- 2025.04.07
- 2025.04.07
滋賀銀行の住宅ローン審査は厳しい!金利や審査の流れを解説
「滋賀銀行の住宅ローン審査は厳しいの?」と不安を抱えてはいないでしょうか。実際、住宅ローンの審査は必ず通るといったものではありません。利用を慎重になってしまうのも無理はないでしょう。
しかし審査の条件さえ満たせば、地元密着ならではのサポートを受けながら住宅ローンを組むことができます。金利や審査の流れも把握して、利用を検討してみましょう。
この記事では、滋賀銀行の住宅ローン審査が「厳しい」と言われる理由を解説します。地元でマイホーム購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
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滋賀銀行以外に限らず住宅ローンの審査は厳しい
住宅ローンの審査は、原則としてどの金融機関でも厳しく設定されています。貸し倒れを防ぐため、金融機関は返済能力や信用情報などを総合的に審査するのです。
滋賀銀行も例外ではありません。しかし大手金融機関よりは緩いとされることもあるため、必要以上に厳しい印象を持つ必要はないでしょう。
重要なことは、審査基準をしっかり把握して、それを満たせるようにしておくことです。一般的な住宅ローン審査基準については、こちらの記事でより詳しく解説します。ぜひあわせてご覧ください。
住宅ローン審査の基準を徹底解説!審査通過までの流れや落とされる理由も解説
滋賀銀行の住宅ローン審査基準
滋賀銀行の住宅ローン審査基準は公式には公開されていません。一般的な審査項目をベースに審査基準を見ていきましょう。
住宅ローンの審査基準としては、一般的に次のような要素がチェックされます。
- 返済負担率
- 完済時年齢
- 信用情報や属性情報
それぞれの詳細を解説します。
返済負担率
住宅ローンの審査において、返済負担率は重要な審査項目のひとつです。返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合を指す言葉です。「無理のない返済が可能かどうか」を判断する指標になります。
返済負担率の目安は年収の30〜35%以内とされています。たとえば、年収400万円の方が年間120万円(返済負担率30%)を超えるローン返済計画を立てた場合、審査では慎重に見られる可能性があるでしょう。
借り入れ希望額が年収に対して過大である場合や、他に返済しなければならないローンがある場合は、返済負担率は高くなりやすいため注意が必要です。
完済時年齢
住宅ローンの審査では、完済時年齢も重要な審査項目の一つです。完済時年齢は、住宅ローンをすべて返し終える時点での年齢を指します。住宅ローンは長期の返済計画が必要なため、完済時年齢が高すぎると「返済が間に合わない」と見なされかねないのです。
滋賀銀行では住宅ローンのプランの1つ「スーパー住宅ローン」の年齢の要件に「借り入れ時の年齢が満18歳以上満65歳未満の方で、最終ご返済時の年齢が満81歳の誕生日の前日までの方」と定めています。
たとえば、46歳で住宅ローンを申し込む場合、35年ローンは利用できません。完済時年齢の上限を考慮してローンを組むことが求められるのです。
参考:滋賀銀行「スーパー住宅ローン」
信用情報や属性情報
住宅ローンの審査では、申込者の信用情報と属性情報が重要視されます。信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの利用履歴・返済状況などを記録したものです。延滞や債務整理の履歴があると、住宅ローン審査で不利になる可能性があります。
属性情報とは、年収・勤続年数・勤務先の規模・雇用形態・家族構成など、申込者の生活・就労状況に関する情報を指します。たとえば、正社員で勤続年数が長く、安定した収入がある人は、審査においてプラス評価を受けやすくなります。
信用情報や属性情報は、借り入れ後も安定的に返済が可能かどうかを判断するための基準となっています。信用情報や属性情報で不利を負う可能性がないかどうか、予めチェックしておいてください。
滋賀銀行で利用できる住宅ローンの金利
滋賀銀行の住宅ローンでは、金利タイプを次の3つから選ぶことができます。
- 変動金利型
- 固定金利選択型(短期)
- 固定金利選択型(長期)
それぞれの金利ごとのメリット・デメリットを見ていきましょう。
変動金利型
滋賀銀行の住宅ローンでは、金利が市場の動向に応じて変動する変動金利型が利用できます。2025年4月1日現在、金利は年3.075%です。
金利が低下した場合に返済額が減少する可能性がある点がメリットですが、市場次第では増加してしまう点には注意が必要です。
