査落ちしかねません。
また、健康状態の悪さは、住宅ローン契約時に加入が義務付けられやすい「団体信用生命保険(団信)」への加入も難しくします。
団信に加入できないと、契約者が死亡したり障害を負ったりして返済不能になった時も保険が下りません。
保険金が支払われないと金融機関は融資金を回収することが困難になるため、申込人には団信に加入できる健康状態を求めるのです。
借り入れた時の年齢
借り入れた時の年齢は96.0%の金融機関が重視する項目です。
これを「借入時年齢」と呼び、完済時年齢と同様に審査時にチェックされます。
基本的には申し込み可能な年齢の範囲を示しており、借入時年齢が「満20歳以上満65歳未満」で、完済時年齢が「満80歳未満」といったようにセットで記載されるのが一般的です。
借入時年齢が若いと現役世代中に返済を続けやすくなるだけじゃなく、返済期間を伸ばして毎月の返済額を抑えやすくなります。
▼住宅ローン審査でチェックされる点は以下の記事でより詳しく解説しています▼
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説
りそな銀行の住宅ローンプラン
りそな銀行は多様な住宅ローンプランを用意しているのが魅力です。
自身の状況や希望に合わせて商品選びができるので、以下を参考にライフプランに合う住宅ローンを探してみてください。
- 住宅ローン(新規)
- りそな住宅ローン<親子二世代型>
- りそな住宅ローン【フラット35】
- りそな建てかえローン
- りそな住みかえローン
- 住宅ローン(借り換え)
- りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>
- りそな借りかえローン<リフォーム資金セット型>
- りそな凛next
- SX金利プラン
主な特徴と申し込み条件をそれぞれ紹介します(掲載している情報は2025年6月現在のものです)。
住宅ローン(新規)
りそな銀行が提供する基本的な住宅ローンプランです。
これからマイホームを手に入れたい方向けの商品で、1年から40年の間で返済を進められます。
金利タイプは「変動金利型」と「固定金利型」の2つで、新築・中古どちらの物件にも利用可能です。
【住宅ローン(新規)の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢は満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
金利の引き下げキャンペーンなども積極的に行っているのが魅力です。
申し込みや契約をWEBで完結させれば通常金利から「0.050%」、りそなの商品やサービスを普段から利用していれば「0.030%」の金利引下げを受けられます。
りそな住宅ローン<親子二世代型>
りそな銀行が提供する「親子ローン」です。
親子で住む家の購入や増改築時に利用できる商品で、親子で一緒に返済を続けていくのが特徴です。
親から子に返済を引き継げるので、親の年齢が多少高くても申し込むことができます。
実際に親の完済時年齢は80歳以上でも問題ありません。
【りそな住宅ローン<親子二世代型>の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢が満80歳未満(親は満80歳以上でも可)
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:原則必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
- その他条件:現在同居中、もしくは将来同居予定の親子(実子または養子)
親子で住む住宅のみ対象の商品ではありますが、二世代で共に返済できることから負担を抑えながらマイホームを入手しやすいともいえます。
りそな住宅ローン【フラット35】
りそな銀行と、フラット35を提供する「住宅金融支援機構」が提携して提供する住宅ローンプランです。
フラット35は完済まで金利が変わらないうえに、より多くの人が申し込みやすい条件が設定されています。
毎月の返済額を一定にしたい方や、働き方・年収などに自信がない方に特におすすめのプランです。