参考:滋賀銀行「金利タイプの選び方」
固定金利選択型(短期)
滋賀銀行では、住宅ローンの金利タイプとして短期の固定金利選択型が提供されています。特約期間中の固定金利となっており、数年間だけ市場金利の変動に関わらず返済をおこなえます。
2025年4月1日現在、固定金利選択型(短期)の金利は以下の通りです。
- 3年固定:年3.75%
- 5年固定:年3.80%
特約期間終了後は、再度固定金利を選択するか、変動金利型へ移行するかを選択できます。
固定金利選択型(短期)のメリットは、特約期間中の返済額が確定するため、家計の計画が立てやすい点にあります。一方、借り入れ後に金利が上昇した場合は初めから長めの固定金利にしておいた方がお得になる可能性もあるでしょう。
固定金利選択型(長期)
滋賀銀行では、住宅ローンの金利タイプとして固定金利選択型(長期)も提供されています。特約期間中(7年、10年)、市場金利の変動に関わらず一定の金利が適用されるでしょう。
2025年4月1日現在、固定金利選択型(長期)の金利は以下の通りです。
- 7年固定:年3.80%
- 10年固定:年3.90%
短期と同様に、特約期間終了後は再度固定金利を選択するか、変動金利型へ移行するかを選択することになるでしょう。
固定金利選択型(長期)のメリットは、特約期間中の返済額が確定するため、長期的な資金計画を立てやすい点にあります。一方、特約期間中に市場金利が低下した場合でも、契約時の金利が適用されるため、低金利の恩恵を受けられない可能性があります。
滋賀銀行で住宅ローンの審査を受けるメリット
滋賀銀行で住宅ローンの審査を受けるメリットは、主に次の3点にあります。
- 滋賀県に詳しい行員のサポートを受けられる
- Web手続きで金利を下げられる
- 団信プランが選べる
特に地元で家を持ちたい人におすすめの銀行といえます。それぞれのメリットの詳細を見ていきましょう。
滋賀県に詳しい行員のサポートを受けられる
滋賀銀行の住宅ローンを利用する大きなメリットのひとつは、地元に精通した行員からサポートを受けられる点にあります。滋賀銀行には滋賀県を中心に展開する地方銀行として、地域に詳しいスタッフが在籍しており、相談にも柔軟に対応してくれます。
たとえば「このエリアの土地は固定資産税が高いのか?」「通勤を考えたらどの路線が便利か?」といった、単に金利や返済計画だけではない生活に密着した相談ができる点は、大手都市銀行では得がたい安心感です。
また、地元のハウスメーカーや不動産業者とのつながりが強いため、手続きのスムーズさにもつながります。地元で住宅購入を考える方にとって、滋賀銀行の地域密着型サービスは非常に頼もしい存在と言えるでしょう。
Web手続きで金利を下げられる
滋賀銀行では、住宅ローンの申し込みから契約までをWeb上で完結できるスーパー住宅ローンWEB申込プランを提供しています。このプランを利用することで、来店不要で手続きを進められるだけでなく、金利の引き下げも可能となります。
具体的には、変動金利型・事務取扱手数料定率型の場合、店頭表示金利から最大2.325%の引き下げが適用され、年0.750%からの低金利で借り入れが可能です(2025年4月現在)。
さらに、創エネ・蓄エネ設備(太陽光発電、蓄電池、エネファームのいずれか)を新たに設置する住宅や、省エネルギー性能表示制度「BELS(ベルス)」で★3つ以上の評価を受けたマンションを対象とした金利プランも用意されています。
参考:滋賀銀行「スーパー住宅ローンWEB申込プラン」
団信プランが選べる
滋賀銀行の住宅ローンでは、複数の団体信用生命保険(団信)プランが用意されており、利用者のニーズに合わせて選択できます。
団信は、返済中に契約者が万一の事態に陥った場合、残りのローンが保険金で支払われる仕組みの制度です。基本的に住宅ローン契約には必須の保険となっています。
- 死亡・高度障害保障
- がん保障特約付団信
- 3大疾病保障特約付団信
保険料は滋賀銀行が負担となっているため安心です。しかし、3大疾病保障特約付団信の場合は、金利に年0.2%上乗せした金利となる点に注意しましょう。
参考:滋賀銀行「スーパー住宅ローンWEB申込プラン」
滋賀銀行で住宅ローンの審査を受けるデメリット
滋賀銀行で住宅ローンの審査を受ける場合には、次の点に注意しておく必要があります。
- 基本的に滋賀県内がサービス対象
- 審査が比較的厳しい可能性がある
- 事務取扱手数料がかかる
それぞれの詳細を解説します。
基本的に滋賀県内がサービス対象
滋賀銀行の住宅ローンは、主に滋賀県内の顧客を対象としたサービスを提供している点に注意しましょう。京都府・大阪府でも支店を展開しているため、当該地域ならば住宅ローンを利用できる可能性もありますが、一部地域が対象外になるため注意が必要です。
具体的な対応地域については、滋賀銀行へ確認するようにしましょう。
審査が比較的厳しい可能性がある
滋賀銀行をはじめとする地方銀行の住宅ローン審査は、ネット銀行など比較して厳しい傾向があります。地方銀行はメガバンクほどではないにせよ厳しく審査をする傾向があるのです。
一方、ネット銀行は比較的柔軟な審査基準を設けている場合があります。 滋賀銀行の住宅ローン審査が厳しく落ちてしまった、という場合にはこちらの利用も検討してみましょう。
事務取扱手数料がかかる
滋賀銀行の住宅ローンを利用する際には、事務取扱手数料が発生します。この手数料は以下の2種類から選択可能です
- 手数料定率型借入金額の2.2%(税込)
- 手数料定額型一律55,000円(税込)
例えば、1,000万円を借り入れる場合、手数料定率型では220,000円、手数料定額型では55,000円の手数料が必要となります。融資額が大きい場合、定率型の手数料は高額になるため注意しましょう。
滋賀銀行で住宅ローンの審査を受ける流れ
滋賀銀行の住宅ローン審査は厳しいものですが、通過できれば様々なメリットを受けることができます。実際に審査を受ける場合は次のステップを踏むことになるため、事前にチェックしておきましょう。
- 滋賀銀行に相談する
- 仮審査を受ける
- 本審査を受ける
- ローン契約をおこなう
それぞれの段階の詳細も解説します。
Step1.滋賀銀行に相談する
滋賀銀行での住宅ローンを検討し始めたら、まずは直接に相談してみましょう。具体的な購入物件が未定の段階でも、資金計画や借り入れ可能額、金利タイプの選び方などについてアドバイスを受けることが可能です。
初めて住宅ローンを検討する方でも不安や疑問を解消しながら手続きを進められるよう、経験豊富な行員が親身にサポートしてくれます。
Step2.仮審査を受ける
事前相談が終わったら、次に仮審査の申し込みをおこないます。仮審査では、申込者の年収や勤続年数、借り入れ希望額、物件情報などをもとに、「住宅ローンの借り入れが可能かどうか」の大まかな判断が下されます。
必要書類には、本人確認書類(運転免許証など)、収入証明(源泉徴収票または確定申告書)、物件に関する資料などが含まれます。提出された内容をもとに、返済負担率や信用情報などがチェックされるでしょう。
仮審査についてはこちらの記事もあわせてお読みください。
住宅ローンの仮審査とは?落ちる理由や本審査との違いを解説!
Step3.本審査を受ける
仮審査を通過したら次は本審査に進みます。本審査は融資の最終判断を下すプロセスです。金融機関側は、信用情報機関からの照会結果や物件評価、収入の安定性、既存の借り入れ状況などを総合的に確認し、最終的な融資額や条件を決定します。
本審査では売買契約書の写しや住民票、印鑑証明書や源泉徴収票などが求められる場合があります。物件の登記簿謄本や建築確認書類など、不動産の権利や内容を確認する資料も必要になるケースがあるため、事前に確認しておきましょう。
審査期間は通常1週間〜3週間程度です。本審査の詳細についてはこちらの記事もご覧ください。
住宅ローンの本審査とは?必要書類や審査中のNG行為を紹介
Step4.ローン契約をおこなう
本審査を無事に通過したら、住宅ローンの契約手続きに進みます。従来の店頭での対面契約に加えて、Webで完結する電子契約にも対応しており、忙しい方でも柔軟に契約を進められるのが特徴です。
Web契約を利用する場合、スマートフォンやパソコン上で手続きを完了できるため、書類の郵送や来店の手間を省くことができます。
契約時にはローンの内容や返済スケジュール、保証や団信などの付帯条件について最終確認がおこなわれます。間違いや認識の相違がないかチェックしましょう。手続きが完了すれば融資実行日が決まり、資金が指定の口座に振り込まれます。
まとめ|滋賀銀行の住宅ローン審査は厳しいがメリットもある!
滋賀銀行の住宅ローンは、地域密着型ならではの丁寧なサポートや、Web完結型手続きによる金利優遇、団信の選択肢の多さなど利用者にとって多くのメリットがあります。一方で、他の金融機関と比較して審査がやや厳しくなる可能性には注意が必要です。
また、利用対象エリアが基本的に滋賀県近郊に限定されることも留意してください。利用ができるか不安になった場合は、専門家に相談することも有効です。
まるっとローンでは住宅ローンの相談全般を承っております。住宅ローンでお悩みがなにかございましたら、ぜひまるっとローンまでご相談くださいませ。
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