【りそな住宅ローン【フラット35】の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:70歳未満
- 勤続年数:制限なし
- 年収:制限なし
- 団信への加入:未加入でも可
- 融資金額:100万円以上8,000万円以内
- その他条件:返済負担率が一定以下(年収400万円以下:30%以下/年収400万円以上:35%以下)
団信への加入が義務ではない点も魅力的といえます。
りそなのフラット35は、融資後に住宅金融支援機構が債権を購入する「機構買取型」です。
銀行は融資した後にすぐお金を回収できるため、リスクヘッジである団信に加入しなくてもローンを組める仕組みとなっています。
りそな建てかえローン
建てた家が古くなったため、ローンは残っているが建て替えたいという方が利用できるプランです。
他社などで返済中のローン分も借りられるため、返済条件を改善する「借り換え」と同時に新たな借り入れができるようになっています。
【りそな建てかえローンの主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
返済中のローンが負担になっていても、りそな建てかえローンを利用すれば返済状況の見直しが図れます。
「3年以上正常に返済し続けている」ことが必須条件なので、検討する場合は今後も返済遅れがないよう注意してください。
りそな住みかえローン
家族構成やライフプランの変化に応じて、別のマイホームへの住み替えを検討する方もいるでしょう。
「りそな住みかえローン」なら、元の家の売却作業を行いつつ希望の物件を先行して入手できます。
先に物件を買っても、最長1年は新居のローン支払いが利息分のみなので、Wローンを防ぎつつ人気物件を手に入れることが可能です。
【りそな住みかえローンの主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
- その他条件:3年以上正常に返済している
ちなみに、「住宅売買同時型」を選べば、旧居の残債と新居の購入額を合わせて借りられます。
物件の担保価値を下がっている時などに特に役立つ嬉しいプランです。
住宅ローン(借り換え)
「返済している住宅ローンの条件が厳しい」とお悩みの方におすすめなのが、りそなの「借り換え」住宅ローンです。
毎月の返済額が高く、家計が圧迫されている方などには、借り換え専用ローンで返済条件を変更するのが良いでしょう。
既存のローンより、りそなの借り換えローンの返済金利が低ければ、自ずと毎月の返済額は少なくなります。
【住宅ローン(借り換え)の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
- その他条件:2年以上正常に返済している
保証会社の保証を受けられる
利息の支払いを減らすと返済期間が短くなったり、返済総額が減ったりします。
条件を見直して、より有利な返済をして貯金をしたい方におすすめです。
りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>
りそな銀行の「りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>」を選ぶと、中古物件の購入資金とリフォーム資金をまとめて1本のローンとして借りられます。
リフォーム資金も住宅ローンと同じ金利で借りられ、分割実行にも対応しているため支払い時期が異なる場合でも安心です。
【りそな住宅ローン<リフォーム資金セット型>の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
中古物件をお得に購入し、家族が住みやすい形にリフォームしたい方にとって魅力的な商品といえます。
りそな借りかえローン<リフォーム資金セット型>
返済中の住宅ローンをより良い条件に借り換えながら、マイホームのリフォーム資金も一緒にまとめて借りられるローンです。
ローンを1本にまとめられるので、リフォーム資金も住宅ローンと同じ低金利で借りられます。
【りそな借りかえローン<リフォーム資金セット型>の主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
- その他条件:2年以上遅延なく返済している
担保評価額の最高200%まで借りられるので、「融資額だけではリフォーム資金に足りない」ということもほぼありません。
住宅ローンの見直しとリフォーム資金調達を同時にできる便利な仕組みです。
りそな凛next
りそな銀行が提供する女性向け住宅ローンです。
4つの特典が付帯しており、急に働けなくなった時でも返済がサポートされます。
「就業不能時あんしん保険」に加入していれば、疾病などで就業できなくなった時でも返済は保険金にて行われます。
また、乳がんなどのリスクが高い女性に検討してほしい「3大疾病保障特約」には、金利に年0.15%を上乗せすることで加入可能です。
【りそな凛nextの主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満(就業不能時安心あんしん保険に加入する場合は満20歳以上満65歳以下)
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:50万円以上3億円以内
さまざまな病気に備えられるので、マイホームの入手を目指す女性は検討してみてください。
SX金利プラン
「ZEH(ゼッチ)」や「太陽光発電設備設置住宅」など、環境に配慮した指定の物件を購入する時に利用できる住宅ローンです。
【SX金利プランの主な申し込み条件】
- 申し込み年齢:満20歳以上満70歳未満/完済時年齢満80歳未満
- 勤続年数:給与所得者は勤続年数1年以上/給与所得者以外は勤続または営業年数が3年以上
- 年収:前年の税込年収が100万円以上
- 団信への加入:必須
- 融資金額:500万円以上3億円以内
脱炭素社会の実現につながる物件を購入する方に対し、さまざまな特典が付いています。
特別金利優遇などが受けられるため、環境配慮型物件を新規で購入する際はおすすめです。
りそな銀行住宅ローンで加入できる保険一覧
りそな銀行住宅ローンで加入できる主な保険を解説します。
住宅ローンの返済中に健康状態が悪化し、死亡や高度障害につながると残りの返済負担が家族に残ってしまいかねません。
なるべく団信などに加入し、家族にマイホームを残すための対策を取っておくことが重要です。
- 団信革命(特定状態保障特約付団信)
- 3大疾病保障特約
- がん保障特約
- ペア団信
- りそな住宅ローンワイド団信プラン
1つずつ解説するのでご覧ください。
団信革命(特定状態保障特約付団信)
りそな銀行の「団信革命」は、3大疾病だけでなく、ケガや病気で仕事ができなくなった場合や要介護状態になった場合でも保険金が下ります。
死亡や高度障害以外の仕事を続けられない状況や、介護が必要な場合まで幅広くカバーできるのが魅力的です。
【団信革命で住宅ローン残高が0円になる主なケース】
- 死亡
- 三大疾病の発症
- 要介護2以上と認定を受けた
- 腎臓病などで永久的に人工透析を受けることになった
- 事故で半身が麻痺した
借入日から90日以内に発症したがんなど、一部対象外となるケースもあるとはいえ、もしもの時に備えたい方にとって団信革命は強力な味方となるでしょう。
入院後に仕事復帰しても残高が0円になるケースもあるため、生活と闘病を並行しなければならない場合でも安心です。
3大疾病保障特約
「3大疾病保障特約」は、住宅ローンの返済中にがん・急性心筋梗塞・脳卒中にかかった場合に住宅ローン残高が0円になる保障です。
これらの病気は日本国民の死亡原因の多くを占めているため、ローンを組む時は必ずリスク対策を練らなければなりません。
3大疾病特約に加入すれば大病による返済不能リスクにも対応できるので、働き盛りでも安心してローンを組めます。
家族に返済負担を残さないためにも効果的です。
がん保障特約
がん保証特約は、りそな銀行所定のがんに罹患し、所定の状態になった場合に適用されます。
日本人の死因第一位である「がん」になっても、保険金を返済でカバーできる安定した保険です。
借入日より前に診断を受けた場合や、一部皮膚がんに罹患した場合は適用されませんが、ほとんどのがんに対応しているため、家族や親族をがんで亡くしているがん家系の方は検討するのが賢明です。
ペア団信
ペア団信は、ペアローンを組んだ二人が加入できる保険です。
二人のうちどちらかが所定の状態になると、お互いの住宅ローン残高が0円になります。
通常の団信だと、病気を患って返済が不可能になった人のローン残高しか保障されないため、残された側には返済や家庭運営の両方の負担がのしかかります。
しかし、ペア団信なら片方が返済できなくなったタイミングでパートナーの返済義務もなくなるので、一方的に負担が降り掛かってくることがなくなるのです。
りそな住宅ローンワイド団信プラン
ワイド団信とは、通常の団信と比べて加入条件が緩和されている団信です。
既往歴がある方でも加入しやすいため、団信への加入が難しくて住宅ローン融資を諦めていた人の味方となります。
保証内容は通常の団信と一緒なので、万が一返済できなくなった時の備えも十分行うことができます。
りそな銀行住宅ローンのメリット
りそな銀行が提供する住宅ローンには多くのメリットがあります。
返済を続ける際に持つ不安は解消し、資金計画や家計にはプラスをもたらす可能性のあるメリットが豊富です。
- 団信革命の安心感が大きい
- つなぎ融資に対応している
- 他のサービスで優遇を受けられる
- 最高3億円まで融資を受けられる
- 借入期間が最長40年と長い
- 全国300以上の店舗で相談できる
1つずつ解説するので、検討中の方はご参考にしてください。
団信革命の安心感が大きい
りそな銀行の住宅ローンには、「団信革命」というりそな独自の団体信用生命保険が付けられます。
一般的ながんや心疾患に加え、介護状態や長期的な治療が必要な状態にまで保障が及ぶため、体の状態による返済の不安に幅広く備えられるのがメリットです。
「がん疾病」や「3大疾病」に備えられる一般的な団信も効果的ですが、保険が下りるハードルが高く設定されていることが少なくありません。
しかし、団信革命は保証範囲が広いため、従来の団信でカバーできなかった疾病による就業不能状態でも、返済の心配を減らせます。
つなぎ融資に対応している
つなぎ融資とは、家を建てる際や土地を購入する際に、住宅ローンが実行される前に必要となる資金を一時的に借りるためのローンです。
住宅ローンは通常、建物が完成し引き渡しを受けたタイミングで融資が実行されます。
しかし、注文住宅を建てる際には、土地代金や建築工事の着工金、中間金など、建物が完成するまでに複数回の支払いが必要になるのです。
こうした支払いは住宅ローンの融資前に発生するため、その資金をカバーするために「つなぎ融資」が役立ちます。
りそな銀行のつなぎ融資を活用すれば、土地の購入費や建築費の一部をスムーズに支払いながら、お金の心配をすることなく融資を待つことが可能です。
他のサービスで優遇を受けられる
りそな銀行の住宅ローンを利用すると、りそな銀行が提供する他のサービスで金利優遇を受けられます。
金利が優遇されれば返済負担を軽くなり、支出が減ることで家計の圧迫を防げたり、最終的な総返済額を抑えられたりします。
金利優遇を受けられるサービスと金利の引き下げ率は以下の通りです。
- カードローン:0.5%
- マイカーローン:最大2.900%
- 教育ローン:2.0%
- リフォームローン:1.475%
- フリーローン:0.5%
このように、住宅ローンと並行して必要になりやすいローン商品の優遇を受けられるのが魅力的です。
生活を支える資金をお得に借りられるので、りそな銀行の住宅ローンを契約する時は他のサービスの利用も検討してみてください。
最高3億円まで融資を受けられる
りそな銀行の住宅ローンでは、最高3億円まで融資を受けることができます。
この額は、メガバンクが提供する住宅ローンと同等の額です。
これにより、都心部の一等地や高額なマンション・注文住宅など、購入価格が大きくなる物件でも購入を検討できます。
借入期間が最長40年と長い
りそな銀行の住宅ローンは、最長40年までの借り入れ期間に対応しています。
住宅ローンの借入期間は35年を最長とする金融機関が多いですが、りそな銀行はさらに5年長い返済期間を設定可能です。
返済期間を長くすれば毎月の返済額を抑えやすくなり、生活に余裕を持ってローン返済を続けられます。
借り入れ期間を上手にコントロールして、ライフプランに合わせた融資を受けるようにしてください。
全国300以上の店舗で相談できる
りそな銀行は全国に300以上の支店があります。
事前予約をすれば、スタッフに直接住宅ローンに関する相談が可能です。
住宅ローン申し込みがはじめての方はもちろん、過去に審査落ちしたことがある方や、審査通過に不安がある方の相談も受け付けています。
プロからアドバイスを受けることで審査通過の確率を高められる場合があるので、活用してみてください。
りそな銀行住宅ローンのデメリット
りそな銀行の住宅ローンには豊富なメリットが揃っていますが、利用時には注意すべき点もあります。
ここでは、必ず知っておきたいデメリットを解説するのでご覧ください。
団信加入時は金利が上乗せされる
健康状態を害した時の返済リスクを和らげる「団体信用生命保険」ですが、加入した場合は保険料として金利が多少上乗せされます。
りそな銀行が提供する団信に加入した時の上乗せ金利は以下の通りです。
- がん保証特約:年0.10%
- 3大疾病保証特約:0.20%
- 団信革命:年0.25%
住宅ローンは何十年と返済が続くローン商品です。
ゆえに、たった少し金利が高くなるだけでも、最終的に支払う利息は非常に多くなります。
団信は返済リスクを回避するために必須レベルですが、将来的な収入や資金計画も加味して加入先を決めないと返済が困難になりかねません。
保証会社が一社のみ
りそな銀行の保証会社は、グループ会社の「りそな保証」1社のみとなっています。
複数の保証会社を用意している機関と比べると選択肢が少なく、審査時に不利になりかねません。
状況に合わせて保証会社を選びたいという人からすると、保証会社が限られているのはネックになりやすいでしょう。
りそな銀行住宅ローンに申し込む時の流れ
りそな銀行の住宅ローンに申し込む時の流れを解説します。
- WEBから事前審査に申し込む
- りそな銀行・保証会社によって本審査が実施
- 電子契約サービスを用いて契約手続きを実施
これから住宅ローンを利用したいと考えている方は、こちらの手順で申し込むと金利優遇が受けられるのでおすすめです。
WEBから事前審査に申し込む
りそな銀行の一部住宅ローンは、WEBから事前申し込みが可能です。
申し込みをスムーズに行うためにも、以下の資料を用意しておくのがおすすめです。
【勤め先に関する資料】
- 前年度の源泉徴収票
- 確定申告書
など
【物件に関する資料】
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- パンフレット等
金利優遇を受けるには、事前申し込みからWEBで行う必要があります。
店頭に足を運ぶ必要がないうえに、金利優遇まで受けられるため、ぜひWEB申し込みを活用してみてください。
りそな銀行・保証会社によって本審査が実施
事前審査に申し込んだら、りそな銀行と保証会社によって審査が実施されます。
事前審査は数日程度で終わることが多いですが、本審査は申込人の返済能力を正しく把握する必要があるため、2週間〜1ヶ月程度かかることも少なくありません。
審査は書類のちょっとしたミスでも落ちてしまうほど厳格に行われます。
審査落ちすると信用情報にその履歴が残り、他の審査にも影響を与えかねません。
必ず万全な準備をしてから審査申し込みに進んでください。
電子契約サービスを用いて契約手続きを実施
りそな銀行の「電子契約サービス」を使えば、24時間365日いつでも自宅からローン契約ができます。
2万円から6万円分の収入印紙代を省けたり、電子証明書によるセキュリティ対策が行われた環境下で契約できたりと、多くのメリットが存在します。
忙しくて店頭に行く時間を作れない人でも簡単にローン契約ができるので、審査通過した場合は積極的に利用してみてください。
▼住宅ローンに落ちたら再審査はできる?再審査時の注意点は以下の記事から!▼
住宅ローンに落ちたら再審査できる?審査落ちの理由や再審査時の注意点を解説
住宅ローン審査の悩みは「まるっとローン」にご相談を!
住宅ローン審査のお悩みは、年間相談数が2,000件を超える「まるっとローン」にお聞かせください。
お金と土地の知識を兼ね備えたプロのスタッフが、秘密厳守でお客様のお悩みに寄り添います。
他の借金があっても、住宅ローンを組んでマイホームを手に入れたいという方は少なくありません。
まるっとローンでは、自社のおまとめローンのご提案も含めて、他の返済も平行しながら住宅ローン融資を受けるためのアドバイスを行っています。
LINEやメールでお気軽にお問い合わせいただけるので、住宅ローンに関する不安がある場合はご利用くださいませ。